LIFE

渡辺有紀子

子どもたちと一緒に「すごろく作り」のすすめ【#stay home わが家の場合】

  • 渡辺有紀子

2020.04.10

この記事をクリップする

週末の外出自粛要請→新学期からも休校延長決定→緊急事態宣言と、日に日に状況が深刻になるばかり…。
子どもたちと家で過ごすのもなかなか大変で、日々、模索中ですが、以前の記事でも宣言していた「すごろく作り」を実践したら、なかなか楽しめたので、ぜひ皆さんにもおすすめしたいと思います!

発想は自由! 1人1枚、すごろくを作ってみよう

当初、息子にだけ作ってもらう予定だったのですが、娘も作りたいというので、子どもたち二人にそれぞれ紙とえんぴつを渡して、なにも説明はせずに自由に作らせてみました。娘はまだ字が書けないので、書けない字やこまかい字は私が娘の指示のもと書きました。これが、意外と集中してやるので、30分~1時間ほど久々に静かな時間が。 わが家の子どもたち、二人とも声が驚くほど大きく、毎日本当に耳が痛いので(泣)、静かな時間はと~っても貴重なんです!


子どもたちが作ったのは、こちら。手前が小5の息子、奥が5才の娘のもの。息子は、自分で考えて、「バスケすごろく」にして、人生ゲームのようにお金も作っていました。「試合で大きなケガをしたから2マス戻る」など、なかなか上手に作っているなぁと思って見ていたら、「コロナウィルスでBリーグ中止。1回休み」「コロナウィルスになって(検査代に)4万円かかる」など時事ネタも登場(字が汚すぎて解読するのが大変ですが…)。「なかなかやるな~」と私も刺激され、私も「お母さんすごろく」を作ってみることに!

「お母さんすごろく」を作ってみた!

できあがった「お母さんすごろく」がこちら! 常日頃のお母さんならではの“とほほ”なネタを入れたり、家族にしてもらったらうれしい願望(主に夫に伝わるように)などを入れてみたら、結構楽しくて、ストレス発散になりました。
できあがった「お母さんすごろく」を子どもたちに見せたら、子どもたちも「え~!!お母さんも作ってたの~?」と大うけ! しかも、息子も私のすごろくに刺激を受けたらしく、「お母さんのよりもっとおもしろいの作る」と次のすごろくを作っていました。

コマは娘の手作り、六角形のえんぴつがサイコロ替わり

完成したすごろくに、娘が色を塗ってくれています(毎日少しずつ塗っていてまだ途中…)。
息子に「サイコロを作って」と少しお勉強要素のある工作をさせようとしたら、「面倒だから、これでいい」と六角形のえんぴつに1~6の数字を書き込んで、まんまとかわされてしまいました。コマは娘が作ったプリンやドーナツです。
3人で遊んだり、子どもたちだけで遊んだり、娘は1人でも遊んでいるのですが、食いしん坊な子どもたちは、「お父さんがキルフェボンのタルトを買ってきてくれた。2こ進む」が気に入ったようで、毎日読み上げています。「お父さん、今度、買ってきてくれるといいね~」と、私の思惑どおり、夫にプレッシャーが(笑)。



まだまだ続く「おうち時間」いろいろ工夫しているものの…

息子は今は「小学生すごろく」を作成中。「中休みにケガをして保健室に行く。1回休み」「給食をたくさん食べて元気が出る。2マス進む」など、小学生あるあるが満載です。私も時間があるときに、「お父さんすごろく」を勝手に作ってみようかと計画中です。
とはいえ、これだけでは、全然息子の「ひま~ひま~ひま~」は解消されず、一緒に料理をしてみたり、家事の手伝いをさせてみたり、運動不足対策にカースペースで縄跳びをさせてみたり…。そのうちわが家の過ごし方の工夫も紹介できればと思っています。

そうそう、すごろくはウケたのですが、「マッサージ屋さんごっこ」はダメでした。気分がのるように金額入りのメニュー表を用意してみたのですが、息子から、「安すぎる!ゼロ1個増やして!」とあっさり断られてしまいました。2~3年前だったら喜んでやってくれていたのに!!

渡辺有紀子 Yukiko Watanabe

編集・ライター

1979年、新潟県出身。妊娠・出産・育児の雑誌編集を16年間経験。家族はレコード会社勤務の夫、2010年生まれの息子、2014年生まれの娘。ほぼワンオペで仕事と育児の両立に奮闘するも、娘の便秘通院をきっかけに退社し、フリーに。趣味はクラシックバレエ。

LEE公式SNSをフォローする

閉じる

閉じる