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津島千佳

吸水ショーツの次は分離型吸水サニタリーショーツが来る!?【+布ナプキンで多い日にも少ない日にも対応!】

  • 津島千佳

2021.05.02

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月経カップに吸水ショーツと、目まぐるしく進化しているフェムテックアイテム。特に吸水ショーツは市民権を得つつあります。そんな吸水ショーツと布ナプキンがドッキングした、分離型吸水サニタリーショーツがアンダーウェアブランド「ayame」から誕生! その使用感をお伝えします。

分離型吸水サニタリーショーツって?

耳慣れない分離型吸水サニタリーショーツという言葉。画像を見てください。

写真はショーツを裏返した状態で、グレーの部分が吸放湿消臭防水シートを内蔵した吸水部分(クロッチ)。クロッチのポケットから顔を出しているのが、独自の4層構造でモレを防ぐエコナップ®パッドという吸水パッドです。

生理が終わりかけた量の少ない日はパッドなしの吸水ショーツ単独で、それ以外の生理中はパッドを入れて使用する画期的な商品! ショーツとパッドが分離でき、衛生的に使用できます。

「エコナップ®パッド」1枚セット¥1,210、2枚セット¥2,200

購入時に付属される消臭レーヨンを使用した不織布のジップバッグは、洗って繰り返し使用が可能。使用済みパッドを携帯しなければならない時にも活躍します。

フィット感はあるのに締めつけなし!な吸水ショーツ

「エコナップ®サニタリーショーツ」は3種類の丈があり、好みに合わせて選べます。

「エコナップ®サニタリーショーツ」は、ハイウエスト、スタンダード、ショートの3つの丈が揃っています。ショート、スタンダード各¥2,750、ハイウエスト¥3,080

私はハイウエストタイプをチョイス。締めつけがなく、おへその上まで隠れるのでお腹まわりに安心感があります。

はいてみて、びっくり! フィット感はあるのに、締めつけは感じません。

これはフィット感のある綿レーヨンのストレッチ素材に、縫製糸もできるだけ肌に触れない仕様にしているから。生理中は肌がデリケートに傾きがちなため、ゴムが当たるとかゆくなることがありませんか? でもこれならストレスを感じにくい!

量の多い日は他の生理用品との併用を

2日目など、最も量の多い日はパッド1枚を入れ、タンポンといった生理用品との併用がおすすめの使用方法。量が減ってきたら「エコナップ®サニタリーショーツ」の本領発揮! ショーツとエコナップ®パッドのみでOK。量が普通と感じる日はパッドを2枚、少ない日は1枚と量に合わせてパッドを調整できます。

個人的には紙の生理ナプキンより、肌当たりの柔らかい布ナプキンの方が好き。「エコナップ®サニタリーショーツ」も、さらっとしたはき心地でクロッチが股にへばりつく感覚もありません。パッドがしっかり吸水するのか、クロッチ自体に防水布が内蔵されているからか、表面に汚れが浮き出してもきませんでした。

生理の終わりかけ、生理が始まりそうな時はパッドなしでも快適に過ごせました。

個人的にクロッチがグレーなのもよかった。黒や紺の方が汚れは目立ちにくいでしょうが、生地と経血の色がなじんで量がよくわからなくなったはず。その点グレーなら汚れがわかるので、その時の状況がよく把握できました。



汚れは簡単に落ちる? 洗濯は大変?

洗濯は布ナプキンと同じ手順。水洗いで汚れを軽く落とし、洗剤を溶かした水かぬるま湯につけておきます。ここである程度汚れを落としたら、洗濯ネットに入れて洗濯機に入れるだけ。干したあとの「エコナップ®サニタリーショーツ」を見ると、シミなどは残っていません。

紙のナプキンの使用量を減らせばゴミも減り、環境配慮にもなりますが、個人的にははき心地のよさを推したい! つらい生理中をできるだけストレスフリーにすごしたい人は、一度チェックしてみてください。

ayame公式サイトはこちら

津島千佳 Tica Tsushima

ライター

1981年香川県生まれ。主にファッションやライフスタイル、インタビュー分野で活動中。夫婦揃って8月1日生まれ。‘15年生まれの息子は空気を読まず8月2日に誕生。

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