手づくり部

【自然の恵みで草木染め】夏休みの自由研究にも

  • カーリー

2021.07.21

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日本でも子供達の夏休みが始まる頃ですね。

ドイツでは7月上旬に早々と夏休み入りし、

今年はいくつか日帰りキャンプを入れているので例年よりは楽ですが、

今週はがっつり息子と2人きり。

半分親の趣味に付き合わせていますが、昨年やって楽しかった草木染めを今年も一緒にやりました。

何で染める?

昨年は色々な植物や材料の染まり方を見たかったので、

・ブラックベリー

・ラズベリー

・ブルーベリー

・玉ねぎの皮

・コーヒーの出し殻

の5種類で染めてみました。

ベリー類は夏になると公園や森に色々と実り出すので、お出かけの際にベリー摘みをして。

今年ももう実っているかなと見てみましたが、公園のブラックベリーはまだまだかたい実でした。

下準備

①汚れを落とす

まず布(綿、麻、絹など自然素材が良いそう)をお湯で煮て、汚れを落とします。

②タンパク質を補給

草木染めは布のタンパク質に反応して色がつくそうです。

綿や麻などの植物由来のものは、豆乳につけてタンパク質を補います。

汚れを落とした布を2倍に薄めた豆乳につけて、20分ほどつけおきます。

乾かします。

乾いた後は布がパリパリになって豆乳の香り。

材料を煮出して染液を作ります

材料をお鍋に入れて、お湯で30分ほど煮出し、最後にキッチンペーパーを敷いたザルでこしたら染液の完成。

材料をネットに入れて煮出すのでもOKです。

少なめのお湯で煮出すと濃い染液になります。

ちなみに玉ねぎの皮などは、カツオだしのように1番液、2番液をとることができて、色味も少しずつ変わるようです。



染液で布を煮て染めていきます

準備した布をお鍋の染液に入れ、20分煮込みます。

布に模様をつけたい時は、輪ゴムや麻紐で縛っておくと、その部分だけ色がつきません。

煮ている間に焼ミョウバン2gを1Lのぬるま湯に溶かして、ミョウバン液を作っておきます。

染め上がった布をミョウバン液につけることで、色が定着するそうです。

完成!

軽く水洗いし、乾かして完成です。

左から、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、コーヒー、玉ねぎの皮です。

染まり具合としては、玉ねぎが一番鮮やかに染め上がりました。

材料の入手も簡単なので、オススメです。

模様はあまり綺麗に出ず。。

夏休みの自由研究・作品に

最後は染めた布を使って、バッグを作り、補習校の夏休みの作品にしました。

5種類を無理やり使って、

表:ラズベリー&ブルーベリー

裏:玉ねぎの皮&ブラックベリー

持ち手:コーヒーに。

細かい部分は私が縫いましたが、簡単な波縫いは、赤鉛筆で印をつけてその上を頑張って息子が縫いました。

粗々なので実用にはせず、壁に飾っています。

作り方や染まり具合などをノートにまとめて夏休みの宿題も完成!

 

長くなってしまったので今年作ったものは、次のクリップにてご紹介させてください。

カーリー

主婦 / 奈良県・アメリカ /

40歳/夫・息子(8歳)/手づくり部・料理部/3年間のドイツ生活を経て、アメリカで暮らすことになりました。クラフトやお菓子作りなど、作ることが大好きです。100人隊に入って、苦手だったお料理にも挑戦するようになり、お気に入りの器でテーブルを作る楽しさも知りました。新しい場所でも毎日ワクワクを探して、暮らしを楽しんでいきたいです。

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