酢を使って油を感じさせない味に
鶏ごぼうのさっぱり煮
大ぶりなごぼうと鶏肉は、食べごたえ十分! 最後に水分を飛ばしながら、つやよく煮からめるのがポイントです。
*フライパンは直径24〜26㎝の表面加工されたものを使用しています。
材料・2人分
- 鶏もも肉……1枚(250g)
- ごぼう……大1本(200g)
- サラダ油……大さじ1/2
- A
- 水……150㎖
- 酢……大さじ1 1/2
- 酒……大さじ1 1/2
- しょうゆ……大さじ1 1/2
- みりん……大さじ1 1/2
- 砂糖……小さじ1
- 白いりごま……大さじ1
作り方・直径24〜26㎝のフライパンを使用
- 鶏肉はすじと脂肪を除き、ひと口大に切る。
- ごぼうはたわしでこすり洗いし、縦半分に切って6〜7㎝長さに切る。さっと水にさらす。
- フライパンにサラダ油を強めの中火で熱し、鶏肉の皮側を下にして並べる。2分ほどこんがりと焼き、返してさっと焼く。
- 水気をきったごぼうを加え、油が回るまで炒める。
- Aを加え、煮立ったらアクを取り、フタをする( a )。弱火にして、ごぼうがやわらかくなるまで20分ほど煮る。
- フタを取って強火にし、汁気がなくなるまで2〜3分炒める。仕上げにごまを振る。
Point( a )ぴったり閉まるフタで火を通す
煮込むときはぴったりフタをしてごぼうに火を通し、仕上げるときはフタを外して汁気を飛ばしながら返します。
フライパン和食はいいことずくめ
全体を返しやすい
炒め煮は返しながら、水分を飛ばして味をからめます。表面積が広いフライパンなら、軽く振るだけで具材を返せるのが便利な点。振れない人は、木べらなどで返してもOK。
フタで水分の調節がしやすい
フライパンはフタを上手に使うことで、水分量の調整が簡単にできます。早く水分を飛ばしたいときは、フタなしで。逆に煮汁の中で火を通したいときは、フタをして加熱を。
2016年5月号 【別冊】フライパンひとつで まるっとごちそうおかず より
撮影/福尾美雪 スタイリスト/佐々木カナコ イラストレーション/飯山和哉 取材・文/海出正子