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おでかけ部

ゴッホ好きが「ゴッホと静物画 伝統から革新へ」@SOMPO美術館に行ってきました!part.1

  • 053 ブルー

2024.01.18

  • 4

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こんにちは!

LEE100人隊053ブルーです。

突然ですが皆さん、好きな画家はいらっしゃいますか?

私がそう聞かれた時に一番に答える画家は
「フィンセント・ファン・ゴッホ」!

オランダで生まれ、牧師を目指していたものの25歳から画家を目指すという比較的遅いスタートであったにも関わらず、フランスのアルルでのゴーギャンとの共同生活からの悲劇的な末路を辿った37歳までに約850点という異例の数の絵画を残したゴッホ。

今回は新宿のSOMPA美術館で2024年1/21(日)まで開催中の
「ゴッホと静物画 伝統から革新へ」を観に行ってきたので感想などをお伝えします!

ゴッホと静物画

私の推し画家 フィンセント・ファン・ゴッホとの出会い

私のゴッホ(の絵画)との出会いは、小学6年生の時。
その年の小学校の写生大会のテーマが面白く、
「有名な絵に、自分なりのオリジナリティを加えて真似て描いてみよう」というものでした。

その題材となる絵を探すべく小学校の図書室でゴッホの画集を開き、
思わず目を奪われたのがゴッホの描いた『夜のカフェテラス』。

夜のカフェテラス

これは我が家にある『夜のカフェテラス』のマグネット。

おそらく当時の私は、夜中にも関わらず明るくライトが照らされた賑やかなお店の様子にワクワクし、ヨーロッパの夜を楽しむ大人の姿に憧れを抱いたのだと思います。
そこから大人になっても魅かれるのは大胆な色彩で心に訴えてくるゴッホの絵だと気付き、自然と私の一番の「推し画家」となっていました。

「ゴッホ」と「静物画」をたっぷり堪能できる美術展

当然ではあるのですがタイトルにある「ゴッホ」と「静物画」が、今回の展覧会のキーワード。
全69点の内25点がゴッホの作品、どこを見渡してもゴッホの作品が目に付くという、ゴッホ好きには至福の展覧会です。

またもう一つのテーマ「静物画」。
静物画とは、果物や野菜、花、楽器、本など自らの意思をもって動かないものが卓上に配置されている様子を描いている絵画です。

静物画の面白いところは、その静物自体や配置に意味が隠されていること。
例えば花の静物画。美しく咲き誇る花々の絵は、華やかで観ている者を楽しませてくれますが、
枯れた花がまじっていたり、花瓶の下には落ちた花びらが描かれてあったり…。散りゆく花は、栄光は長続きしないことや儚いことの美しさを暗示しているように見えます。

またその画家のストーリーを知っていると更に「こういった意味があるのかな?」と想像を膨らませることが出来ます。

花瓶の花

ウジェーヌ・ドラクロワ『花瓶の花』

ヴァニタス

ピーテル・クラース『ヴァニタス』 

展覧会の目玉『ひまわり』と『アイリス』

今回の展覧会の目玉はやはり、ゴッホの静物画の代表作2作です!

フィンセント・ファン・ゴッホ『ひまわり』

『ひまわり』は1987年よりSOMPO美術館に所蔵されているものです。
改めて観ても「ゴッホの代表作」の風格を感じられます。

ゴッホは静物画を描く際に色彩について学んだことを活かしたり、挑戦することを試みていたそうです。ゴッホの『ひまわり』は全部で7点ありますが、内4点は背景が青色で研究していた補色(対極の色の組み合わせ)の効果を存分に発揮させていますが、このSOMPO美術館所蔵の『ひまわり』含む3点はひまわりも、卓上の色も、背景もすべて黄色。(ただこの写真は青みがかって写ってしまっていますが…)
にも関わらず一面黄色の中でも際立つひまわりや力強いタッチは、一度見たら忘れられないインパクトを残し堂々たる存在感を放っています。

フィンセント・ファン・ゴッホ『アイリス』

『アイリス』は一転、黄色い背景に鮮やかな青色のアイリスが際立っています。まさに黄色×青色の補色の効果が発揮されている一枚です。私はこのハッとするような青色(本来は紫色だったとのこと)、ゴッホの手により力強くも少し怪しげにも映るこのアイリスの絵の魅力にとりつかれ、じーっと見入ってしまいました。



『アイリス』コーデで記念撮影

入口前のフォトスポットで記念撮影!

このスカート…年始にTOMORROWLANDで買ったBallseyのスカートなのですが、
色使いがなんだか『アイリス』と似ていませんか?

さすがに買う時は意識しなかったのですが、
自宅に届いた時(オンラインで買いました)「なんか、『アイリス』っぽい…!」とピンときた私。
絶対にこの展覧会に着て行こうと決めていたので、アイリスと一緒に写真も撮れて大満足でした♫

ということでpart.1はここまで。思いの外長くなってしまったので分けさせていただきます。
part.2では、ゴッホ以外の画家の気になった作品と変化している美術館の楽しみ方を紹介します!
よろしければあわせてご覧ください♪

053 - ブルー

主婦 / 神奈川県 / LEE100人隊

37歳/夫・息子(8歳)・娘(4歳)/料理部・美容部/岡山県出身。パン屋さんめぐりや旅行先でお土産を買うこと、美術鑑賞が趣味。LEEと元気な子どもたちのおかげで、昔は苦手だったカジュアルなテイストの服装にも挑戦中。ファッションやおいしいもの、子どもたちとのお出かけ、身近なちょっとしたもの。丁寧な生活とはほど遠いバタバタな毎日の中で見つけた「あ、これよいな」と感じられるものを、みなさんと共有していけたらと思います。身長156cm。

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