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FOOD

ほうじ茶プリンのレシピ/八田真樹さんの絶品スイーツ

  • 八田真樹

2017.06.06

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6月です。

紫陽花が咲き始めて、雨の季節を感じます。
おやつを作って、おうちでのんびりと過ごす雨の日もたのしいですね。

今月最初のレシピは「ほうじ茶プリン」です。
お茶の香ばしい香りと トロンととろける口どけにほっこりとなごむ和のプリン。

ゼラチンが控えめなので、ゆっくりと時間をかけて冷やし固めます。
とろみがついてから器に注いで冷やすのは、乳脂肪分の異なる牛乳と生クリームが固まる間に2層に分かれないようにするため。なめらかな口どけにするための大切なプロセスです。

 

 

ごはんのときに欠かせないほうじ茶。

いつも飲んでいるのはLEEでもおなじみの、柳桜園茶舗と一保堂茶舗、それから金沢在住の友人に教えてもらった丸八製茶場のほうじ茶。
おやつ作りにもよく登場します。

プリンや寒天、アイスクリームなど冷たいものやクッキーやマフィンなどの焼き菓子にも。

飲みなれたいつものお茶でおやつを作ると、おやつもほっとする風味になるようで ちょっとうれしいのです。

 

 

ほうじ茶プリン

【材料】 4人分

・ ほうじ茶 …15g
・ 牛乳…350ml
・ 生クリーム…100ml
・ 砂糖…50g
・ 粉ゼラチン…5g
・ 水…大さじ2

・ 生クリーム…50ml
・ 砂糖…5g

 

【作り方】

* 粉ゼラチンを水に振り入れ、ふやかしておく。

① 小鍋に牛乳と茶葉を入れ火にかけ、鍋肌からふつふつしてきたら弱火にし、絶えず混ぜながら1~2分煮出す。茶こしなどでこしながらボウルに移す。茶こしに残った茶葉を上からぎゅっと押さえて牛乳をしっかりとしぼり出す。

② ふやかしたゼラチンを加えて手早く混ぜて溶かし、砂糖を加えてよく混ぜて溶かす。

③ 生クリーム(100ml)を加えて混ぜる。

④ 氷水にあて、時々混ぜながらとろみがつくまで冷やす。とろみがついたら器に注ぎ、冷蔵庫で3時間以上冷やし固める。

⑤ 生クリーム(50ml)に砂糖を加えて、氷水にあてながら角が立つまで泡立てる。④の上にのせ、抹茶(分量外)をふり、茶葉を飾る。

 


製作・撮影/八田 真樹
お菓子研究家。短大卒業後、会社勤めを経て幼い頃から好きだったお菓子の道へ転身。フランスに留学、ル・コルドン・ブルー パリ校卒業。ルノートル、ベルーエ・コンセイユなどでも学ぶ。著書に『フラン』『ケーク・サレ』(共に文化出版局)、『野菜・豆・果物のヘルシーお菓子』(扶桑社)、『板チョコスイーツ』(主婦と生活社)などが。

八田真樹 Maki Hatta

お菓子研究家

短大卒業後、会社勤めを経て幼い頃から好きだったお菓子の道へ転身。フランスに留学、ル・コルドン・ブルー パリ校卒業。ルノートル、ベルーエ・コンセイユなどでも学ぶ。著書に『フラン』『ケーク・サレ』(共に文化出版局)、『野菜・豆・果物のヘルシーお菓子』(扶桑社)、『板チョコスイーツ』(主婦と生活社)など。

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