（※店内の撮影許可を快く頂いております。ありがとうございます…！）

（※会期は既に終了しております。投稿までタイムラグがあり申し訳ないです。）

先月のこと。夏休み中の或る日、長男（中2）の部活のイベントがあり、ちょうど大好きな器ギャラリーさんの近くがイベント会場だったこともあり、久々にsumica 栖さんを訪れることが出来ました。表に出してあった看板によると陶作家の北岡幸士さんの陶展の会期中とのこと…。（会期は終了しております。すみません…。）北岡幸士さんのことは（お恥ずかしながら）今回初めて知る作家さんだったのですが、過去にも他の作家さんの個展が開催された時にsumica 栖さんにはお邪魔しており、きっと私の好きなテイストに違いない…！という確信めいた想いで入店しました。

過去にsumica 栖さんを訪れた時の記事一覧は以下の通りです↓

実はこのような類いの展示会は昨年の12月以来！ほぼ8ヵ月ぶりです…。最近は器関連の投稿が全く出来ておりませんが、実は無類の器好きです…！会期も最後のほうだったため、お客は私ただ一人、器を一つひとつじっくり眺めて、手に取って、重さを確かめたり、重ねた時の重なり具合を見てみたり、裏に返して観察したり…とても落ち着いた空間で吟味することが出来ました。

活けられたお花もディスプレイも本当に素敵で…。久しぶりにこういう場所に赴いて、やっぱり器が好きだなぁと再認識するひと時でもありました。

置いてあるディスプレイ用の家具はどこかレトロで温かみがあって、全部いちいち素敵なんです…。

ツヤ有・ナシのもの、刷毛目の入ったものや線紋が入ったもの、貫入のあるものなど…、土モノならではの手仕事をビシバシ感じる作品群。

自然灰を釉薬にして化粧土と一緒に何度も重ねて生じた陰影が美しい、ほんのり緑がかった青磁釉シリーズや白い灰粉引シリーズ。

次段にて、購入品を紹介させてください。

今回購入したのは、お花の形のようにも見える、深鉢を2つ。今回の陶展のDMの写真に載っている器と同じ釉薬かな？と思いますが、どうでしょう…。

轆轤を回して成型されている北岡幸士の器は、どれも端正な美しさがあります。釉薬のかけ方、焼成の入り方の違いなどから偶然なのか計算なのか生まれる釉薬のムラや鉄粉、貫入…どれも味わいがあって堪りません…！

こちらも表面に細かい貫入が♡　白のような灰色のような、緑がかっているような…北岡幸士さんにしか出せないであろうニュアンスカラー！

この個体差こそが堪らないポイントなのです…。

深さがあるので、汁気のある副菜や小さな煮物などを入れるのに大活躍しています！長く永く大切に使いたいと思います。北岡幸士さんもsumica 栖さんもInstagramにて展示会情報や納品情報などを発信されていますので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね◎

⋆⸜ᵀᴴᴬᴺᴷ ᵞᴼᵁ⸝⋆ LEE100人隊 ／ はな