8月
今月最後のレシピは「グレープフルーツのはちみつゼリー」。
さっぱりとした清涼感がうれしい、ふるふるゼリーです。
子どもの頃は 半分に切ったグレープフルーツに ぐるりと一周切り込みを 入れてもらって、たっぷりとはちみつをかけて食べていました。 「かけすぎ!」と止める母の目を盗んで、それはもう、たぷたぷ と・・・(笑)
このゼリーを作っていると、はちみつをかける時のあのスリル感(?)をなつかしく思い出してしまいます。
フレッシュな果汁をそのままに ゼラチンでそっと固めたゼリー。グレープフルーツのさわやかな酸味と香り、はちみつのやさしい風味が楽しめます。
ゼリーをざっと崩してから器に盛ると、ふるふる感がさらに味わえますよ。
バットにたっぷりと作れる分量なので、夏休みの みんなのおやつにもぜひどうぞ。
(少なめで作るときは材料を半量にしてくださいね。)
今回、ゼリー液はホワイトを、果肉はホワイトとルビーを使って作っています。
色の組み合わせを変えたり、どちらか一種だけで作ってみても楽しいですね。
グレープフルーツのはちみつゼリー
【材料】 6~8人分
・ グレープフルーツ 4個
・ はちみつ 25g
・ コアントロー 大さじ4 (*入れないときは 水大さじ4を加えてください)
・ 粉ゼラチン 10g
・ 水 大さじ4
【作り方】
① 水に粉ゼラチンを振り入れ、ふやかす。
② グレープフルーツ2個は果汁を絞り、ざるなどでこして400mlを計量する。
③ 残りのグレープフルーツは房から果肉を取り出す。
④ ②にはちみつを加えてよく混ぜる。
⑤ ①を電子レンジで10秒ほど加熱して溶かし、④に加えてよく混ぜる。③とコアントローも加えて混ぜる。
⑥ バットに流し、冷蔵庫で冷やし固める。ざっとくずして器に盛る。
製作・撮影/八田 真樹
お菓子研究家。短大卒業後、会社勤めを経て幼い頃から好きだったお菓子の道へ転身。フランスに留学、ル・コルドン・ブルー パリ校卒業。ルノートル、ベルーエ・コンセイユなどでも学ぶ。著書に『フラン』『ケーク・サレ』(共に文化出版局)、『野菜・豆・果物のヘルシーお菓子』(扶桑社)、『板チョコスイーツ』(主婦と生活社)などが
八田真樹 Maki Hatta
お菓子研究家
短大卒業後、会社勤めを経て幼い頃から好きだったお菓子の道へ転身。フランスに留学、ル・コルドン・ブルー パリ校卒業。ルノートル、ベルーエ・コンセイユなどでも学ぶ。著書に『フラン』『ケーク・サレ』(共に文化出版局)、『野菜・豆・果物のヘルシーお菓子』(扶桑社)、『板チョコスイーツ』(主婦と生活社)など。