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藤本こずみ

やっと理想の物件に出会えた!……と思ったら!?【新米ママの中古マンションリノベーション日記 第3回】

  • 藤本こずみ

2017.09.21

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関西でマイホーム探しをすることになった我が家。

息子が1歳前後の頃から、本格的に“住活”を始めました。(*前回の記事はこちら)。

 

中古マンション探しのポイントとは?

改めて、私たちの希望は――。

・夫の勤務地にも、私の仕事場(東京)にも行きやすい場所

・両家実家まで1時間以内。今まで(45分程度)より近くなると嬉しい

・最寄り駅から徒歩10分以内

・子育て環境が充実している

・80平米、3LDK以上

・できれば南向き、角部屋

 

このような条件に当てはまる物件を、日々検索サイトでチェック。

不動産業者である父にも、オススメの物件が出てきたら教えてもらえるように頼んでおきました。

 

ちなみに、中古マンションを探すにあたって父からもらったアドバイスは、

・間取りや内装は、自分たちの好みに合わせて変えられる可能性が高い。それより、場所や方角や広さなど、絶対に変えられない部分を重視すること。

・分譲・施工・管理会社がしっかりしている物件がベター。見学の際には、部屋の中だけでなく共用部分もチェックすること。

というもの。

 

……といっても、素人&単純な私は、部屋に入った瞬間の印象でテンションが上がったり下がったり(笑)。

ただ、案内してもらいながら「ここは設備がしっかりしてるから、壁紙を張り替えるだけで十分気持ちよく住めるはず」「この壁は取り払えるから、狭いと感じるなら隣の洋室とつなげてもいいかも」などとアドバイスをもらううちに、なんとなくいろいろな想像ができるようになっていきました。

ひたすら検索サイトをチェックする日々が続きます。

時々「これは!」と思うものに出会い、案内をしてもらうのですが、

意外に暗かったり、坂道が多かったり、電車の音が大きく聞こえたり、隣家がゴミ屋敷だったり(!)。

事前の情報では分からなかったマイナスポイントが明らかになってガッカリ、ということの繰り返しでした。

 

条件にピッタリの物件に大興奮!

本格的に探し始めて半年ほど経った頃でしょうか。

すっかりおなじみとなった検索サイトにアクセスしたところ、新着コーナーにとても魅力的な物件が出ているではありませんか!ガバッ(興奮して体を起こした音)!

 

・場所は今の家の近く

・両家実家までも今まで通り45分程度

・最寄り駅から徒歩10分

・子育て世帯に人気のエリア

・90平米、4LDK

・東南角部屋

・築15年

 

今の家から近いので周辺の雰囲気がイメージしやすく、日々の暮らしも大きく変えずに済む。

広さや間取りは希望以上。予算もギリギリなんとかなりそう。

何より、子育て世帯にとって暮らしやすいと評判のエリアだったことがポイントでした。

 

長い間チェックしていたから分かります、こんな物件はめったに出ないということが。

これは……ひょっとして……出会っちゃったんじゃない!?

ドキドキドキ……震える手ですぐに父に電話して相談。

「いい物件だと思う!」と賛成してもらい、早速問い合わせをしたのでした。

 

……ところが。

先方からは、「既に2組希望者がいて3番手になるので、購入は難しそうです」と申し訳なさそうに告げられてしまったのです。

そんなぁ~、やっと出会えたと思ったのに(涙)!

 

結局この物件は、あっという間に売れてしまったみたい。

内見することさえ叶いませんでしたが、1つも欠点が見当たらなかった物件だけに、今でも記憶に残っています。

とっても残念だったけれど、見つけて即行動した結果なので仕方ありません。

人気エリアの稀少物件は本当に争奪戦なんだな……と思い知った一件でした。

 

なかなか進まない、我が家の住活。

この後も、波乱の展開が待ち受けているのでした。

藤本こずみ Kozumi Fujimoto

ライター

1979年、兵庫県生まれ。雑誌やWEBで、インタビュー、ライフスタイル、占いなどの記事を執筆。趣味は、テレビドラマ鑑賞&リラクゼーションスポット巡り。夫、長男、長女との4人暮らし。兵庫・東京の二拠点生活に挑戦中。

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