油揚げでごはんを包み込まないオープンいなり。トッピングはお好みで
かぶのおいなりさん(いなり寿司)
新米の時期ですね! 今回は、旬のかぶと合わせて、ごはんを美味しく食べられる、「おいなりさん」の作り方をご紹介します。
油揚げでごはんを包み込まないオープンいなりにすることで、上に具材をトッピングして華やかに仕上げることができます。トッピングはアレンジもできるので、お好みでどうぞ。
材料(3〜4人分)
- 油揚げ(いなり寿司用) 5枚
- ご飯(温かいもの) 1.5合分(500g)
- (A)だし汁 1カップ
- (A)みりん 大さじ3
- (A)しょうゆ 大さじ2
- (A)きび砂糖 大さじ1
- (B)酢大さじ2
- (B)きび砂糖 大さじ1
- (B)塩 小さじ1/2
- 白いりごま 大さじ2
- かぶ(葉付き) 小1個
- 塩 ひとつまみ
- みょうが(小口切り)、すだち(輪切り) 各適量
作り方
- 油揚げの上で箸などを転がし、開きやすくする。半分に切り、袋状に開く。
- 鍋に湯を沸かし、1を入れて2分ほど茹でる。ザルにあげて流水で冷まし、両手で挟むようにして水を絞る。
- 鍋に(A)を入れて中火にかけ、煮たったら油揚げを入れる。落とし蓋をして弱火にし、20〜25分ほとんど汁気がなくなるまで煮る。そのまま冷ます。
- かぶを5mm角、かぶの葉は5mm幅に切り、塩をもみ込んで10分おき、水気を絞る。
- (B)を混ぜ合わせる。飯台またはボウルにごはん、 (B)、かぶ、かぶの葉、白いりごまを入れて切るように混ぜる。1/10ずつ俵形に握っておく。
- 油揚げの汁気を軽く絞りながら、5を1つずついれて包む。みょうが、すだちをのせる。
ポイント
- 油揚げはいろいろな種類があり、袋状に広げにくいものもあるので、いなり寿司用としているものが広げやすくおすすめです。パッケージに「袋状に広げにくい」と記載があるものは避けましょう。
Staff Credit
製作・撮影/榎本美沙
発酵食品、旬の野菜を使ったシンプルなレシピが好評で、テレビ、雑誌や書籍へのレシピ提供、イベント出演などを行う。YouTubeチャンネル「榎本美沙の季節料理」、Instagram(@misa_enomoto)、夫婦でつくるレシピサイト「ふたりごはん」も人気。著書『二十四節気の心地よい料理と暮らし』(グラフィック社)が2024年2月に発売、その他の著書に『榎本美沙の発酵つくりおき』(家の光協会)、『ゆる発酵』(オレンジページ)、『発酵あんことおやつ』『からだが整う〝ひと晩発酵みそ〟』(ともに主婦と生活社) 『ちょこっとから楽しむ はじめての梅仕事』(山と溪谷社)など多数。