れんこんとすき昆布のきんぴら
材料・4人分
れんこん……300g
すき昆布(乾燥)……20g
サラダ油……大さじ2
かつお節(厚削り)……2~3枚
青じそ……10枚
A)
しょうゆ……大さじ3 1/2~4
みりん……大さじ2
砂糖……大さじ1
作り方
- すき昆布はきれいに洗って水に10~15分つけて戻し、水気をよくきる。長いものは食べやすい長さに切る。
- れんこんは皮をむいて薄い輪切り、または半月切りにし、水にさらして水気をよくきる。
- Aを混ぜ合わせ、かつお節を入れて15分くらいおく。
- フライパンにサラダ油を熱し、れんこんを透き通るまで強火でよく炒める。
- ④に③を加えて混ぜ、れんこんに味がなじんだら火を止め、すき昆布を加えて手早く和える。
- ⑤の粗熱が取れたら器に盛り、青じそを3〜4㎜幅に切ってのせる。
すき昆布は糸昆布を板状にして乾燥させたもの(写真下)。水につけて戻すとかなり量が増えます(写真上)。
「この料理を初めて作ったのは、今から30年以上前のこと。当時はまだ、あまり知られていなかったすき昆布を仲よしの編集の方からいただいたのがきっかけです。
どうしたらおいしくできるのかと考え、大好きなれんこんと一緒に炒めてたっぷりの青じそで香りをつけてみたら、サラダのようにたくさん食べられると、家族や友人たちに大好評。味が濃すぎないのもよかったようです。
以来、すっかりわが家の定番になり、キッチンにもすき昆布のストックをきらさないようになりました。見た目は地味ですが、人が集まるときにお出しすると皆さんに喜ばれます。今でも作るたびに、料理を仕事にしたいと頑張っていた頃を思い出します」(栗原はるみさん)
2018年12月号【栗原はるみさんの「何度作っても美味しい」料理33】より