２月

少しずつ春の気配を感じながらも、まだまだ寒い日が続きます。
今月はじんわりとからだに優しい、温かいお汁粉 ”ひよこ豆とごまのお汁粉”です。
ぽくぽくのひよこ豆と香ばしいごまの風味。
どこか異国の風合いも残るお汁粉です。

ひよこ豆はお手軽に水煮のもので。
水煮に塩が入っているときは、その塩分で十分なのでお汁粉に加える塩は省いてくださいね。

豆乳で作るときは火を入れすぎるとモロモロになってしまうので、煮すぎないように注意しましょう。

とある撮影で。
ひよこ豆のスペイン語読み  ”ガルバンゾー”  が  ”ガンバルゾー！”  に読めてしまうという話をしたら
その場にいた皆も  ”そうそう！”  と・・・実はガルバンゾーのあるある話だったみたいです（笑）

あったかいお汁粉で寒い冬ももう少しガンバリましょう☆

ひよこ豆とごまのお汁粉

【材料】　２人分

(a)
・ ひよこ豆（水煮）　　２００ｇ
・ きび砂糖　　３５ｇ
・ 塩        少々　　（＊ひよこ豆の水煮に塩が入っているときは省く）
・ 豆乳（無調整）　又は牛乳　２００ｍｌ
・ 白ごま　　大さじ1/2
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・ 白玉粉　　５０ｇ
・ 豆腐　　５０ｇ

・ 白すりごま　　適宜

【作り方】

① ボウルに白玉粉と豆腐を入れてよくこね、耳たぶくらいの柔らかさにする。（固いときは水少々を、柔らかいときは白玉粉少々を加えて調整する。）手のひらで転がして丸める。

② 鍋に湯を沸かし、沸騰したら白玉を茹でる。浮いてきたら、さらに２、３分茹でて冷水にとる。

③ ひよこ豆は水洗いし、ざるにあげて水気をしっかりきる。白ごまはフライパンで香ばしく空炒りする。

④ ひよこ豆をトッピング用に少し取り分け、ミキサーに入れる。炒ったごまと（a）の他の材料もミキサーに入れ、なめらかにまるまで撹拌する。

⑤ ④を鍋に移し、火にかけて温める。

⑥ 器に⑤を入れ、水気を切った白玉を加える。取り分けておいたひよこ豆を盛り、すりごまを振る。

製作・撮影／八田　真樹
お菓子研究家。短大卒業後、会社勤めを経て幼い頃から好きだったお菓子の道へ転身。フランスに留学、ル・コルドン・ブルー パリ校卒業。ルノートル、ベルーエ・コンセイユなどでも学ぶ。著書に『フラン』『ケーク・サレ』（共に文化出版局）、『野菜・豆・果物のヘルシーお菓子』（扶桑社）、『板チョコスイーツ』（主婦と生活社）などが。