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【体験レポ】命を救う学び。普通救命講習を受講してきました

  • みこ

2023.02.09

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こんにちは!029みこです。

普通救命講習Ⅰを受講してきました。

先日電車に乗っていたときのこと。急に後ろから大きな音がして振り返ると床に倒れている方がいらっしゃったんです。

目の前で起こったことにびっくりして、何も動けない自分。周りにはすぐ駆け付け声をかけている人たち。その人たちを呆然と見ている私…いざというときに何もできない自分に愕然とした経験をしまして。(ちなみにその方は無事との連絡をいただいております)その日のうちに調べて申し込んだのが市町村で定期的に行われている「普通救急講習」でした。

普通救命講習ってなに?

普通救命講習とは、心肺蘇生法やAEDの使用法、止血法を身に着ける一次救命措置を学べる講習です。

3種類に分かれており、「普通救命講習Ⅰ」・Ⅰに筆記試験や実技が加わる「普通救命講習Ⅱ」、「普通救命講習Ⅲ」では乳幼児や小児に対する処置の方法を学べます。更に上級コースとして「上級救命講習」があるんだそう。こちらはすべて各市町村で無料で受けられるものです。

私は一番初歩の普通救命講習Ⅰに参加してきました。みっちり3時間、座学もそこそにほぼ実技。

濃密な3時間。間違った知識も再度入れ直し。

普通救命講習

こちらは始まる前に撮影したものです。

私の住んでいる市町村では実際に救急救命の業務をされている現役の方が教えて下さいました。以前会社で習ったはずなのに忘れていることや誤った知識のまま覚えていることも多く…例えば心臓蘇生法。心臓マッサージの圧迫するときは手先で押すのではなく手の付け根で垂直に押すこと。呼吸は口ではなく胸とお腹で見ること(口をパクパクしているときでも呼吸してないときもあるそう)AEDは心臓マッサージはセットで行うことなど…目の前で何かが起きたときの流れも学び、有意義な3時間となりました。



感染対策に対する座学も

コロナ禍となり、すべての人に感染症の疑いがあると仮定し対応することになったそうです。そのため大人の方には感染リスク低減のため人工呼吸はしないと教えていただきました。反応の確認などもできるだけ飛沫がかからないようにするなど、工夫も教えていただけました。

シミュレーションができていれば、あたふたしないはず!

普通救命講習

日本では119番通報をしてから救急車が到着するまでに平均8分程度かかるそうです。でもそれは救急車がその場所に到着するのが8分。処置が始まるまでにはもう少し時間がかかるんだそう。1分1秒処置が早ければ、助かる命も社会復帰も早いとのこと。

今回の学びで、私でも一次救命措置を行えば”命が救える可能性が高まる”ということを教えていただけました。次は起きないでほしいけど…いざというときに勇気をもって動ける自分でいたい。親子で学ぶ講座もあるそうなのでお近くの市町村ホームページで探してみてくださいね!

この記事がどなたかの参考になれば幸いです。

※写真掲載承諾いただいております。ありがとうございました。

029 みこ

みこ

会社員 / 埼玉県 /

41歳/料理部・美容部/インテリア・雑貨・おやつ好き。苦手だったお料理も挑戦するようになり、暮らしを楽しむことを100人隊から日々教わっています。「丁寧に楽しく」に憧れるものの、なかなそうも行かない平凡な毎日ですが、今年はラストイヤー。心が動くものやわくわくするものを背伸びせずお伝えできればと思っています。隊員NOにちなんで【029(おにく)のみこ】としても活動キロクも。身長168cm。

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