布団掃除、気になってはいたけれど……
我が家の大人は、全員ダニやハウスダストのアレルギー持ち、3歳の息子もいるため布団クリーナーが以前より気になってはいました。
が、面倒なことが苦手、家電を買っても複雑なことは習慣にできずに宝の持ち腐れになりがちなズボラタイプの主婦故に、布団クリーナーの商品レビューを眺めては、
「これ、しまったら使わなくなるパターン……」、「布団を干すことすらマメにできていないのに、ゆっくり布団に添わせるとかできるわけがない」
と、購入まで至りませんでした。
そんな中、ダイソンの布団クリーナー「dyson V7 mattress」を家でお試し&イベントに参加する機会を得ました。
ダイソン製品については、「すごいらしいが、重そう、高価そう」というイメージで、使ったことがありませんでしたが、家族より「布団に入ると鼻水が出る」との気になる訴えもあり、試してみることに。
ちなみに我が家の掃除機事情はというと……
・ロボット掃除機→床の上の物を片づけられず、放置→いつしかバッグ置き場に→目に入るたびにズボラすぎる自分の性質を見せ付けられている気がして、イライラ→数年が経ち、うまく充電できないことに気付き断捨離。
・ハンディクリーナー→物置へ。引っ越し以降見かけていない。
・大きな掃除機→物置へ。布団圧縮のとき専用に……。
・スティック式クリーナー→おしゃれな海外メーカー製を充電がダメになるまで利用。現在は国内メーカーの白っぽいクリーナーに買い替え。軽くて愛用中。
といった感じで、掃除機といえば出しっぱなしのスティック式だけが稼動している状況でした。
見た目、使用感は?
こうして1ヶ月ほどお試しさせていただくことになったダイソン。自宅に送られてきた商品をみて、まずそのコンパクトさに仰天!
家電が来ると、説明書を読んだり、部品の確認をするのが億劫で、1週間ほど箱から出さずに放置してしまう……という“ズボラ主婦あるある”に陥りがちな私ですが、今回はこのサイズならば……とスムーズに開封する気になれました。
この大きさならば、そこらへんに転がっていてもいやじゃない(上からな物言いで失礼……)。
そして、色もなかなかおしゃれです。
我が家は、家電はたいてい白か黒のモノトーンですが、グリーンやレッドが入っていても、「見た目がうるさい」とは感じませんでした。
なんというか、スタイリッシュな子供のおもちゃ的な雰囲気です。
色も、男の子が大好きなE5系はやぶさのようなグリーンと白。スーパーこまち的な赤も入っています。世代によってはドラゴンボールやガンダムなども彷彿とさせるでしょう。
(※ちなみに、黄色いシールを貼ったまま使用しておりましたが、これは剥がして使うようです。その後、剥がしてみたらもっとスタイリッシュになりました!)
使ってみると、音が思ったよりうるさくない! 我が家の住環境ならば、出社直前の朝7時頃にちょこっと使っても問題なさそうです。
スイッチを入れるとブワッと空気が出てきて息子が大喜び。排気ということで、ほこりまみれなのかと思いきや、なんと取り込む前よりきれいな空気が出てくるのだとか!
苦手な説明書はどうか
海外メーカー特有でしょうか、とにかく内容が簡潔!
取説=分厚い、という常識を覆したiPhoneの説明書を彷彿とさせるあっさり感です。
感覚的に使えるから大丈夫ということだろう、とズボラ主婦的に安心感を覚えました。
実際に使ってみる
早速寝具に。軽くて、ス~とかけられてとにかく楽。
手持ちのスティック掃除機がもっとも楽なのではないかと思っていましたが、こちらは小回りがきく感じで非常に楽チン。
食卓を台拭きでささっと拭うような気楽さで、布団をきれいにできます。ラグや床なども同様です。
そして、これは使ってみた人にしか分からないことですが、ちょっと吸い取っただけで信じられないほどのほこりなどがとれ……。他のお宅でのとれ具合が分からないので、我が家が単に不潔でほこりまみれだったのかもしれませんが、掃除するたびに、ひくほどとれるので、やりがいを感じることができます。
ちなみに、ダイソンのセミナーでは、
このような衝撃データが示されたのちに……
家事代行サービス「ベアーズ」取締役副社長、家事研究家の高橋ゆきさんが、ダイソンを使った布団掃除の方法を教えてくださったのですが……
マットレスに直接ベビーパウダーを撒き、その上にシーツをかぶせた状態で「dyson V7 mattress」で掃除(左)。
すると、シーツの下のベビーパウダーまできれいに吸い取れていました(右)!!
よくダイソンの吸引力は他と違う! 的な宣伝を見聞きしていたけれど、シーツの下にあるほこりなどもとれてしまうとは……! と衝撃を受けました。
「いちいちシーツをはずしてマットレスを直接掃除するなんて面倒すぎる」と思っていたズボラとしては、本当にありがたい限りです。
その後、2週間ほど使ってみたのですが、軽いので手にとって使おうという気になるのが素晴らしいです(小さいので、普段は子供のおもちゃが入ったカゴの隣でスタンバイ。掃除道具が置いてあるとなんとなく気になるものですが、こちらは平気。見た目がうるさくないって最高)。
特に平日はゆる~くしか掃除しない我が家においては、スティック掃除機や、フロアワイプより使い勝手よし、と感じています(スティック掃除機やフロアワイプもものすっごく便利ですが、長さがある分、使用に気合いが必要な気が。ズボラ的価値観での話ですが……)。
購入の検討についてですが(PRではないのでぶっちゃけて書きますが)、我が家の事情をお話すると、4月に息子が保育園に入園して以来、洗濯物が尋常でないくらい増えており、洗濯乾燥機を性能のよいものに買いかえるほうが先なのではないか、という予算上の問題はあるものの、今の時期こそ布団の掃除をきっちりやっておかないと、ダニの繁殖を促してしまい秋以降がこわい……らしいので、夏の間の購入を本気で検討しています。
以上、ズボラの主観に満ちた「dyson V7 mattress」レポートでした。布団掃除が気になる方の参考になれば幸いです。
高見澤恵美 Emi Takamizawa
LEEwebエディター・ライター
1978年、埼玉県生まれ。女性誌を中心に女性の性質や人間関係の悩みに迫り、有名無名千人超を取材。関心あるキーワードは「育児」「健康」「DIY」「観劇」など。家族は夫と4歳の息子。