7月です。
関東は早くも梅雨明け。
いよいよ暑い夏がやってきます!
今回のレシピは 『水玉メロン』
氷に見立てた寒天の中に、まんまるメロンをとじ込めました。
白玉とブルーベリーも一緒に入れてみつ豆風に。
つるんとのど越しのいい寒天スイーツです。
寒天と並んで、沖縄の黒砂糖も 暑い夏のおやつやデザート作りによく登場する食材。
黒砂糖の風味は果物によく合うので、季節の果物にパラパラとふるだけでも素敵なデザートに。
手作りした黒蜜には、時々生姜のしぼり汁を少し加えて 楽しんでいます。
すっきりとした風味が加わって、生姜好きの方にはこちらもおすすめです。
寒天は常温でも固まってくるので、冷水にあてながら作業すると、短時間で作れるのもうれしいところ。
七夕にはメロンを星型で抜いたり、ケーキ型に固めてもかわいいですね。
お好きな形をとじ込めて、お皿の上の涼をお楽しみください☆
水玉メロン
【材料】 14x11cm 流し缶 1台分
・ メロン (青肉、赤肉) 1/4個
・ ブルーベリー 1/4パック
・ 白玉粉 30g
・ 豆腐 30g
・ 粉寒天 4g
・ 水 500ml
・ 砂糖 30g
・ 黒砂糖 50g
・ 白砂糖 50g
・ 水 100ml
( お好みで生姜の絞り汁 少々)
(注)白玉は長時間たつと硬くなってしまうので、作りおきするときはフルーツだけで作ってください。
【作り方】
*型は水でさっと濡らす。
① 白玉をつくる。ボウルに白玉粉と豆腐を入れてよくこね、耳たぶくらいの柔らかさにする。(固いときは水を、柔らかいときは白玉粉を加えて調整する。)手のひらで転がして丸める。鍋に湯を沸かし、沸騰したら白玉を茹でる。浮いてきたら、さらに2、3分茹でて冷水にとる。ざるにあげて水気をしっかりときる。
② 寒天液をつくる。寒天と水を合わせて火にかけ、混ぜながら沸騰させたまま2分ほど煮る。火からおろし、砂糖を加えて溶かす。
③ メロンは丸くくり抜く。
④ 氷水を張ったバットに型をおき、②を1cmほど流し入れる。固まりかけたらメロン、白玉を並べる。メロンの半分の高さまで②を注ぎ、ブルーベリーを散らす。残りの②を上から注ぎ、冷蔵庫で冷やす。
⑤ 黒蜜を作る。小鍋に黒砂糖、白砂糖、水を合わせて入れ、火にかける。大きな泡がでてくる位に軽く煮詰めたら、火からおろして冷ます。
⑥ ④を型から出し、黒蜜をかける。
製作・撮影/八田 真樹
お菓子研究家。短大卒業後、会社勤めを経て幼い頃から好きだったお菓子の道へ転身。フランスに留学、ル・コルドン・ブルー パリ校卒業。ルノートル、ベルーエ・コンセイユなどでも学ぶ。著書に『フラン』『ケーク・サレ』(共に文化出版局)、『野菜・豆・果物のヘルシーお菓子』(扶桑社)、『板チョコスイーツ』(主婦と生活社)などが。
八田真樹 Maki Hatta
お菓子研究家
短大卒業後、会社勤めを経て幼い頃から好きだったお菓子の道へ転身。フランスに留学、ル・コルドン・ブルー パリ校卒業。ルノートル、ベルーエ・コンセイユなどでも学ぶ。著書に『フラン』『ケーク・サレ』(共に文化出版局)、『野菜・豆・果物のヘルシーお菓子』(扶桑社)、『板チョコスイーツ』(主婦と生活社)など。