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“魔法テープ”と話題の超強力両面テープでプチDIY! 家の中の悩みを解消

  • 藤本こずみ

2021.09.08

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噂の“魔法テープ”を購入!

昨年ごろから、SNSなどで見かけて気になっていた、“魔法テープ”と呼ばれている超強力両面テープ。今回、家の中のプチ悩みが解消できるかも?! と思いついて、入手してみました。

私は、インターネットで横幅30mm、厚さ2mmのものを購入。長さ3mで、値段は1500円ほど。木製品、金属、大理石、プラスチック、コンクリートなどに対応、洗って繰り返し使用可能、との商品説明がありました。

玄関近くにラダーラック風の収納スペースを

またまたおうち時間が増え、家の中のあちこちに“ちょっと気になること”が出てきた、今日この頃。

一番に解決したかったのは、“玄関ごちゃごちゃ問題”。

出発直前や帰宅直後、玄関に置きたくなるものってありませんか? わが家では、靴箱扉にフックを3つ取りつけ、そこを荷物の一時掛けにしていました。

でも、6歳息子が小学生になり、2歳娘も一時保育を利用にするようになってからは、2人のバッグや水筒、アウターや帽子……と、そこに掛けたくなるものがどんどん増殖。油断すると、玄関があっという間にごちゃごちゃしてしまっていたんです。

これはよくない! でも、やっぱり少しは荷物を置きたい(笑)。というわけで、玄関から死角になる壁に、代わりの収納スペースを作れたら、と思うように。

フックやバーを取りつけようかと考えたのですが、壁に穴を開けるとなると慎重になってしまい、決めきれないまま数ヶ月が経過(長い)。そんな時、インテリア系の画像を検索していて、つっぱり式のラダーラックを見かけてひらめいたんです。家に、似ているものがあったような?!

それは……息子が生まれたばかりの頃に買った、ベビーサークル! 最近は、娘のイタズラ防止のため、テレビ台を囲むのに使っていました。

大物のラダーラックを新たに買うとなると、イメージと違った場合にダメージが大きいので、まずは試しに、これで“ラダーラック風の収納スペース”を作ってみることに。

いよいよ、魔法テープの出番! ベビーサークルの余ったパーツを、縦にして2枚並べ、四隅を魔法テープで止めます。

注意点は、魔法テープは粘着力が強いため、壁紙に直接貼ると剥がす時に傷つくおそれがあるということ。私は、養生テープで保護した上から魔法テープを貼ってみました。

なかなかいい感じだったのですが……残念! 接着面が小さかったせいか、下側を巾木部分につけてしまったせいか、数日経つと一部が浮いてきてしまいました。

そこで、両サイド全面に魔法テープを貼り、下の部分は巾木を避けて、つけ直し。

今度はしっかり設置できました! 玄関横の廊下の壁に、2枚のパーツがシンデレラフィット!

色やサイズの面でも、圧迫感少なめでひと安心。何より、玄関から目に入らない位置なので、家に入った瞬間の印象がスッキリしたのがうれしいです。

靴箱扉に取りつけていたフックも、こちらに移動。これからフックの数を増やしたり、子どもが手に取りやすいよう低い位置に直接掛けたりと、フレキシブルに使えそう。使い勝手がよければ、クローゼット内の壁やドア裏の壁など、ほかの目立たない場所にも増やしてもいいかも、と考え中です。

眠っていたサイドテーブルが復活

魔法テープは、家具や小物に手を加えたい時にも便利。

わが家では、実家から譲ってもらった手作りのサイドテーブルを使っていたのですが、天板と脚が外れやすく、子どもがつかまったりルンバが倒したりすると危ないため、息子が生まれてからは物置きにしまっていたんです。

魔法テープでつければ、また使えるようになるかも? と、久しぶりに出してきました。

脚の上側に、幅ぴったりに切った魔法テープを貼り、そのまま天板の溝に接着!

これだけでしっかりくっつき、天板だけを持ち上げても脚が落ちなくなりました。

6年の眠りから覚め、復活したサイドテーブル(笑)。今は、寝室のベッドサイドで活躍してくれています。



キッチンの空中収納にも挑戦

私が購入した魔法テープの商品ページにあったのは、キッチンで調理器具を浮かせている写真。

私も、キッチンで浮かせたいものがあったので挑戦してみました。

それは、じょうろと霧吹きの水やりグッズ。わが家はベランダに水栓がなく、ベランダの植物に水やりをするにも、キッチンか洗面所で水を入れなくてはいけません。ベランダにより近いのは、キッチン。できれば水やりグッズもキッチンに置いておきたいけれど、食品や食器と並べて置くのは抵抗があるし、スペースも取るし……と、場所が定まらなかったのでした。

そこで、じょうろと霧吹きの、なるべく平らな面に魔法テープを貼り、キッチンの端に貼ってみることに。

これは……なんだか存在感がありすぎ?? 動線面はよかったのですが、カーブしている部分があるからか、時々落ちてしまうことも。壁側に大きめに切った魔法テープを貼っておき、そこにじょうろや霧吹きを押しつける方法も試してみたのですが、結果は同じでした。どうも見直す必要がありそうですが、これも実験ということで!

家に1つあると便利!

SNSなどで魔法テープの活用法をチェックすると、よく見かけるのは壁面収納や空中収納。リビングでリモコンを壁づけにしたり、洗面所でハンドソープを浮かせたりしている人が多い様子。そのほか、地震対策として不安定なものを固定する、ラグのズレを防ぐ、など、使い道はアイディア次第で広がりそうです。

私の中で、魔法テープは、インテリアや収納にひと工夫加えたい時の、“縁の下の力持ち的存在”。貼る場所の素材やものの形状などによっては、注意が必要な場合もありますが、家に1つあればプチ悩みの救世主になってくれる予感。失敗したりやり直したくなったりしても、気軽に剥がしてまた貼り直せるのもいいですよね。わが家でも、これからもいろいろな場面で使っていきたいと思います。

藤本こずみ Kozumi Fujimoto

ライター

1979年、兵庫県生まれ。雑誌やWEBで、インタビュー、ライフスタイル、占いなどの記事を執筆。趣味は、テレビドラマ鑑賞&リラクゼーションスポット巡り。夫、長男、長女との4人暮らし。兵庫・東京の二拠点生活に挑戦中。

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