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福島綾香

「パンパース」の新製品をお試しレポート。背中モレ対策、薄さ、肌触り…紙おむつの進化にびっくり!【モレにくい履かせ方も】

  • 福島綾香

2022.05.12

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進化を続けるパンパースの最新おむつをお試し

今や育児の必需品である「紙おむつ」。育児中の皆さま、おむつを選ぶ基準は何でしょうか?価格、性能、デザイン……?

私自身は3歳の息子がいますが、あまり肌荒れしないタイプだったため、モレなくてなるべくお安い……くらいの基準で、これまでなんとなく選んできました。今は絶賛トイレトレーニング中ですが、まだまだおむつも必需品です。

そんな中で今回、P&Gのおむつブランド「パンパース」について、開発担当者の方やPRの方々にお話を伺う機会がありました。

「パンパース」製品2点

昨年大型改良され、恐怖の“背中モレ”対策が進化した「さらさらケア パンツ」シリーズや、新製品「パンパースの肌へのいちばん* 超吸収スリムパンツ」について伺い、たった数年の間にも大きく進化を遂げていることに驚きでした!

手にとってみた感想や使用感レポートのほか、プロに「モレにくい履かせ方」なども教えていただいたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

* “肌へのいちばん”以外のP&G製品内比較

世界各国で愛され、おむつ業界を先導してきたパンパース

パンパースといえば、毎日世界で約130か国、5000万人以上の赤ちゃんが利用している世界的おむつブランド。700人以上の研究者が在籍し、おむつに関して5500件以上の特許をもっています。

発祥の地はアメリカ。1961年に製品化され、還暦を迎えたばかり!日本へは1977年に上陸し、以来多くのパパママに愛され続けてきました。多くの病院・産院でパンパースのおむつが使用されていることからも、信頼の高さが伺えます。

パンパースと言えば「吸収力」といわれている通り、40年ほども前の1980年代からおむつに高分子吸収材を使用したのも同ブランド。
さらに、2012年には日本で初めてプレミアムラインのおむつを発売、2016年にはNICU向けに500g未満の赤ちゃん用のおむつを開発するなど、常におむつ業界を先導してきたんですね。

「背中モレキャッチャー」がゆるゆるうんちをせき止める!

「さらさらケアパンツ」外装
2021年春、スタンダードラインの「さらさらケア パンツ」シリーズが大幅リニューアル。「モレ0」を目指して、各サイズのNo.1ニーズをカバーするよう改良されました。

まず、大きめのL、ビッグサイズのおむつを使うパパ・ママのお悩みNo.1は「おしっこモレ」。成長に伴い一度に出るおしっこの量が多くなって、溢れてしまうんですよね。特に外出中や就寝中だと、着替えが大変だったり、シーツに被害が及んだりも……(現在経験中)。

そこで採用されたのが「1秒吸収**シート」。多量のおしっこも瞬時に吸収することで、モレをしっかり防いでくれます。

** 平均尿量に基づく(P&G調べ)/2回のおしっこを想定

そして、S、Mサイズのおむつを使うパパ・ママのお悩みNo.1は「うんちモレ」。確かに子どもがねんね期の頃、まだゆるゆるのうんちが背中からモレて「ギャーー!」となり、慌てて手洗いしたこと、それでも服に黄色いシミが残ったこと、何度もありました……。

「さらさらケアパンツ」ゆるうんちキャッチャー

中をめくってみた様子。背面がこのようなポケット状に

そこでS、Mサイズには、「1秒吸収**シート」に加え「背中モレキャッチャー」を採用。おむつの背面部分がポケット状になっているんです。まさに、ゆるゆるうんちをせき止める最後の砦。なんと、ありそうでなかった画期的なアイデア!

息子は3歳なので、もうこちらはお試しできなかったのですが、ねんね期にあったら絶対使っていたと思います。背中モレの心配も、洗濯などの負担も軽くしてくれるのでぜひオススメしたいです!



おむつポーチに余裕ができる!スリム&高機能な新製品

「パンパ―スの肌へのいちばん* 超吸収スリムパンツ」外装
そして、プレミアムライン「肌へのいちばん」シリーズからは、2022年3月に新製品「パンパースの肌へのいちばん* 超吸収スリムパンツ」が登場。

こちらもパパ・ママのニーズを調査し、おむつには「モレにくさ」や「吸収力」「通気性」に加え、赤ちゃんにとっての「快適さ」も求めてられていることが判明。そこで「おしっこを吸収した後のおむつがモコモコしてしまうことで、赤ちゃんが動きにくそうな状態」の改善を目指したのだそう。
パンパースの「パパ・ママのニーズに応えたい」という姿勢がひしと感じられます。

「パンパ―スの肌へのいちばん* 超吸収スリムパンツ」製品特長

今までと最も違うのは「スリムフィット」であること。新技術「スリム吸収体」を採用したことで、従来品より約20%もスリムに!
それでいて吸収力はアップし、「薄さ」と「超吸収」の両立が実現。おしっこをたっぷり吸収した後もモコモコしにくく、動きやすいうえ見た目も◎。かさばらないので持ち運びにも便利です。
しかも、ただでさえプレミアムな質感の“肌いち”シリーズ製品のため、採用されている素材も最高級なのだそう。

製品を手にしてみると、まず本当に薄い!
先述した「さらさらケアパンツ」シリーズ(こちらも十分薄いのですが)と比べても、明らかにスリムです。そして中がメッシュのようになっていて、サラサラで気持ちいい。これなら通気性も抜群で、子どももさぞかし快適なことでしょう。

「パンパ―スの肌へのいちばん* 超吸収スリムパンツ」薄さ比較

上が「さらさらケア パンツ」、下が「パンパースの肌へのいちばん* 超吸収スリムパンツ」。どちらも薄いですが、しっかり差が!

「パンパ―スの肌へのいちばん* 超吸収スリムパンツ」素材アップ

サラサラ素材で気持ちよさそう~

3歳息子に履かせてみたところ、いつものおむつよりスッキリした見た目で、ピッタリめのズボンにも響きにくかったです。普段はパンツだけど今日のお出かけはこっそりおむつ、なんて時でも目立たなそう。
そして何よりありがたいのが、かさばらないこと。外出用のおむつポーチにこれまでと同じ枚数入れても、明らかに余裕ができました。これが一番うれしかった!

さらに、使用後に丸めた状態もスリムだったり、やさしい色味のイラストもかわいかったりと、うれしいポイントがたくさん。これからのお出かけシーズンにも役立ってくれることでしょう。

プロが教える、モレにくいおむつの履かせ方

さらに今回は、パンパースの研究開発本部の方に「モレにくいおむつの履かせ方」について詳しく教えていただきました。“おむつのプロ”直伝なので、保存版です!

【モレを防ぐおむつの履かせ方のコツ】

モレの原因は主に、適応体重でも赤ちゃんの体型やおむつの付け方により隙間ができてモレる場合と、おしっこがおむつの吸収量をこえてモレる場合があります。まずは以下のポイントを確認してみてください。

<テープタイプの場合>

■おむつ全体を引き上げて股上が深い状態で使うと、おむつと身体の隙間ができにくくなります。ゆとりは、指が1本入る程度に調整。

■新しいおむつを付けるとき、背中側がシワシワになったまま付けてしまうと背中からモレやすいので注意。また、テープを逆ハの字にとめる(=テープの端を斜め下に向ける)ことで、背中の隙間を防ぐ効果が。

■足まわりからのモレ対策には、テープをベルトの中央~下側にとめると、足まわりが狭くなり隙間を減らせて◎。

<パンツタイプの場合>

■ウエストや足まわりのギャザーは内側に折れ込んでいないか、うんちガードはお尻に食い込まずに立っているかチェック。

■以前よりモレやすい、テープをとめる部分の番号の3番目より外、ゴムの跡が赤くつく、ピンと引っ張ってもおむつがおへそまで届かない…などのサインが見られる場合は、おむつの吸収量を超えている可能性があるので、サイズアップの検討を。ただ、大きすぎても隙間ができてモレやすくなるので注意。

また、パンパースブランドの公式サイトにも、おむつに関するアドバイスがたくさん紹介されています。基本をふり返りつつ、改めて参考にしてみてくださいね。

子どもの成長と、パパ・ママのニーズに寄り添って

おむつをはいた赤ちゃんイメージ
おむつ選びには悲喜こもごもありますよね。モレたら慌てて、サイズは試行錯誤、初めてパンツタイプを使う時は子どもの成長を感じてちょっとドキドキ。いろいろな製品を試して、肌が荒れてしまうこともあれば、お気に入りが見つかることも、昼夜で使い分けしてみることも……。

そんなパパ・ママの気持ちに寄り添い、その時々のニーズを満たすことを真摯に目指しているのがパンパースブランドなのだと、今回の取材で感じることができました。

「背中モレキャッチャー」がうんちモレを阻止してくれたり、スリム&高機能な「超吸収スリムパンツ」で外出が楽になったり。さらには蒸し暑い季節に向けた「パンパース さらさら風通しパンツ」もリニューアル発売するなど、日々育児に奮闘する私たちを助けてくれるパンパース。ぜひ店頭で、気になる製品を手に取ってみてくださいね。

そして全国の育児中の皆さん、忙しい毎日ですが、おむつ替えを少しでも快適にして、ともに育児がんばりましょう!

パンパースブランド 公式サイト

福島綾香 Ayaka Fukushima

ライター

宮城県仙台市出身。夫、息子(2018年9月生まれ)と3人暮らし。これまでフリーペーパー、旅行情報誌などの編集を経験。趣味は食べること、旅行、読書、Jリーグ観戦。

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