太巻き
卵焼きにかんぴょうなど、5種類の具を巻いた太巻きは、味のバランスが大切。「甘く煮たものときゅうりなど生の野菜を組み合わせれば味は自然にまとまります」（行正り香さん）。さらに彩りよく桜でんぶを入れても。かんぴょうは一度煮て余った分は冷凍しておけば便利。
材料・２本分
- すしめし（作り方はこちら）……茶碗2杯分
- 卵焼き
- 卵……2個
- 塩……2つまみ
- 砂糖……大さじ2
- 水……大さじ1/2
- かんぴょうの煮物）
- かんぴょう……10g
- B（だし汁210cc 砂糖・みりん・しょうゆ各大さじ2）
- 高野豆腐……1枚
- 干ししいたけ……2個
- A）
- だし汁……180cc
- 砂糖・みりん・しょうゆ……各大さじ2
- きゅうり……1本
- ノリ……2枚
作り方
- 卵焼きを作る（作り方はこちら）。
- かんぴょうの煮物を作る。かんぴょうは袋の表示どおりに戻し、鍋にBと一緒に入れてふっくらと透明になるまで15分煮る。
- 高野豆腐の煮物を作る。高野豆腐は水でさっと戻し、鍋にAを半量入れて中火で煮る。
- 干ししいたけの煮物を作る。干ししいたけは耐熱容器に入れ、水をたっぷり入れて電子レンジ（500W）で3分加熱して戻す。鍋にAの残りと一緒に入れ、煮汁がなくなるまで煮詰める。
- きゅうりは千切りにする。卵焼きと高野豆腐は8㎜角の棒状に、干ししいたけは8㎜幅に切る。かんぴょうはノリの幅より少し長めに切る。
- 巻きすにノリを置き、すしめしを半量広げ、⑤の具材をのせて巻く（巻き方は下記参照）。2㎝幅に切っていただく。
巻きずしの巻き方
上手に巻くポイントはすしめしや具の量。多いと巻きにくくなり、ノリが足りなくなったり破れたりする原因になります。初心者は少なめでスタートを！
- 具をすべて用意する。
- 巻きすにノリを置き、手にすし酢をつけてすしめし（俵のおにぎりくらい）をのせ、ノリの向こう側を3㎝幅ほど残して全体に広げる。
- 菜箸にすし酢をつけてすしめしに押しつけ、具の数だけミゾを作る。
- 具をミゾにはめるようにして置く。
- 指で具を押さえながら巻きすを持ち上げ、手前のすしめしと向こう側のすしめしの端同士が合うように巻く。
- 巻き終わりを下にして巻きすを上から押さえて形を整える。
- 包丁を濡れブキンでふきながら切る。
撮影／野口健志 スタイリスト／佐々木カナコ 取材・原文／西川真貴
2009年6月号【行正り香さんの大好き！簡単！おうちでおすし】より
