こんにちは!かおりんです。
ここで書こうかしばらく悩んでたのですが、きっと同じ思いの方もいるかな?と勇気を出して…私が現在ぶち当たっている、息子の思春期と反抗期についてです。
息子のこと少し語らせてください
我が子は2人とも切迫早産で小さめに産まれ、息子に関してはずっと背の順は前から数えて5番目以内。
同級生で大きな子を見るとちょっとうらやましいです。
性格は大人しく、いつも私の近くにいて(どこかに消えた!ということはなかったなぁ)そして自分より小さい子に優しくて(ただし妹には…)、そこまで大変だった!ということはなかったのですが、どちらかというと繊細。
夫の転勤で転校は2回しました。なかなか自分から飛び込めるタイプではないので、環境に馴染むのには時間がかかり、私も過去にいろいろサポートしたと思います。
手先が器用で家でゴソゴソするのが好きで運動神経はそんなによくないのに、3年生の新学期、友達にサッカーに誘われ小学校のクラブチームに入ります。
だんだん家族<友達と過ごすことが彼の中で楽しいと感じるように…。ここから家族と息子の衝突が少しずつ増えていったような気が。
だんだん子育てが辛い!息子といるとしんどいと感じるように
「明日出かけよう!」と言ったら、「えっ…?そこ行ったら楽しい?」から始まり、自分の思い通りにならないと次第に機嫌が悪くなる。特に私と意見が食い違い、衝突が絶えなくなることが多々。
引っ越し前の鎌倉へのお出かけも1人で留守番したいと言って、自分時間を満喫してました。
よく子どもが大きくなるとお出かけついてこないってあるあるって言いますよね。
サッカーチームの仲間は大の仲良しだったので、大泣きで別れをし、愛知へ引っ越します。
うまくいかない日々に親子でぶつかりながら模索する
さて、新生活が始まります。
サッカーは続けたいと言ったので頑張って探し(6年生という学年が私をまた焦らせる)新しいチームに入ったものの、仲間の中に溶け込めない…。彼の中でサッカーがうまくなりたい!というより友達と楽しくサッカーをしたいという気持ちが大きかった(んだと思います)ので、次第に休みがちに。
前の環境とのギャップに苦しみ、自分なんか…とか、どうせ…とか、新しい環境で頑張ろう!と他の家族は前向きな言葉で励まし合っているのに、息子のマイナスな言葉に引っ張られ…とうとう爆発。
今振り返ると一番しんどい時期だったと思います。この行動が正解だったかもわかりません。
自分の考えが「間違えだった」ことに気づく
私自身複雑な家庭だったのもあり、「あたたかい家庭」に強い憧れがあったのがいけなかったんだと息子との出来事でハッとしたのです。
いつまで一緒に家族4人で過ごせるんだろう…と思うと、少しでもその時間を大切にしたいがゆえに息子にいろんな価値観を押し付けていたんだ…と。あと思春期や反抗期が想像以上に早く迎えたこともだいぶ悩みました。(もう少し遅いんじゃない?という完全なる思い込み)
そして新しい場所でもなんとかなる!というのも繊細な息子にはやっぱり人一倍大変(学校ではうまくやっている様子)でどうしたらいいのかわからなかったそう。
いつも「〇〇はどうしたいの!?」と私や夫が言っても、息子は黙ってばかり。後々聞くとわからなかったとか、これを言ったら怒られると思い言えなかったと。
LEEの“わが子の「思春期」がこわい“の特集で、もう私の行動は不正解だらけ!!あぁ振り返ると情けない…。▼
それからどうしたの?
サッカーは悩んだ末、一旦辞めました。6年生の残りの数ヶ月また行けるか…待つには厳しい期間というか戻れるような気もせず(そのまま休部でまた行きたくなったら!という選択肢もあったのかもしれませんが、親も関わるもので私自身居づらかったのもあったり、息子の心の問題がいよいよ難しくなってきたのもありました)今は技術だけ学べるスクールに通い始めとても満足してます。(旧友とまたプレーしたいから)
そして学校の友達と放課時間に楽しんでいるようです。
それからというものの本人はさっぱりしてて、困ったことに親の私があきらめきれない!(もったいないな…と未練たらたら)以前やっていた習い事も本人のやる気スイッチが入らないので全てしないことにし、自分ですぐにあきらめるところもうーん…と思うのですが、これもまた新しいスタート!と気持ちをとにかく切り替えるように心に留めてます。この気持ちに折り合いをつけるということが非常に難しかったです。
得意なことを伸ばしたり、大切な友達に会いに行く
次は工作が小さな頃から大好きで、4年生の頃からハマり出した折り紙を応援すること。
息子にもっと折りやすい折り紙を買ってほしいと言われ、名古屋にある紙の専門店「紙の温度」に行って一緒に選び、専門的な折り紙を買ったり、いろんな人に見てもらうように工夫したり。息子とのコミュニケーションツールとなりました。
おかげで私も折り紙に少しだけ詳しくなり、世界が広がりました。
そして以前住んでた時にお世話になっていたママ友に相談し、一人で名古屋から新幹線で新横浜まで乗って、友達の家にお泊まりをさせてもらうことに。
懐かしい旧友とひとしきり楽しんで、親だけではどうにもならない時に、頼れる友人がいて本当に良かったと感じた瞬間でした。
連絡を取り合うためにスマホを持たせることに。帰ってきたらさっそく友達とLINE交換をしていて(都会っ子は早い!)心の拠り所ができたみたいです。
でも持たせたはいいものの、いいことばかりではないので、親が管理して時々注意しています。
そして、今度は私の番。「自分の人生もっと愉しまないと!」ということ。
思い切ってやってみたかった仕事をアルバイトですがスタートさせました。実際始めてみると毎日が忙しくなってしまったのですが、外の空気を吸うのって大事!
頭で考えるより行動してみたら悩みから少し離れる時間ができ、やっと少しずついろんなことが動き出したような…前向きな気持ちになったところです。
12歳おめでとう!
11月の誕生日に12歳になりました。
誕生日当日は大好きなマックでおめでとうをし(なぜか気合いを入れてご飯作るのやめました。なのでお見せできる写真もありません。笑)、ケーキはカットケーキで好きなものを選ぶ。そして愛の押し付けでパンを焼いたら「あっ結構です」と断られる。
生まれた時はただ「健やかに…」そんな想いを持って育てていたはずなのに、子どもの幸せを願うことやだんだん親の経験や理想が邪魔をして、想いが強くなるほどしんどくなって…もっとおおらかに、肩の力を抜けたらいいのになぁと、情けないですが母親12歳になった私なりの気づきです。
なかなか我慢のできない私には色々試練の子育てです。今は自立と甘えの狭間で腹立つことも多いですが、だってやっぱりかわいくてたまらないから。
まだまだ思春期真っ只中。
いつかあの頃はほんと大変だったね〜!!なんて笑って話せる日がきたら…と、今は息子の心に寄り添える存在になりたいと思います。
とかっこいいこといいつつ、実際は口うるさいこと多く、日々反省…。
同じように苦労している方がいらしたら、一緒に頑張りましょうね!
………………
以下のお二人のお話はとても興味深く希望をもらえました。ぜひ一度読んでみてほしいです。
辻仁成さんインタビューより。「パリの空の下で、息子とぼくの3000日」読んでみようかと思います。▼
石黒彩さんインタビューより▼
長くなりましたが最後まで読んでいただきありがとうございます。
それではまた!
TB - かおりん
主婦・パン教室主宰 / 愛知県 / LEE100人隊トップブロガー
42歳/夫・息子(13歳)・娘(10歳)/手づくり部・料理部・美容部/元転勤族、100人隊6年目になりました。現在、自宅のリノベーション準備中で、頭を悩ませながらも家族で新しい家での新生活に胸をふくらませています。年齢的に体も心もいろいろ揺らぎがありますが、自分のご機嫌をとりながら「愉しむ」という気持ちを大切に。人と話すこと、食べること、気楽に料理すること、一人で時々銭湯に行くこと、カジュアルな服が好きです。身長157cm。
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TB かおりん