暮らし発見

カブトムシ飼育記録2024~後編~

  • 045 CHIHARU

2024.10.12

  • 4

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先日、1年3ヶ月に及ぶカブトムシのお世話が終わりを迎えました。

以前、こちらのブログでカブトムシが蛹になったところまでお話していたので、今回はその続きから。

12匹いた幼虫のうち、成虫になれたのは6匹(オス3匹、メス3匹)でした。

体が一番大きくて私が勝手に“ぬし”と呼んでいた幼虫は、羽化の途中で角が曲がり死んでしまいました。

幼虫のまま黒くなり何かの病気になった個体もいたり、成虫になるのは、かなり難しい事を実感しました。

虫たちの個性

そんな中でも元気に育った6匹のカブトムシ。

個性豊かでした。

毎晩元気にブンブン飛んだり、羽が上手く開かず片方の羽だけ開くもの、ほんの少し角が曲がってるオスもいました。

ひっくり返って寝ているオス。

死んだのかと思い慌てて見ると、枝の下に引っ付いて寝ていただけ。

葉っぱを布団のようにして、仰向けになっていたこともあって、なんだか可愛かったです。

エサをあげると怖いのか、すぐに潜ってしばらく出てこないメス。

水をあげると死んだふりをするメス。

このまましばらーく止まってるんです。

最後の最後に成虫になったオスは、よく蓋に張り付いていたので、スパイダーマンと名付けました。カブトムシなのにスパイダー!?と突っ込みたくなりますが。

スパイダーマンは1番小さかった事もあり少食でした。

飼育で悩んだ事

数匹が成虫になりたての頃、同時期に成虫になったメス2匹を、大きめのカゴで一緒に育ててみたら、1匹がいつもマウントをとって追いかけ回していました。

いつ見ても片方が逃げ回っていて可哀想だったので、見るに見兼ねて別々のカゴで飼育することにしました。

また、虫界でもメスが強いのか、オスの寿命は短く、不思議と一番初めに成虫になったメスが長生きでした。(中でもマウントをとっていたメスが最後まで生き延びました!)

メスのうち2匹は、寿命が近づくと片足が欠けてしまいましたが、最後まで逞しく生きていました。

お世話のあれこれ

掃除

成虫の虫カゴは1週間に一度掃除しました。

成虫になりたての元気なうちは、飛び回るのが怖かったので、幼虫のときに使って残っていたカゴに、新しいマットを敷いて移動。

汚いお部屋は掃除して乾かす。がサイクルでした。

飼育期後半になると、そんなに動き回ることもなくなったので、新聞紙の上に枝を置いて、枝の上でそのまま待っててもらう。

その間に掃除を済ませて新しいマットに替えてました。

エサ

エサは、カップ入りゼリーの方がいいな、と感じました。(特に元気なうちは。)

はじめは、タンクに入った液体状のエサを、小さなカップにうつしてあげてましたが、カップごとひっくり返される事がありました。

すぐに部屋が汚れて掃除の頻度が上がるので、できれば成虫になってすぐの頃は、カップ入りゼリーをオススメします。

エサ台の木

エサ台の木は、カビが生えてくるのでプラスチック製の洗えるタイプが良かったです。

ゼリーをそこらじゅうに散らかしてくれるので、木はだんだんとカビてきます。カビは心配なので、餌台の木は、何度も買い替えました。

こちらは、飼育後半に、ある100円ショップで見つけたプラスチック製のエサ台です。洗えて何度でも使えます。

これに替えた頃は、カブトムシの足が少し滑っているようにも見えましたが、木を近づけてあげると慣れてきて、普通に食べれてくれました。

成虫を飼育していたマット

オガクズのようなマットを敷いて飼育しました。

6匹いた頃は、使う量が多かったので、ホームセンターの小動物コーナーにある、針葉樹マットを購入しておりました。大容量で良かったです。

前回のブログにも書きましたが、メスが産卵の可能性がある場合は、土のマットにしてあげた方が良いです。

飼育グッズ購入場所

飼育グッズは、主に100円ショップ、スーパー、ホームセンターで購入しておりました。

100円ショップで割となんでも揃いますが、夏の終わりになるとほとんどの商品の取り扱いがなくなってしまうので、その場合は、ホームセンターの虫コーナーを探してみてください。

お部屋のオガクズや土、大量のゼリーは、まとめてホームセンターで買うことをオススメします。

小さな枝木などは100円ショップがおススメです。



最後に

毎晩、カブトムシが何かしらの音を立てていたので、静まりかえった廊下がなんだか少し寂しいものです。

1年3ヶ月、大変ながらも楽しい飼育生活でした。

息子が育てると言い出すまで、カブトムシを触った事はありませんでした。

でも昔からカブトムシの色が好きで、学生の頃に買うローファーはいつも濃い茶色。それをカブトムシ色と呼んでいました 笑 カブトムシ愛が、実はこの頃から芽生えていたのかもしれません。

このブログが、カブトムシを飼育される方の参考になれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

045 CHIHARU

045 - CHIHARU

主婦 / 大阪府 / LEE100人隊

38歳/夫・息子(9歳)・娘(7歳・3歳)/手づくり部・料理部・美容部/旅好き、お酒好きです。全国津々浦々、美味しいものを探すのが楽しみです。好きな旅先は北海道と瀬戸内海の島々。転勤族育ち、現在も転勤族。趣味は、スポーツ観戦、読書、映画鑑賞、推し活、ギター。気になることは何でも挑戦したいタイプ、最近始めたギターが新しい趣味になりました。2年目もLEEを通してたくさんの方と出会い、衣食住、さまざまな発信をしていきたいです。身長170cm。

この記事へのコメント( 4 )

  • 045 CHIHARU

    ままりんださん、初めまして😊コメントありがとうございます💕 ジモティーでそんな取引もあるんですね!生き物相手なので本当難しいですよね、私も手探りで色々なサイトやホームセンターの方に聞いてなんとか育てられました。 大きめな幼虫が22匹も😲来年まで長丁場ですが、無事蛹になること願ってます😌✨

    2024.10.14

  • 045 CHIHARU

    コデマリさん、初めまして😊コメントありがとうございます💕 20匹も!?それは土の交換頻度が凄まじいですよね😭私もはじめは気持ち悪くて恐る恐るでした、、そして誰も世話をしてくれなくなり、結局母の仕事に😅 息子くん、これからお世話ファイトです📣✨

    2024.10.14

  • ままりんだ

    初めまして。 昨年の秋にジモティーで、5匹譲って頂いて無事に夏前に孵化出来たのはオス、メスの2匹でした。 初めてな飼育経験で、本を読んだり、フェイスブックのサイトに尋ねたり、生き物相手で結構大変でした。 お蔭様で卵を産んてくれて、今、合計22匹幼虫が土に潜ってます。(幼虫飼育マット) 親は普通サイズでしたが、今回結構幼虫でかくて、無事に孵化出来るように大切にしていきたいです。 飼育中はなるべく自然に近い状況でと思い、飼育養生マットを敷いて、木製の餌台(カビが生えたら取り換える) 木製チップや木の葉を敷いたりしました。 餌もカブトムシ用ゼリー(高タンパク)とバナナなど工夫してました。 温度も気を付けて、ずっと室内でした。 蛹になるまで、土替えに気を付けて見守りたいです。

    2024.10.14

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