ほのかな甘味ともちもち食感が最高!「かぼちゃのニョッキ」レシピ/若山曜子さん
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若山曜子
2022.10.15
ほっくりした食感と満足感のある食べごたえは、食欲の秋にぴったり。ひとつの素材をさまざまな味わいに変身させる達人、若山曜子さんに秋の食卓が盛り上がる、とっておきのかぼちゃレシピを教わります。
食卓が一気に華やぐ、自慢のひと皿! かぼちゃならではの自然な甘味は、口にするだけで、ほっと心なごみます。
もちもち食感が、たまりません!
かぼちゃのニョッキ
かぼちゃのほのかな甘味と、バター&ハーブの風味をかけ合わせて。「チーズはソースに混ぜ込み、さらに仕上げにもプラスして濃厚に」(若山曜子さん)
材料・2人分
- 〈ニョッキ〉
- かぼちゃ……400g
- 薄力粉……100g
- 溶き卵……1/2個分
- 〈ソース〉
- バター……40g
- セージ(フレッシュ)……5〜6枚
- パルミジャーノ・レッジャーノのすりおろし……大さじ2~3
- 薄力粉(打ち粉用)、塩、パルミジャーノ・レッジャーノ(好みで)、黒こしょう……各適量
作り方
- かぼちゃはふんわりとラップに包み、やわらかくなるまで電子レンジ(600W)で4~5分加熱する。
- 皮と種、ワタを取り除き、つぶしてペースト状にする(250gほどになる)。
- ボウルに②と薄力粉を入れてさっと混ぜる。卵を加えて混ぜ、生地が手につかなくなるまで練る。4等分する。
かぼちゃに薄力粉を吸わせるように、さっと混ぜ合わせる。「ここで練らないように注意してくださいね」(若山曜子さん)
- 打ち粉をしたまな板に③をひとつのせ、長さ30㎝の棒状にのばす。包丁で1.5㎝幅に切り分け、一方の断面にフォークを押し当てて、すじをつける。残り3つも同様に作る。
「すじをつけるのは、火通りをよくするためとソースがからみやすくするため。面倒なら省略してもOKです」(若山曜子さん)
- 鍋に湯を沸かし、塩分1%になる量の塩を加えて④をゆでる。2~3分程度ゆで、浮いてきたらザルに上げて水気をきる(ゆで汁50㎖強は取り分けておく)。
- ソースを作る。鍋にバターとセージを入れて中火にかけ、香りが立ったら取り分けたゆで汁50㎖を加える。鍋をゆすって大きく混ぜて全体をなじませ、ゆで上がったニョッキを加えてパルミジャーノ・レッジャーノを加えてさっと和える。器に盛り、黒こしょうと、好みでパルミジャーノ・レッジャーノを振る。
教えてくれたのは
若山曜子さん
菓子料理研究家。大学卒業後、パリへ留学。ル・コルドンブルー、エコール・フェランディを経て、パティシエ等のフランス国家資格を取得。インスタグラムも好評。
Instagram:yoochanpetite
公式サイト:https://tavechao.com/
撮影/宮濱祐美子 スタイリスト/伊東朋惠 取材・原文/福山雅美
こちらは2022年LEE11月号(10/6発売)「若山曜子さんの“かぼちゃレシピ”で食卓がイベントになる!」に掲載の記事です。