鶏むねの鴨ロース風梅風味
「はじめに焼きつけてからゆでると、香ばしさとコクが出ます。かたくなるのは火の通しすぎが原因だから、余熱で火入れを」(小林まさみさん)
材料・作りやすい分量
- 鶏むね肉……2枚(500g)
- きゅうり……1本
- A)
- かつおだし……2カップ
- しょうゆ、みりん……各大さじ3
- B)
- 梅干し(種を取り除いて叩く)……2個(正味20g)
- サラダ油……小さじ1
- C)
- 片栗粉……小さじ2
- 水……小さじ3
- サラダ油……大さじ1/2
作り方
- 鶏肉はキッチンペーパーで水気をふき、室温に20分おく。きゅうりはピーラーで縦に薄く削り、冷水にさらす。シャキッとしたら水気をきる。直径20㎝の鍋にAを混ぜ、強めの中火にかけ始める。
- フライパンにサラダ油を強めの中火で熱する。①の鶏肉を皮目を下にして入れ、へらで軽く押さえながら2分ほど焼く。皮がこんがりと焼けたら裏返し、1分ほど焼く。
- ①の鍋が煮立ったら火を止め、②を皮目を下にして入れてフタをし、10~12分余熱で火を通す。
- ボウルにBを入れ、③の漬け汁大さじ1を加えて混ぜ、梅ソースを作る。
- 小鍋に③の漬け汁1/2カップを取り分けて煮立て、混ぜ合わせたCを好みのとろみ加減になるように様子を見ながら回し入れ、子ども用ソースを作る。
- ③の鶏肉を皮目を上にしてまな板に取り出し、できるだけ薄く切って器に盛る。①のきゅうりを添え、大人用には④、子ども用には⑤のソースを適量かける。
撮影/キッチンミノル スタイリスト/朴 玲愛 取材・原文/福山雅美
2021年6月号【部位別だから使いやすい鶏肉使い尽くしBOOK】より