(※劇場では、入口で検温と消毒液噴霧実施、館内売店すべて臨時休業&館内は全館飲食禁止、連れ同士の会話最小限に…など、新型コロナウィルス感染拡大防止策が徹底されていました。)
2ヶ月ぶりに東京宝塚劇場で生舞台を観劇して来ました
先日、2ヶ月ぶりに東京宝塚劇場にて、礼真琴さん率いる星組公演『ディミトリ 〜曙光に散る、紫の花〜/JAGUAR BEAT』を、妹と二人で観劇して来ました。
礼真琴さんと言えば、キレキレのダンスと類い稀な身体能力、よく伸びる艶やかな歌声と安定感抜群の歌唱力、計算され尽くした緻密なお芝居、美しい容姿…。まさに今の宝塚歌劇団を代表するトップスターさん。
ヒロイン役の舞空瞳さんとの並びもバランス良く、お二人とも歌・ダンス・お芝居の三拍子揃い。そこへさらに暁千星さんが月組から組み替えでやって来て…“THE★磐石な体制”な星組です…!!
過去の礼真琴さん率いる星組に関しての過去記事は以下の通りです↓
『ロミオとジュリエット』千秋楽LIVE配信について↓
『ロミオとジュリエット』千秋楽ライブビューイング(映画館にて観賞)について↓
『めぐり会いは再び/グランカンタンテ』生舞台観劇の感想↓
雪がシンシンと降る中での開幕。お天気を恨みましたよね…。(結局午後からは雪が雨に変わったので無事に1日が終わりましたが…、幼稚園が突然午前保育になったり、いろいろ気を揉みました笑)子ども達が小学校と幼稚園に行っている間の、11:00開演の公演でした!!
お芝居『浪漫楽劇 ディミトリ 〜曙光に散る、紫の花〜』感想(ネタバレなし)
早速お芝居の感想をば。1階S席中央やや上手(かみて)寄りの良席です◎
なるべく予備知識を入れずに臨んだつもりでしたが(婿養子の話だよね…?という雑な知識程度)、開演前に購入した舞台写真集『ル・サンク』を、何を思ったか開演前に読んでしまいまして(;´Д`)(『ル・サンク』はネタバレ回避するなら観劇後に読むのがオススメです…)
本作は並木陽氏の小説『斜陽の国のルスダン』を宝塚でミュージカル化したもの。舞台は13世紀のジョージア(旧グルジア)王国。ジョージアという国についても13世紀という時代についても全くの無知でしたが解りやすい内容で筋を追う苦労など全くなく、とても楽しめました!!
悲劇なのかハッピーエンドなのか…展開が予想付かないので終始ハラハラドキドキ。華やかなコスチュームものの新作劇で、主役のお二人は言わずもがな全てがパーフェクト。礼真琴さん演じるディミトリの思慮深さ・苦悩とか、妻への一途な愛が伝わって来て、王配という立場上添え物感が出ないか心配しましたが、ジョージアンダンスで魅せる戦闘シーンなど勇敢な場面も設けられていてカッコ良かったです…!ジョージア国女王ルスダン役は舞空瞳さん。首都トビリシでお忍びではしゃぐ少女から貫禄を湛えた女王まで演技の幅の広さに改めて驚かされました。そして何より可憐な容姿!礼真琴さんの隣に並ぶ娘役さんがこの人で本当に良かったと再認識。物乞い兼語り部役の美稀千種さんの不気味な雰囲気とこの先の不穏な展開を匂わせています…。ジョージア副宰相アヴァク役の暁千星さんが黒い役も似合っていて、それをご本人も楽しそうに演じているのが観ていて爽快です。そして亡国ホラズムの帝王ジャラルッディーン役の瀬央ゆりあさん!少ない出番ながら、この物語の要と言っても過言ではないと勝手に思っています…!絶対的帝王感・恐ろしさと懐の大きさを併せ持った難役を見事に演じられていました。そして特筆すべきは一陣の風のようにあっという間に出番が終わった、だけど圧倒的存在感、白人奴隷ミヘイル役の極美慎さん。…途中妹も私もポカーンとなる場面がありましたが(笑)、ビジュアルがあまりにも美しいので妙に説得力が…!
とにかく総じて良作で観劇チケット入手難も納得でございました。
『メガファンタジー JAGUAR BEAT』感想
続いて後半、ショーの感想をば。お芝居の余韻に浸る間もなくパワフルで暗転一切なし、エネルギッシュなショーでした。印象的な場面は…、猫耳の人達と、暁千星さんが鞭持ってるところですかね…。あと5レンジャーみたいなシーンの極美慎さんの真っ白な衣装が似合い過ぎで目立っていたところとか…。ワーッと切れ目なく続くショーよりは、場面場面が独立した構成の『ル・ポアゾン』や『シトラスの風』などのショーが個人的には好みです。
購入したのは
劇場内のグッズ販売ストア『キャトル・レーヴ』が閉店してしまったので、2階の小さなポップアップストアで舞台写真集『ル・サンク』のみ購入です。主役お二人のコスチュームコレクションを始め主要なシーンをダイジェスト的に追えるのと、末尾に脚本が付いているので観劇後も余韻に浸れます♩
ついでにパンフレットとTCA PRESSも。(フリーペーパーです)
今回も良作でしたが、星組の次の劇場公演は、あの『1789 ~バスティーユの恋人たち~』なんですぅぅぅッッ!!!(大興奮!)
ドーヴ・アチア氏作曲の佳曲揃いの海外ミュージカルで、2015年に宝塚歌劇での初演は龍真咲さん率いる月組で上演されました。実に8年ぶりの再演で、しかもロナン役が礼真琴さんだなんて…!!次作1789のニュースを見た時は狂喜乱舞でした!!(舞空瞳さんがオランプなのかマリーアントワネットなのかという議論がSNS界隈では広がっていますが、礼真琴さんのロナンが観られるだけで本当に幸せなのでそこはあんまり気にしていません)チケ難必至、生観劇なんて贅沢言いませんから映画館でのライブビューイングだけでも参加したいと思っています!!
今回も存分に心の栄養補給ができました୨୧‧̍̊·̊‧̥°̩̥˚̩̩̥͙°̩̥‧̥·̊‧
子ども達が全員出払っていた時間帯とは言え、快く送り出してくれたテレワーク中の夫に感謝感謝です…。
そして今年からLEEではタカラジェンヌさんのインタビュー連載記事が始まっていまして♡ 今月号(2023年3月号)ゲストは朝美絢さん!!(LEEweb掲載記事は以下よりどうぞ◎↓)
過去の観劇&ライブビューイング参加記事は以下の通りです。↓
宝塚『ポーの一族』観劇/
きっと伝説になる公演。宝塚雪組ミュージカル『ファントム』。千秋楽ライブビューイングへ/
宝塚版『花より男子』千秋楽ライブビューイングへ(長文)/
生舞台観劇☆宝塚花組トップ明日海りおさん退団公演『A Fairy Tale ~青い薔薇の精~/シャルム!』/
生舞台観劇。宝塚月組公演『ピガール狂騒曲/WELCOME TO TAKARAZUKA』/
生舞台観劇。宝塚雪組の名コンビサヨナラ公演『fff-フォルティッシッシモ-/シルクロード ~盗賊と宝石~』/
宝塚星組『ロミオとジュリエット』千秋楽LIVE配信をおうちで視聴!/
宝塚星組『ロミオとジュリエット』千秋楽ライブビューイングへ(長文)/
生舞台観劇。宝塚花組公演『アウグストゥス-尊厳ある者-/Cool Beast!!』/
宝塚星組公演『マノン』Live配信をおうちで視聴!/
生舞台観劇。宝塚月組公演『今夜、ロマンス劇場で/FULL SWING!』/
生舞台観劇。宝塚星組公演『めぐり会いは再び next generation/Gran Cantante!!』/
生舞台観劇。宝塚雪組公演『蒼穹の昴』
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主婦 / 神奈川県 / LEE100人隊トップブロガー
41歳/夫・息子(13歳・10歳)・娘(8歳)/手づくり部・料理部・美容部/大雑把な山羊座のO型。好きなものは器、アメリカンヴィンテージ、宝塚歌劇、マンガ、ミナペルホネン、オールドマンズテーラー、GU、ユニクロなど。インテリア・ファッションなどLEEで勉強中。両実家とも遠方で3人の子育てに日々奮闘。ドタバタと過ぎて行く日々の中でも「今」を大切に、小さな幸せを拾い集めながら成長して行きたいです。
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