【沖縄】深煎り珈琲とやちむんと染色家「柚木沙弥郎」さんが在る名店@可否館 (コーヒーかん) 001icoco
-
TB icoco
2024.03.28 更新日:2024.07.31
- 4

1977年、那覇市でオープンした可否館(コーヒーかん)。現在は南風原町へ移転し40年以上受け繋いだ“大切な味”と“大切なもの”を体現することが出来、豊かな時間を過ごせる場所です。
こだわり抜いた一つ一つにくぎ付け

メニュー表は沖縄らしくシーサーが描かれています。色合いも可愛い。

可否館で自家焙煎されたコーヒー豆。購入出来ます◎

どれにしようか迷ってしまいますが、やっぱりお店の看板商品「おりじなるぶれんど」を注文。
民芸品が光る店内の雰囲気

注文した品を待っている間、しばし店内を鑑賞。ぱっと目を引く壁に飾られている大きなやちむんのお皿のそばに気になるものが。

昭和58年に開催された日本民芸館展のポスター!40年が経ったとは思えない今も色あせることなくアートを感じさせる素敵な一枚ですね。

可否館のテーブルと椅子は全て松本民芸家具だそう。木の質感や家具のフォルムは年月をものともせずに輝いています。

こだわり抜いた雑貨はどれもこれも画になって飾られています。

天井を見上げると柱や梁もお店の雰囲気にぴったり。
抽象的でいきいきとした命の気配を感じさせる表現の作品

店内の様子から「この作品は!?」とお気付きの方は多く居るかなと思います。そう、長く日本を代表とするアーティストとして活動していた柚木沙弥郎さんの貴重な作品が店内にいくつも飾られています。

鮮やかな赤や茶色、柔らかな緑や黄色など豊かな色彩で仕上げられた作品。

人や動物たちが伸びやかで活力に溢れたもの。柚木氏が紡ぐ作品は、今も私たちの心をとらえて離しません。
やちむんに漏れる一杯と一品

「やちむん」とは、沖縄の言葉で焼物のこと。 ぽってりと厚い形状に力強い絵付けがなされた器や壺などが多くあります。今回注文したのはオリジナルブレンド。深煎りの美味しいコーヒーです。

コーヒーのお供に注文したのは沖縄伝統おやつ「あまがし」。あまがしは沖縄風ぜんざいでもち米や小豆(緑豆)、金時豆、押し麦をお粥状になるまで煮て黒糖で甘く味付けしたヘルシーで素朴なおやつです。
【沖縄】可否館はいい器といい雰囲気で過ごせる珈琲店

素敵な珈琲タイムを過ごすことが出来ました。最近は予約で混み合う日もあるそう。再訪は確認必須ですね。

トップ画の窓を外からみるとこんな雰囲気。こちらからの風景も素敵です。

駐車場の雰囲気も良いので帰り際に思わずパシャリ一枚撮影。余談ですが、履いているadidasのスニーカーのシュータン(靴べろ)は長めなのと細かい事が気にならない性格のせいでいつもぐにゃぐにゃにしたまま過ごしてしまいます(反省中)。
可否館さま、撮影および掲載のご承諾くださりありがとうございました!

TB - icoco
会社員 / 沖縄県 / LEE100人隊トップブロガー
45歳/夫・娘(17歳・8歳)・息子(9歳)/手づくり部・料理部・美容部/雑誌&WebのLEE、そしてLEE100人隊が好き。小窓の住人として書くこと・伝えることを夢中でしていたらあっという間に4年目になりました。これからもLEEが大切にしているものを大切にしながら、ゆるりと日常を楽しんで書き綴っていこうと思います。衣食住+写真はシンプルカラーの中で時々はっきりとした色を使う事、北欧&ビンテージ雑貨と家具そして沖縄のものも好き。服はきれいめカジュアル多め。肩幅広く中肉中背&骨が全体に目立つ骨格ナチュラル。イエベ秋の濃いくすみ色向きでブルべ冬にも寄っている(らしい)身長162cm。
この記事へのコメント( 4 )
※ コメントにはメンバー登録が必要です。
TB icoco