鶏もも肉と大根の煮物
素材から出る水分だけで、こっくり仕上げます。「大根は下ゆでが面倒、と言いますが、小さめに切ればその必要はなし。煮込む間、放っておけるのもラク」(本多理恵子さん)
材料・2人分
- 鶏もも肉……150g
- 大根……10㎝
- しいたけ……小6個
- A)
- 一発調味料……大さじ6(作り方は下記参照)
- 赤唐辛子(丸ごと)……1本
作り方
- 鶏肉は食べやすい大きさに切る。大根は1cm厚さの半月切りにする。しいたけは石づきを取り除き、好みでかさに十字に切り目を入れる。
- 鍋に①とAを入れ、フタをして中火にかける。蒸気が出てきたら弱火にして20分加熱する。途中数回、フタを開けて全体を混ぜる。
- 大根に火が通ったら、フタを取り、中火で煮汁を好みの量まで煮詰める。
一発調味料
基本の味つけはこちらにおまかせ。しょうゆ、酒、みりんを同量ずつ混ぜたもの。50㎖程度ずつ、計150㎖ほど作っておくと便利。味が薄ければしょうゆをプラス、濃いようなら酒で少しのばして調節可。
※冷蔵庫で2週間保存可
撮影/宮濱祐美子 スタイリスト/朴 玲愛 取材・原文/福山雅美
2021年9月号【「冷蔵庫を開けても何も思いつかない」あなたへ 料理家がリアルに作っている「料理がしんどい日」のごはん】より
本多理恵子
料理家
鎌倉でカフェ&料理教室を開業。のべ1万2000人の料理が苦手な人たちを、画期的なレシピで救う。第6回料理レシピ本大賞エッセイ賞受賞の『料理が苦痛だ』(自由国民社)が話題に。近著の『ごはん作りの絶望に寄り添うレシピ』(エムディエヌコーポレーション)も好評。