こんにちは! 059ツナです。
前回↓に引き続き「シリーズ・発達凸凹にまつわること」。9回目は特別支援学級を利用した経験談を綴りたいと思います。
ここに書くのはあくまでも息子を通しての経験です。「こういうケースもあるんだ」と参考程度に捉えていただければ幸いです!
環境を整えることがマスト!
年長時にASD(自閉スペクトラム症)の特性が強く出始めた息子。保育園での過ごし方を見直し調整いただくことで一時期の大荒れ状態から脱却、(それなりに)穏やかに卒園を迎えることができました。
本人が希望しなければ集団活動に参加させない、1人で落ち着ける場所と時間を作る等、適切な環境があれば大きな問題なく集団生活を送れるんだ…と強く実感。否が応でも特別支援学級への期待は高まります!
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ところで入学前、支援学級の利用について学校で面談を受けていました。
その中で確認されたのは利用頻度のこと。「集中力を要する国語・算数の時間、あとは気持ちを落ち着かせる必要がある時に利用したい」との旨を伝えました。
この頃は「基本的には通常クラスで過ごしてもらいたい」という思いがあったんです。
入学してみて、どうだった?
特性ゆえ環境変化に弱い息子。覚悟はしていたけれど、予想を遥かに上回るレベルで適応が難しかった!!
時間割に沿った生活、園と比べて格段に多い視覚・聴覚刺激、何より自分のことを理解してくれる人が(まだ)いないこと。他にもきっと息子ならではの困難があったのでしょう、「学校楽しかった!」と笑顔で帰ってくる息子の姿とは裏腹に、先生から伝え聞くのは連日トラブルばかりでした。。
聞けば給食の時間ですら通常クラスに加わるのは難しいよう。息子の希望のもと、早々に1日の大半を特別支援学級で過ごす体制に切り替えました。
特別支援学級で過ごす日々。
息子が在籍した支援学級は1・2年生が混在するクラス。全員がそろうことはあまりないけれど、計6~7人が在籍していたのかな。
入学当初のわちゃわちゃしていた時期は特に、担任とは別に補助の先生が時々入られていたようです。
私的・特にありがたかったのは…
支援学級用の連絡ノートの存在です。
新入学ともなれば、発達凸凹がある子の親は何かと気が休まらない!親の目が届かない以上、学校にいる間も然り…です。
そんな保護者の思いを汲んでか、1年生の頃は基本的に毎日、学校での様子を書いて知らせていただけました。おかげで息子の様子は保育園時代よりも把握しやすかったような。
きめ細かな対応には本当に頭が下がります。
読むたび心は折れましたが…
少人数制ならではのメリット。
対処が難しいことが起これば電話連絡をいただくことも。その都度相談、場合によっては学校に赴いて改善のための話し合いを重ねました。その中で息子の特性、それに伴う得手不得手を伝え、少しずつ理解・調整いただいた形です。先生と親と、まさに二人三脚。
入学当初は本当に日々カオスだったし、連日かかってくる電話にどんよりしていたのは事実…。でもそれだけ真摯に向き合ってくださる先生方には感謝しかありませんでした。
きめ細かな目配りと対応、これが叶うのは少人数制だからこそ。個人的には特別支援学級を利用する最大のメリットかなと思います。
光があれば影がある。
…と書いたところでなんですが、私がいちばん伝えたいのはここから!
支援学級を利用して痛感したのは“光があれば影がある”ということ。入学前に見学もしたのに、そこでは見えない部分がたくさんあったんですよね…。今思えば明るい面だけ見て安心していた自分が恥ずかしい。
さて、前回書いた問い「支援学級で落ち着いて過ごせている?」の答えはというと…
まったくもってできてません!涙
いざ支援学級を利用してみると「思ってたんと違う…」の連続、上述したメリットが霞むほどデメリットが目立つ事態に。。
途方に暮れつつ、自身の認識の甘さを大いに反省することになったのです。
次回は息子を通して経験・認識した支援学級利用のデメリット(リスク)について書きたいと思います。引き続きお付き合いいただけたらうれしいです◎
毎度長くなってすみません…!引っ張ってるのではなくまとめ下手なだけです。。
ツナ
主婦 / 長野県 /
44歳/夫・息子(8歳)/手づくり部・料理部・美容部/生まれ育った東海圏を離れ、自然豊かな信州でゆるりと暮らしています。カフェや雑貨屋めぐり、読書が大好き。手作りや文章を書くことにも興味があります。にぎやかすぎる息子中心のドタバタな毎日を、笑顔で心穏やかに過ごせるよう奮闘中!服も暮らしもシンプル好みですが、ノスタルジックで温かみのある東欧・中欧の雑貨には目がありません。
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