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田辺 幸恵

おうちカクテルにCATS限定配信【NYで#stayhome】

2020.05.15

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ロックダウンが2か月に及ぶニューヨーク。ついに!5月15日から段階的に経済が再開されるようになります。ただ、製造業など感染に影響のない業種から再開する見込みになっており、ニューヨーク市内に活気が戻るのはまだまだ先のようです。

夫と結婚してから(いや結婚前からも)こんなに一緒にいることは今までなかったし、9歳になった娘にとってもダダと毎日過ごすのは初めてのこと。家族といえども、ずーーーっと一緒にいると疲れてきますよね。自分に余裕がなくなると、つい子供にイラっとしてしまうので、まずは自分を満たしてあげること。そのために家でやっている「大人の楽しみ方」をご紹介します。

 

パパの楽しみは「おうちカクテル」

私は友人とのオンライン飲み会で喋り倒すことがストレス発散になっていますが、オンライン飲み会をしていない夫がはまっているのは「カクテル」作り。どんどんビールが減るよりは経済的かも。

買い出しの回数を控えているし、なるべく手軽に楽しめるよう特別な道具は買わず、「ウォッカ」と「ジン」を常備。炭酸水、ココナッツミルクとメイプルシロップ、夫はたまに「ヤクルト」を使って割り、ちょっとした実験のようです。トニックに欠かせないレモンとライムのほか、冷凍フルーツも活用しています。

 

これからはBBQとともに外飲みが楽しみな季節。炭酸水の消費量が半端ないので、「ソーダストリーム」は家にあってよかった!

ちょっとのミントでもあれば、気分はもう夏! おうちカクテルでも十分楽しめることがわかり、BBQの季節にはさらに飲む機会が増えそうです。

バターとパンを手作りに

ステイホームになってから美容院に行けず、髪もボーボー。美容院も生活に必要な業種のような気がしますが、約2メートル離れるソーシャルディスタンスが取れないのでしょうがないですよね。

なので、楽しみといえば、食べること!

手作りするようになったのは、パンだけじゃなくバターも。スーパーでは入店制限が行われているので、入店するにもレジにも並びます。「明日の朝のパンがない!」「バターがない!」ぐらいでは、気軽に買いに行くことができません。

しかも、我が家の近所にあり、食パンやいわゆる日本の惣菜パンを売っている韓国系ベーカリーが閉店中。飲食店はテイクアウトとデリバリーの営業はオッケーですが、それすらやらないところが多く、食べたいなら作るしかないのです。

バターは、オーガニックの「Heavy Whipping Cream(生クリーム)」と塩ちょっとを小さなメイソンジャーに入れて、娘にフリフリをお願い。

手作りバターの材料はこれに塩少々。「ガーリックソルト」もいい仕事します。

最初はパシャパシャと言っていたのに、数分経つと音がなくなり、さらに振り続けるとポチャポチャと液体と個体に分かれます。この個体が「手作りバター」!!

液体と固体に分かれたところ。分量はテキトーでも大丈夫です。

お気に入りのメキシコの陶器に。

この手作りバターを焼きたてパンに乗せて食べると最高。先日は、炊きたての白いご飯に手作りバター、ちょい醤油足しで「バターご飯」に。太るとわかっていても、食べることは諦められない!(笑)

無料ストリームでミュージカル、オペラを

ニューヨークといえばミュージカルですが、ブロードウェイは3月12日から休演中。さらに、9月6日まで休演が延長されたばかりです。劇場に足を運ぶのは秋以降になりそうですが、ユーチューブチャンネル「The Show Must Go On!」(https://www.youtube.com/channel/UCdmPjhKMaXNNeCr1FjuMvag)では人気作品を配信中です。

5月15日から「CATS」が48時間(英国のみ24時間)だけ配信されます。すでに「オペラ座の怪人」も見ることができますよ。

さらに、メトロポリタン・オペラも無料ストリーム中。オペラってなんとなく敷居が高いと思ってましたが、「おうち鑑賞」なら最適。日本が舞台になっている「蝶々夫人」も見ることができました。おうちカクテル片手に、リラックスして鑑賞できます。(サイトはこちら。https://www.metopera.org/)。



時間があるから今こそスキルアップを

学校や習い事への送り迎えが必要なく、普段より時間がある今だからと始めたのは、オンラインで大学の授業を履修できる「Cousera 」(コーセラ https://www.coursera.org )です。

アメリカ東海岸にある8つの超名門大学「アイビーリーグ」に属する「ハーバード大」や「イエール大」だけでなく、アメリカの大学が多くの分野で授業を提供しています。

しかも、聴講するだけだと無料!!!!

修了証を発行するには39ドルから49ドルの費用がかかりますが、興味のある分野を聴くだけでもオッケー。基本英語だけですが、先生が話したことが日本語で掲載されている授業もあります。

私はカリフォルニア州にあるスタンフォード大の「Child Nutrition and Cooking」(子どもの栄養とクッキング)とコネチカット州にあるイエール大の「The Science of Well-Being」(ウェルビーイングの科学)を履修中です。子どもの栄養と調理はすでに履修を終えたので、修了証をオンラインで発行してもらい、この上ない達成感!

英語ですが、アイビーリーグの学生気分も味わえます。英語での履修は大人になってから渡米した私にとってはとても大きな挑戦ですが、「ママでもできた!」と新たな自信にもなりました。

 

せっかく増えた「おうち時間」、できることならギスギスせず楽しく過ごしたいですね。アフターコロナで自由に出かけられるまで、十分満喫しようと思います。

 

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