お気に入りのピッチャー2つ|LEE掲載・石井佳苗さんのインテリア名品が好きです
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088 いちこ
2025.02.24 更新日:2025.02.26
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こんにちは、いちこです。
いつも素敵な連載「石井佳苗のインテリア名品」

LEE本誌で連載されている「石井佳苗さんのインテリア名品」を楽しみにしています。毎回本当に素敵なんです。
LEE3月号の名品は「ピッチャー」でした。
私もピッチャーが好きなので「そうそう、ピッチャーって魅力的ですよね!」と読みながら気持ちが高まりました。
私のお気に入り|緑色の美しいピッチャー

これが私のお気に入りのピッチャー。
10年くらい前に、長野県松本市に旅行に行った時、「松本民芸家具」の中央ショールームで一目惚れをして買い求めました。その時のことは鮮明に覚えているのに、作家さんや窯元のお名前を忘れてしまいました。手帳にイラストと共に書いた覚えはあるのに、その手帳も行方不明。この緑色からして、きっと織部焼きかな。

好きなところはまず色。グレーがかったアイボリーと、艶のある緑色、土の茶色。この3色の組み合わせがとても美しい。それから、ぽてっとした丸いフォルムが愛らしい。それなのに、くびれは色っぽくて、そのギャップもいい。
大好きです。
ピッチャーは実用品ですが、実はあまり使ってはいません。忘れた頃に、ざる蕎麦のつゆ薄める水差しとして使っているくらいなので、登場回数はきっと年に数回。
ピッチャーは実用品なのにオブジェのようでもある

石井さんが、ピッチャーは実用品として作られているのに、注ぎ口と持ち手、この2つの要素が組み合わさるとオブジェのような存在感を漂わせると書かれていました。
私にとってもピッチャーはそんな存在。半分オブジェでアートで、もう半分は実用品。不思議な存在です。
普段、食器棚にしまっていましたが、石井さんの真似をして本棚に飾ってみました。
いい、たたずまい。
好きな光景がひとつ増えました。
もうひとつのお気に入り|安藤雅信さんのミルクピッチャー

もうひとつのお気に入りは、写真、真ん中のミルクピッチャー。
持ち手がないからこれは正確にはピッチャーではなく片口かもしれません。細かいことは気にせず、同じ注ぐものということで仲間にしちゃいます。
このミルクピッチャーと出会ったのは三重県伊賀市にある「ギャラリーやまほん」
そこにあるカフェで紅茶を頼んだ時、このピッチャーでミルクが出てきました。このピッチャーでミルクを注ぐと、とにかく液切れがとてもいいんです。私の意のままにピタリと切れる感覚が気持ちよくて、2度目に訪れた時にギャラリーで購入しました。
薄くて繊細、だけど少しざらっとしていて、あたたかみがあります。
小さいけれどとても存在感があるんですよね。
今は実家にあるので私の手元にはないのですが、これも忘れられないお気に入りのピッチャーです。
ピッチャー沼!?
これまでもいろんなピッチャーに心惹かれてきましたが、実用性があまりないことと、収納場所の問題が頭をかすめて、買わないようにしてきました。
今回、改めてピッチャーの魅力を感じた上に、石井佳苗さんも、つい手に入れたくなってしまうし、増える一方と言われていたという免罪符を得てしまいました!
次にお気に入りのものと出会った時は、連れて帰ってしまいそうです。
無くても困らないけれど
あれば心が豊かになるもの。
いいですよね。
▼これまでの石井佳苗さんのインテリア名品はこちらから見ることができます。
LEE3月号を読んで、春のファッションが楽しみになってきました。巻頭特集は「ボーダーとスニーカー」でおしゃれ再始動!!」昔からボーダーが好きです。40代になってもボーダーを着こなすためには、こんな風に小物を使えばいいのか、アクセサリーって大切だな、サイズ感によって印象が違うなぁとたくさん発見がありました。

088 - いちこ
会社員 / 大阪府 / LEE100人隊
42歳/夫・娘(8歳・2歳)/手づくり部・料理部・美容部/美味しいものと、美味しいものがでてくる小説、民芸、雑貨、キャンプが好きです。特別ではない、ありふれた暮らしの中で、好きなものや、うれしい気持ちになること、新しい気付きを見つけながら毎日を送りたいです。あっという間の3年目。ラストイヤーも、LEEのことが好きなひとりの読者として思いのままに書きつづります。身長152cm・イエベ秋・顔タイプフレッシュ。
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