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今日のお買い物

アメリカで苦労した北欧家具探し

  • カーリー

2023.08.25

  • 9

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先日、念願の家具が我が家にやってきました。

ドイツを去る時にソファを手放して以来、ソファなし生活を送っていましたが、

旦那さんがやっぱりソファが欲しいと。


これまではIKEAのPOÄNGとヨギボーで過ごしてきました。

Wegner の名作ソファ

次に買うなら「孫の代まで使えるものを」と思っていたので、Wegnerのデイベッドかイージーチェア(ソファ)がいいな、と探しはじめました。

が、北欧家具をアメリカで見つけるのはなかなか大変で。

ネットで売っているものは、ほとんどがヨーロッパから送られてくるので、送料がめちゃくちゃ高い。

アンティークショップに行っても全然ないし、アメリカではあまり人気がないのかな?

そんな中旦那さんが見つけてきたロサンゼルスの北欧家具を扱うお店。

行ってみると、そこにはずっと探していたウェグナーのGE290!

あった〜!!

デイベッドはないかと聞くと、アメリカでは人気がないから置いていないとのこと。

どちらにしようか迷っていましたが、もう迷う余地はありません。

店舗にあったのはフレームの色味、張り地共にうーん、という感じでしたが、

倉庫には濃い色味のチークのGE290があると。

さらに気に入った布を持ってくれば、それでクッションを作ってくれると。

倉庫に見に行くと、そこはお宝の山。

お目当てのチークのソファもありました。

埃をかぶっているけど、刻印もちゃんと。

ずっと探していたソファ。

もうネットで買うしかないかなと思っていたけど、実物を見ることができたし、色味もバッチリ。

もうこれは買うしかありません。

購入の手続きをし、ファブリックが決まったら持ってくるね、とお店を後にしました。

ファブリック探し

こちらも苦労しました。

日本の北欧家具を扱うお店のウェブでいいなと思ったのが、背もたれの張り地にミナペルホネンのタンバリン生地を使ったもの。

主にデイベッドの方でこのパターンが使われていますが、イージーチェアでも同じようにできないかな?と。

【積水ハウス×ミナ ペルホネン】前編:コラボのモデルハウス「HUE(ヒュー)」詳細レポート! 皆川 明さんディレクションのおうちには、家づくりとインテリアのヒントもいっぱい【ファン垂涎のWEB上ルームツアー】

 

こちらのモデルハウス「HUE(ヒュー)」のソファにも使われている“dop”という生地のタンバリン柄が良くて、

お店に生地の値段を問い合わせましたが、やはりミナペルホネンのソファ生地となるとかなりお高い。

6つのクッションがあるので、6ヤード(約5.5m)の生地が必要と言われていて、半分の3ヤードをこの生地にしたとしても、やっぱり予算オーバー。

日本から送るとなると送料や納期の問題もあるし、泣く泣くミナペルホネンの生地を張り地に使うのは断念しました。

デンマークを代表する生地メーカー「Kvadrat(クヴァドラ)」

色々と見ていく中で、デンマークの「kvadrat(クヴァドラ)」というメーカーのファブリック がやっぱり良さそうということに。

こちらはアメリカでも取り扱うお店があったので早速サンプルを取り寄せました。

実物は画面で見ているのと全然違う!

サンプルを取り寄せて良かったです。

その中から、最終的にSteelcut Trio 3 (スティールカットトリオ)という生地を選びました。

遠目には単色に見えますが、3種類の色の糸が使われていて、家具に立体感が増したような視覚効果が生まれるとのこと。

生地をオーダーし、届いたのがこちら。

思ったより大きい。

この生地を持って家具屋さんに行き、クッションの仕上げをお願いしました。



ついに完成!我が家へ

待つこと数週間。

日本へ発つ直前に「ソファが完成した」との連絡が入りました。

旦那さんがロサンゼルスまで取りに行ってくれ、無事我が家へ。

このソファは後ろ姿もまたカッコいいのです。

旦那さんはこのソファに寝転び、夜な夜なNetflix を見るのが楽しみなのだそう。

この後、このソファをアレンジするまでの道のりは、次のクリップでご紹介させて下さい。

カーリー

主婦 / 奈良県・アメリカ /

40歳/夫・息子(8歳)/手づくり部・料理部/3年間のドイツ生活を経て、アメリカで暮らすことになりました。クラフトやお菓子作りなど、作ることが大好きです。100人隊に入って、苦手だったお料理にも挑戦するようになり、お気に入りの器でテーブルを作る楽しさも知りました。新しい場所でも毎日ワクワクを探して、暮らしを楽しんでいきたいです。

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