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親子で紅葉狩りドライブ。那須は紅葉の名所が目白押し!

  • 相馬由子

2017.11.14

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関東地方にも、紅葉シーズンがやってきました。我が家も紅葉狩りドライブへ行こうということになり、3連休の真ん中、早朝6時に車で出発!

当初、苗場スキー場のゴンドラに乗って山の上から紅葉を見ようという計画を立てていたのですが、この日だけ新潟方面が雨の予報。前日に急遽行き先を変更し、那須にあるハンターマウンテン塩原へと向かいました。ここも冬はスキー場。秋は10月上旬から11月上旬までの1カ月間「紅葉ゴンドラ」が運行されています。しかも、行く途中には、龍王峡や日塩もみじラインなど、紅葉の名所があるので、到着する前から紅葉三昧。

ダイナミックな渓谷と紅葉のコラボレーション

まず、東北自動車道から日光宇都宮道路を経由して鬼怒川を通り、最初の目的地「龍王峡」へ。

こちらは、鬼怒川でも屈指の景勝地と言われているそうで、龍がのたうつ姿を思わせる渓谷が3kmに渡って続いています。

ハイキングコースも整備されていますが、今回は最終目的地ではないため、駐車場から10分ほど歩いて行ける「五龍王神社」を参拝して、大迫力の渓谷を観賞し、那須塩原へ向かいました。

紅葉の囲まれながら走れる日塩もみじライン

ここから先は日塩有料道路、通称日塩もみじラインに入ります。その名の通り、紅葉が美しいことで知られるこの道路。どれほど渋滞しているかと思いきや、普通に走れました。

赤、オレンジ、黄色などに色づいた木々に囲まれながら走るドライブ。最高です! 娘は、なぜ葉っぱの色が変わるのかが不思議なようで「風が吹いてきて色をつけて行くの?」という疑問。「う~ん、いい質問ですね~」と言いながらも、木が紅葉する仕組みをちゃんと説明できない大人2人。「寒くなってくると自然と色が変わって、最後は葉っぱが落ちちゃうんだよ」と説明するのが精一杯でした。

保育園で習ったばかりの歌を「真っ赤だなー、真っ赤だなー、つたーの葉っぱは…」と歌っているうちに、ハンターマウンテン塩原に到着。時間が早かったためか、駐車場にもスムーズに入れました。

ゴンドラから見渡す360度の紅葉

この日は天気は曇りだったので、駐車場に着いた時点で結構寒かったです。やはり標高が上がるとかなり寒いので、紅葉狩りには防寒対策、大事ですね。インナーダウンに防風防水のジャケットでちょうどいいくらいでした。

しっかりと防寒対策をしたら、いよいよゴンドラに乗って山頂へ。

山頂駅は標高1600m、そこまで約10分のゴンドラでの空の旅です。周りは360度紅葉の景色が広がります。ゴンドラやロープウェイは、これだから気持ちいい!

とはいえ、この日は曇り。ちょっと霧もかかってきました。うーん、残念。天気だったらもっと綺麗なのになー。でも曇りでも十分綺麗でしたけどね。



山頂は気温5度!でも元気にハイキング

山頂駅でゴンドラを降りると、寒い! この日の山頂付近の気温は5度と出ていました。真冬の気温ですね。山頂付近には1周50分ほどの遊歩道があるので、プチハイキングへ。天気が悪くても元気な我が家です。でも寒いっ!

最初は木道がしばらく続きます。20分ほど歩くと展望台がありました。寒いけど登ってみる…。霧がかかっていて、残念ながら遠くまでは見渡せませんでした。一応記念写真は撮って、ベンチでひと休み。

ここから先は木道ではなく普通の登山道。寒いこともあり、歩いている人は全く見かけませんでした(笑)。私たちも、あまりに人がいなくて不安だったので、途中の迂回路から木道へ引き返し、またゴンドラに乗って山麓へ。

那須のご当地グルメと立ち寄り温泉

まだ11時くらいだったので、スキー場を出発し、お昼を食べに行くことにしました。なんでも、那須のご当地グルメとして人気の「スープ入り焼きそば」なる食べ物があるとか。焼きそば好きの私としては、これを食べすには帰れない!
ということで、いくつかの有名店があるようでしたが、駐車場が広そうな「釜彦」というお店へ。

ところが、12時ちょうどくらいに着いたのですが、かなりの人数が並んでいるではありませんか! でもどうしても食べたい! 名前を書いておけば車の中で待ってもいいシステムだったので、ちょうど娘も寝てしまったこともあり、待つことに。

焼きそばだし、結構回転早いんじゃないかな…なんて思っていたのですが、甘かったー。結局2時間近く待ちました(涙)。でも待った甲斐あって、ほんと美味しかったです。見た目はラーメンなんですけど、味が焼きそばなんですよ。なんとも説明しにくいのですが、とにかく美味しかったです。今度は開店と同時くらいにお店に行こうと思いました。

その後、せっかく那須に来たのだからと立ち寄り入浴ができる温泉へ。塩原温泉郷にある「かもしか荘」にお邪魔しました。さらりとした感触で熱すぎず、子どもと入るにはちょうどいいお湯でした。

ドライブの締めくくりは宇都宮餃子

この日のドライブはここで終了かと思いきや、まだ続きます。夫からの「せっかく栃木に来たのだから、帰りに宇都宮で餃子食べよう」という提案により、次に向かったのは宇都宮。着いたのは夕食時で、案の定、どこのお店も長蛇の列だったので、その中でも並んでいる人数が比較的少ないお店へ。餃子大好きな娘も大興奮で、3人で6人前ほど、餃子だけを食べまくりました。

帰りはちょっと遅くなっちゃったけど、紅葉とご当地グルメ、温泉を楽しんで、大満足の日帰り旅でした。

相馬由子 Yuko Soma

ライター

1976年、埼玉県生まれ。夫と7歳の娘との3人暮らし。編集プロダクション、広告系出版社を経て独立。ウェブ、雑誌、書籍などで編集、執筆を手がける。最近では、子育て、アウトドア、旅、食などのテーマを担当することが多い。合同会社ディライトフル代表。

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