ドーナツ
「ふわっと軽いドーナツにチョコレートをトッピング。丸く抜いた真ん中は味見でどうぞ。ドーナツが揚げたてで温かいときは、チョコをディップしながら食べてください」
材料・直径8㎝のもの約6個くらい
- 卵……１個
- きび砂糖……50ｇ
- 牛乳……30㎖
- 溶かしバター……20ｇ
- A）
- 薄力粉……100ｇ（ココアの場合は、薄力粉80ｇ、ココア20ｇに）
- 強力粉……50ｇ
- ベーキングパウダー……小さじ1 1/2
- 揚げ油……適宜
- 打ち粉（強力粉）……少々
- チョコレート（プレーン用）……50ｇ
- ホワイトチョコレート（ココア用）……50ｇ
準備
- チョコは細かく刻む。
作り方
- ボウルに卵ときび砂糖を入れて泡立て器でよくほぐす。牛乳、溶かしバターの順に加えてそのつどよく混ぜる。
- Ａを合わせてふるい入れ、へらでさっくり切るように混ぜる。粉気がなくなったらラップの上に取り出し、1㎝厚さにのばして包み、冷蔵庫で1時間休ませる。
- 油を170℃に温める。ラップを広げて打ち粉を振った上に生地を取り出し、上にも打ち粉を振ってもう一度1㎝の厚さにのばす。コップの口に打ち粉をつけて丸く抜く。真ん中はペットボトルのフタなどを使って抜き、160℃に熱した油にそっと入れる。穴が小さくならないよう箸先でくるくる回しながら、よい色がついたら裏返し、両面で約３分ほど揚げる。油をきって冷ましておく。
- お風呂よりちょっと熱めのお湯（50℃）でチョコを湯煎して溶かし、溶かしたチョコレートを表面にさっとつけてオーブンシートの上に並べ、そのまま置いて固める。
ドーナツの形に生地をくり抜く
生地は、直径８㎝ぐらいのガラスのコップで大きい円を抜いたら、中心の穴はペットボトルのキャップを使って抜く。
きれいに揚げるコツは、「くるくる」
箸を中心に入れてくるくる回しながら揚げると、きれいな穴に。
板チョコの溶かし方
板チョコは半分に折って重ね、包丁で鉛筆を削るように端から細かく刻む。
小鍋に水を七分目まで入れ、お風呂よりちょっと熱め（50℃）を目安に湯を沸かし、火を止める。底が浸かるくらいのボウルを重ねてチョコを湯煎する。
すぐに混ぜると分離することがあるので、２～３分おいてからへらで優しく混ぜて溶かす。お湯は熱すぎるとチョコが変質することがあるので注意。チョコが溶けたら、なるべく早く次の工程へ。
ラッピング
しっかり冷めたドーナツをオーブンシートにくるみ、さらに約25㎝四方の切りっぱなしのリネンクロスで包む。上に好みのティーバッグを置き、十字に紐をかけて、先をボタンに通して結ぶ。
2015年2月号【なかしましほさんの板チョコで作るかわいいお菓子】より
撮影／馬場わかな スタイリスト／河野亜紀
