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【民藝】今も昔も変わらない手仕事の良さ

  • TB はまこ

2024.06.09

  • 2

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現在開催されている企画展『民藝 MINGEI─美は暮らしのなかにある』へ行ってきました。

緑とアートが融合した世田谷美術館

世田谷美術館は、四季を感じる緑豊かな「砧(きぬた)公園」の一角にあります。
この日はちょうど、嵐のような大雨が過ぎ去った翌日。
前日の大荒れ天気が嘘だったかのような、澄み切った青空と緑が生い茂る景色がとても気持ち良く。

ここを歩くだけでも癒しの空間です。

そして無事到着。

昔から日用品は美しい、ただそれだけ。

撮影OKスポットです

『民藝』なんて言うと、なんだかその世界に精通しているような、博識がないと語れないような重々しさがありますが、私は全くの無知です。笑

先日他界された柚木沙弥郎さんが『民藝』に魅せられて、その意志を継いでいたことが、今回の企画展に興味を持った理由でもあります。

以前、柚木さんの展示を観に「日本民藝館」を訪れましたが、今回の展示は、その日本民藝館の所蔵品を中心に展示されているということで、それもなんだか気になって。

以前訪れた日本民藝館

ちなみに『民藝』とは、柳宗悦が日々の暮らしで使われていた手仕事の品の「美」に注目して称えたもの。
柳宗悦は、LEE世代にも馴染み深いプロダクトデザイナー・柳宗理のお父様、です。

上の画像は、柳氏が1941年に設立した日本民藝館で開催された「生活展」を再現したもの。
当時、展覧会には柳氏が実際に使っていた品が展示され「いかに生活のなかに民藝があるのか」を伝えたそう。
確かに今見ても、茶器や食器など、素敵なものばかり。

特に知識が無くても、昔の日用品を観て、何かを感じ取ることができれば、それだけで来た価値があると思っています。
実際に「これ好きだなー」というものもあれば、「これはちょっと…」というものもあったり。
それは、今雑貨屋さんなどを見て物色しているのと同じ感覚。

難しいことは考えずに。

長きに渡って「良い」とされてきたモノを観るだけで、脳にも心にも良い刺激になっていることは間違いありません◎

BEAMSの元ディレクターが作り出す世界

メインは柳氏の時代の民藝ですが、最後の展示室では、「BEAMS」のディレクターとして、現在の民藝ブームの隆盛に大きな役割を果たしてきたテリー・エリスと北村恵子による、現代のライフスタイルと民藝を融合したインスタレーションも展示されています。

ここには、柚木さんの作品もちらほら、と♩

なんだか一気に身近な雰囲気。

今も昔も、人の手によって造られるモノってやっぱり素敵◎

ここまで展示を見てくると、僭越ながら、これからもこうして「民藝」を繋いでいってほしい、と願わずにはいられません。



お土産、何買った?

展示を見終えると、今回のオリジナルグッズや国内外の民藝品が並ぶ特設ショップが迎えてくれます。

これもここに来た楽しみの一つ!

私が購入したのは、いま注目の染色家・宮入圭太氏がデザインしたトートバッグとピン、メモ帳です。味のあるロゴがかわいい◎

手の形のピンはこちらのバッグに付けよう♩

・・・

民藝展は6月30日まで。

興味のある方は、ぜひこの機会にご覧ください。

TB - はまこ

会社員 / 東京都 / LEE100人隊トップブロガー

42歳/夫・息子(11歳・8歳)/料理部・美容部/服が好き。雑貨が好き。食べることが好き。そして実はお酒も大好きです!子ども中心だった生活から少し余裕が出来て、今は友人と出掛けたり、展示を見たりする楽しみも増えてきました。100人隊はまさに第二の青春!丁寧とはほど遠くも、日々の暮らしを楽しんでいます。身長153cm。

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