長い子どもたちの夏休み。忙しい中、毎日のお昼ごはん作りまで頭が回らない……。そこで頼りたいのが、タイパ=タイムパフォーマンスばっちりの麺。時間がかからず、なのに抜群においしい一皿が、私たちを救ってくれます!
いつものソース味から一歩踏み出す、新たなおいしさがいろいろ! どれも家にある材料で、パパッと作れます。
調理時間5分
仕上げのクリームチーズでコク増し!
カレーチーズ焼きそば
「炒める手間なしの“重ね蒸し”でほぼ完成。仕上げに調味料と炒め合わせ、香り高く仕上げます。キッチンバサミを使えば、包丁&まな板いらず」(本多理恵子さん)
材料・2人分
- 焼きそば麺……2袋
- 豚ひき肉……100g
- キャベツ……3枚
- にら……1/2束
- クリームチーズ……30g
- A)
- 焼きそばに付属する粉末調味料……1袋
- ウスターソース……大さじ1
- カレー粉……小さじ2
- 塩……小さじ1/2
- こしょう……少々
作り方
- フライパンにひき肉を入れ、薄くのばす。上に焼きそば麺をほぐしながらのせ、キャベツをちぎりながら加える。にらはフライパンの上でキッチンバサミで5㎝長さに切って加える。
最初に入れるのはひき肉。「この順番にすることで、油を引く工程をカットできますよ」(本多理恵子さん)
- フタをして中火にかける。蒸気が出てきたら弱火にし、2分加熱する。
- ひき肉をへらでほぐしながら全体を混ぜ、Aを加えてなじむまで炒める。クリームチーズを1㎝角程度にちぎって加え、全体を軽く混ぜる。
教えてくれたのは
本多理恵子さん
具材選び&手間をカットするアイデアを上手に取り入れて
のべ12000人の“料理がしんどい人”を救った画期的な料理教室が人気。「タイパのコツは、具材は火の通りやすい食材を選ぶこと。洗い物を減らすためにキッチンバサミを活用したり、切る手間のない食材を使うこと。市販のレモン汁やチューブにんにくなども、どんどん利用しましょう!」(本多理恵子さん)
Twitter:riettahonda
公式サイト:https://rietta.me/profile/
【特集】夏を乗り切る「タイパ麺」31days
撮影/メグミ スタイリスト/朴 玲愛 取材・原文/福山雅美
こちらは2023年LEE8・9月合併号(7/7発売)『夏を乗り切る「タイパ麺」31days』に掲載の記事です。
本多理恵子
料理家
鎌倉でカフェ&料理教室を開業。のべ1万2000人の料理が苦手な人たちを、画期的なレシピで救う。第6回料理レシピ本大賞エッセイ賞受賞の『料理が苦痛だ』(自由国民社)が話題に。近著の『ごはん作りの絶望に寄り添うレシピ』(エムディエヌコーポレーション)も好評。