11月半ば
りんごの美味しい季節になりました。
店頭にたくさん並んだ真っ赤なりんご。
さわやかな香りに つい手が伸びます。
今回のレシピは『りんごと柿のクランブル』です。
バターをからめたりんごと柿に、スパイスが香るクランブルを たっぷりとのせて 焼きあげました。
とろんと やわらかなりんごの層と、サクサク、ザクザクの香ばしいクランブルの組み合わせ。
ふたつの食感がおいしい、定番のおやつです。
柿は焼くとさらに甘みが増すので、りんごは紅玉など酸味のある品種がおすすめ。
甘みの強い品種のりんごには ソテーするときに レモン汁を少し加えると 味がしまります。
サクサクのクランブルの作り方は バターと粉を混ぜていくだけと、とてもシンプル。
スパイスの割合はシナモン7:ナツメグ3くらいを目安にしていますが、お好みの割合でOK。
苦手な方はスパイスを省いた プレーンのクランブルでもおいしく頂けます。
温かいうちにアイスクリームをのせて、ぜひ どうぞ。
季節の果物で楽しむクランブル。
しばらくはりんごの出番が続きそうです。
温かいおやつがうれしくなってきた このごろ。
そろそろ、冬が始まります。
りんごと柿のクランブル
【材料】 グラタン皿 2皿分
・ りんご 2個
・ 柿 1個
・ 無塩バター 10g
・ きび砂糖 小さじ1
・ くるみ 30g
(クランブル) *作りやすい分量
(a)
・ 薄力粉 60g
・ アーモンド粉 60g
・ きび砂糖 50g
・ シナモン、ナツメグ 合わせて大さじ1/2
・ 塩 ひとつまみ
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・ 無塩バター 50g
・ バニラアイスクリーム 適宜
【作り方】
* バターは7~8㎜角に切り冷やしておく
* クルミは粗く刻む
* オーブンを180℃に温める
① クランブルを作る。薄力粉とアーモンド粉をボウルに振るい入れる。残りの(a)の材料を入れてよく混ぜる。
② バターを加え、指でつぶしながら粉をまぶす。さらにすりつぶしながら粉となじませ、ぽろぽろのそぼろ状態にする。冷蔵庫で冷やしておく。
③ フィリングを作る。りんごと柿が皮をむき、7mm厚さのいちょう切りにする。
④ フライパンにバターを熱し、③ときび砂糖を加えてさっとソテーする。バターがなじんだら火をとめ、バットなどに広げて冷ます。
⑤ 耐熱器にバターを塗り(分量外)、④を入れる。上から②とクルミをたっぷりとのせる。
⑥ 180℃に温めたオーブンで25分~30分焼く。
⑦ クランブルが色よく焼けたらオーブンから取り出し、アイスクリームをのせる。
製作・撮影/八田 真樹
お菓子研究家。短大卒業後、会社勤めを経て幼い頃から好きだったお菓子の道へ転身。フランスに留学、ル・コルドン・ブルー パリ校卒業。ルノートル、ベルーエ・コンセイユなどでも学ぶ。著書に『フラン』『ケーク・サレ』(共に文化出版局)、『野菜・豆・果物のヘルシーお菓子』(扶桑社)、『板チョコスイーツ』(主婦と生活社)などが。
八田真樹 Maki Hatta
お菓子研究家
短大卒業後、会社勤めを経て幼い頃から好きだったお菓子の道へ転身。フランスに留学、ル・コルドン・ブルー パリ校卒業。ルノートル、ベルーエ・コンセイユなどでも学ぶ。著書に『フラン』『ケーク・サレ』(共に文化出版局)、『野菜・豆・果物のヘルシーお菓子』(扶桑社)、『板チョコスイーツ』(主婦と生活社)など。