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レンジでチン!で味が染みる。超便利な圧力調理バッグを使ってみた!

  • 相馬由子

2018.03.12

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食材と調味料を入れてレンジでチンするだけで、よく煮込んだように味が染みた煮魚や肉じゃがなどの料理を作ることができる「リード プチ圧力調理バッグ」なる新商品が発売されると聞いて、その発表会に行ってきました。

時短したいけど罪悪感を感じたくない

この商品を開発したライオン、ヘルス&ホームケア事業部の山口翔平さんによると、働くお母さんの多くは、平日の夕食作りにおいて、お惣菜を買うなどの時短には抵抗感があるそう。できればちゃんと手作りした料理を家族に食べさせたいと考えています。まさに私もそんなふうにいつも考えている一人。そんな働くママの「罪悪感を感じない時短料理」を実現するために開発されたのが「リード プチ圧力調理バッグ」なのだそうです。

食材から出る蒸気を利用して食材を柔らかく、美味しく仕上げるこの商品。これを使えば、調理時間の大幅削減&美味しいごはんが実現できます。時短のための調理グッズやテクニックはいろいろあるけれど、この商品のアイデアは本当にすごいと思いました。

ジッパー付きビニールの中がプチ圧力状態に

では、いったいどんな商品なのでしょうか。簡単に言うと、ジッパー付きビニール袋の中でプチ圧力がかかって、短時間で料理が仕上がるというわけです。

なぜそのようなことが可能なのかというと、秘密は「蒸気口」にあります。まず食材と調味料を入れてレンジにかけると、食材から出る蒸気でバッグが膨らみます。その時、バッグ内は約1.1気圧、102度の「プチ圧力」がかかるのだそう。そして、その時に蒸気口が開き、圧力を調整してくれて、バッグの中で蒸気が対流するんです。それによって、あっという間に食材が柔らかくなり、味も染みるというわけです。

今回の発表会では、実際に「ブリのしょうが煮」を作れる体験コーナーもありました(写真上)。電子レンジにかけること約5分。あっという間に美味しい煮魚が出来上がり!

ちなみに、普通に鍋で調理した鯖の味噌煮と、この調理バッグで調理した鯖の味噌味を食べ比べられるコーナーもあり、私も食べ比べてみたところ、調理バッグで作ったもののほうが、鯖がふんわりと仕上がっていて美味しかったです。やはりプチ圧力の効果でしょうか。

和食、洋食、肉も魚も、作れる料理はいろいろ

煮魚のほかにも、肉じゃがやポトフ、鳥もも肉の照り焼き風、豚のしょうが焼き風、きのこリゾット、ビーフストロガノフなど、様々な料理を作ることができるそうです。商品を購入すると、その中にレシピ集が入っているほか、ホームページでも公開されていますので、専用レシピを元に色々作ってみましょう。

私も自宅で、公開されているレシピの中から、豚のしょうが焼き風を作ってみました。バッグ内に薄切りの豚肉と玉ねぎ、調味料をセットした状態が上の写真です。フライパンで焼いた味とは少し違いますが、お肉も柔らかく仕上がって大満足。家族みんなで美味しくいただきました。



食材と調味料を入れて冷凍しておくことも

また、この調理バッグの便利なところは、食材と調味料を入れた状態で冷凍保存しておけるところ。加熱すると開く蒸気口は、加熱前は閉じているため、保存バッグとしても使えるのです。

例えば、ママが夜遅くなる時など、食材と調味料を入れてセットして冷凍しておけば、パパ一人でも夕食の準備ができますね。電子レンジでの加熱時間を長めにすれば、冷凍のまま解凍せずに加熱してもOKだそう。鍋などの調理器具を洗わなくてもいいという点でも、パパのお留守番にピッタリと言えるでしょう。

私も「プチ圧力調理バッグ」を使って、いろいろな料理を作ってみたいと思います。

▶︎専用レシピサイトはこちら

相馬由子 Yuko Soma

ライター

1976年、埼玉県生まれ。夫と7歳の娘との3人暮らし。編集プロダクション、広告系出版社を経て独立。ウェブ、雑誌、書籍などで編集、執筆を手がける。最近では、子育て、アウトドア、旅、食などのテーマを担当することが多い。合同会社ディライトフル代表。

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