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FOOD

フライパンひとつで まるっとごちそうおかず

フライパンで「肉じゃが」レシピ/小林まさみさん

  • 小林まさみ

2021.06.24

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だしいらずの簡単レシピ
肉じゃが

フライパンで「肉じゃが」レシピ/小林まさみさん

フライパンひとつで和の定番おかずも簡単に美しく仕上げられます。具材を次々と炒めていって、水と調味料を加えて煮るだけ。じゃがいもは水にさらすと、煮崩れにくくなります。
「(フライパンは)肉じゃがのように炒めてから煮る料理は大得意です。煮るときに具材が重ならないので、火の通りが均一になって煮崩れしにくい」(小林まさみさん)

*フライパンは直径24〜26㎝の表面加工されたものを使用しています。

材料・2人分

  • 豚バラ薄切り肉……150g
  • じゃがいも……2個(約300g)
  • 玉ねぎ……1/2個
  • にんじん……1/2本
  • 絹さや……12枚
  • サラダ油……大さじ1/2
  • A
    • 水……300㎖
    • 砂糖……大さじ1 1/3
    • 酒……大さじ1
    • みりん……大さじ1
  • しょうゆ……大さじ2

作り方・直径24〜26㎝のフライパンを使用

  1. 豚肉は4㎝長さに切る。じゃがいもは皮をむいてひと口大に切り、水に10分さらす。玉ねぎは1㎝幅のくし形、にんじんは3㎝厚さの半月に切る。絹さやはすじを取る。
  2. フライパンにサラダ油を強めの中火で熱し、玉ねぎ、にんじん、水気をきったじゃがいもの順に加え、その都度、油が回るまで炒める。
  3. 豚肉を加え、色が変わるまで炒める。
  4. Aを加えて混ぜ( a )、煮立ったらアクを取る。落としブタをし、中火にして8〜10分煮る。
  5. しょうゆを加えて混ぜ、再び落としブタをし、中火で5分ほど煮る。絹さやを加え、2分ほど煮て仕上げる。

Point( a )だしの代わりに水でOK

煮込むためにフライパンにフタをする写真:フライパンで「肉じゃが」レシピ/小林まさみさん

水と調味料でも十分おいしい味に。調味料はしょうゆを最後に加えると、味がよくしみ込みます。

フライパン和食はいいことずくめ

具材が底にくっつきにくい

野菜をフライパンで炒める写真:フライパンで「肉じゃが」レシピ/小林まさみさん

炒めてから煮る料理は、鍋で炒めるとくっつきやすいので、フライパンから鍋へ移すことが多かったはず。でも、フライパンでそのまま煮れば大丈夫。洗い物も減ってラクチンに。


2016年5月号 【別冊】フライパンひとつで まるっとごちそうおかず    より
撮影/福尾美雪 スタイリスト/佐々木カナコ イラストレーション/飯山和哉 取材・文/海出正子

小林まさみ

料理研究家

雑誌・テレビで活躍するほか、料理教室を主宰。定番のツボを押さえたレシピが好評。料理を始めるのが遅かった経験から、料理が苦手な人に寄り添うレシピを提案している。

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