これからもずっと長く大切にしたい「たま木工さん」さんのお弁当箱をご紹介。たま木工さんは沖縄本島北部、やんばるに工房を構える木工屋さん。沖縄の自然豊かな地で育つ木を原料に使って唯一無二の家具や雑貨などをつくらています。
愛用!お弁当箱 まる (しのぎ)

わたしが買ったお弁当箱は「イタジイ」という木で作らています。イタジイは沖縄本島北部の森を特徴づける樹木で大きいものでは木の高さ約20m、幹の直径1mに達する常緑の広葉樹だそう。遠くから眺めるイタジイの森は、樹冠がもこもことしてブロッコリーのようにも見えると言われています。秋にはドングリなどを実らせ、冬の間エサの少ない森の動物たちにとっての貴重な食料にとして重宝されているそうです。
お弁当箱 まる (しのぎ)のサイズ

子供の手のひらサイズ直径約15cmほど。高さは5.5cmでした。
お弁当箱 まる (しのぎ)の仕上げ

外側は木の自然な風合いや感触を残るようにオイル仕上げを行い、内側はしっかりと防水を行うために黒漆で仕上げてあるそうです。

本体の中も綺麗に仕上がっています。
お弁当箱 まる (しのぎ)のお手入れ

艶がなくなってきたり、ざらざらした手触りになってきたらお手入れの合図だそう。お手入れをする際は木がよく乾いている状態でオリーブオイルかくるみ油をを木に馴染ませ、10分ほど置いてから布で拭き取り1日置いてから再び使用可能になるそうです(月一推奨)。使用中に気を付ける点は①長時間の漬け置きはしないこと。②洗った後はよく拭いて乾燥させること。③なるべく洗剤の使用は控えて水洗いすること(匂いが気になる場合は何度か洗って干してを繰り返してみることだそうです!)。
茶巾風てまり寿司を詰めてみた

春らしく(?)薄巻き卵を焼いてすし飯を包み、茶巾風てまり寿司を作って詰めてみました。なんとなくてまり寿司に帯も巻いた方が可愛いかなと思って青ネギを茹でたものを使い巻いてみたんですが、可愛いかも(個人の感想です)。あ、あと!すし飯にいりごまも混ぜていて、これがより好みの味になっていて嬉しい。ごま大好き~。
自家製「みょうがのピクルス」

茶巾風てまり寿司に彩りを与える役割に抜擢して添えたのは少し前に作った「みょうがのピクルス」。ピクルスと言ってはいるもののスパイスやハーブなどは入っていないので甘酢漬けに七変化させてみました(物は言いよう?)。

蓋を閉めてみた。すぐ開けて食べましたけどね。お気に入りのお弁当に詰めたはてまり寿司は冷めてもふんわり美味しい春にぴったりな一品でした。ごちそうさま。
TB - icoco
会社員 / 沖縄県 / LEE100人隊トップブロガー
46歳/夫・娘(18歳・9歳)・息子(11歳)/手づくり部・料理部・美容部/雑誌・Web「LEE」、そして100人隊が大好きです。小窓の住人として、書くこと・伝えることに夢中になっていたら、あっという間に5年目。これからも、LEEが大切にしているものを大切にして、ゆるりと日常を楽しみながら書き綴っていきたいと思います。衣食住はシンプルなカラーの中に時々はっきりとした色を取り入れるのが好き。北欧やビンテージの雑貨・家具・沖縄のものもお気に入り。服はきれいめカジュアルが多め。肩幅広め・中肉中背で、骨格ナチュラル。イエベ秋の濃いくすみ色が合うらしく、ブルべ冬にも少し寄っている(らしい)身長162cm。
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