Let’s share the platter!
年末は「大皿料理」上手になりたくて
イベントいっぱいのこの時季。今年はおもてなしの機会も再び増えそうなので、ぜひマスターしたいのが大皿料理。どーんと出せば、気取りなく、それでいて華やかに。食べごたえのある一品を一度においしく作れたり、取り分けながらおしゃべりが弾むのも、大皿ならではの楽しさです。今回は、達人がとっておきの極意を伝授。スペシャル感アップのテクニック、さらに持ち寄りの際の工夫など、この冬大活躍するレシピ&アイデアをご紹介します!
焼きっぱなしでラクできる!
\教えて!/
えりさんの大皿料理スペシャリテ
仕込んでおけば、オーブンで焼くだけで完成。具材はごろっと大きめに切るのが、食卓映えの秘訣です。
えりさん
ERI’s platter
白みそが、軽やかだけど絶妙なコクに
サーモンの白みそ和風グラタン
調理時間40分
豆乳とみそのやさしい味わいのベシャメル。素朴な味わいに仕上げたいときは、無調整豆乳を使ってみてくださいね。
材料・4人分(約27×19×6㎝の耐熱皿を使用)
- 生ザケ……240g
- じゃがいも……3個
- れんこん……150g
- シュレッドチーズ……80g
- パセリのみじん切り……適量
- A)
- 白みそ……大さじ1
- 水……大さじ1/2
- 〈豆乳みそベシャメルソース〉
- バター、薄力粉……各50g
- 調製豆乳……450㎖
- 白みそ……大さじ2
- 塩、こしょう……各少々
下準備
サケは4等分に切り、混ぜ合わせたAを両面に塗り、冷蔵庫でひと晩おく。オーブンを220℃に予熱する。
作り方
- れんこんは3㎜幅の輪切りにし(直径が大きければ半月切りにする)、酢水(分量外)に10分ほどつける。水気をきり、2分ゆでる。
- じゃがいもはひと口大に切り、やわらかくなるまで水からゆでる。
- 豆乳みそベシャメルソースを作る。鍋を弱火にかけ、バターを入れる。半分ほど溶けたら薄力粉を加えて混ぜながら炒め、なめらかになったら豆乳を少しずつ加えながら、絶えず混ぜつつ火を入れる。なめらかに、全体にとろりとしてきたら火を止める。白みそと塩、こしょうを加えて混ぜる。
- 耐熱皿に③の1/3量を入れて広げ、サケ、①、②をバランスよく並べる。残りの③を加えて表面をならし、全体にチーズを振りかける。220℃に予熱したオーブンで20分ほど焼き、仕上げにパセリを振る。
※調理時間はサケの漬け込み時間は含まず
持ち寄りにも!
焼く直前まで仕上げて
耐熱皿には具材とベシャメルソースを盛ってラップを。上に保冷剤と袋に入れたチーズを添えて、クロスで包みます。訪問先のオーブンで焼いて、おいしい焼きたてをどうぞ!
教えてくれたのは
えりさん
ERI
料理家
ソムリエの資格を持ち、簡単で映えるレシピがSNSなどで大反響。「大皿は、食材をダイナミックに使えるから、おもてなしらしいインパクトを手軽に出せるのがいいところ。トマトやぶどうなど、色鮮やかで形のかわいい食材を選ぶのもコツ」
Instagramフォロワー22万超え! おしゃれに映える一皿の投稿がバズり続ける
Staff Credit
撮影/宮濱祐美子 取材・原文/福山雅美
こちらは2023年LEE12月号(11/7発売)『年末は「大皿料理」上手になりたくて』に掲載の記事です。
えり
Instagramフォロワー22万超え!おしゃれに映える一皿の投稿がバズり続ける。ソムリエの資格を持ち、簡単で映えるレシピがSNSなどで大反響。