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子どもとワークショップへ

京都の魅力を親子で堪能!浴衣を着ておでかけしよう

  • 上紙夏花

2019.09.07

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先週に引き続き、8月29日にオープンした三井ガーデンホテル京都駅前での試泊レポートをします!今回は私たち夫婦ふたりと長男10歳、次男4歳の4名で宿泊しました。1日めは京都鉄道博物館へ。2日めの様子をご紹介したいと思います。

 

 

三井ガーデンホテル京都駅前がオープンと同時に始まった、バゲージサービス。このサービスと連携した、京都らしさを楽しめるプランがあります。それは、浴衣のレンタルサービス付きの宿泊プランです!京都駅前開業記念プランとして、三井ガーデンホテル京都駅前はもちろんのこと、そのほか京都にある「三井ガーデンホテル京都新町 別邸」、「三井ガーデンホテル京都三条」、「三井ガーデンホテル京都四条」を合わせた4つのホテルでこのプランが用意されています。浴衣を着て京都観光って素敵ですよね!憧れていましたが、2人の子連れで……しかも、子どもたちにも浴衣を着せるなんて、高すぎるハードルのように感じていました。でも、今回は違います!このバゲージサービスを利用することでいとも簡単に夢がかなってしまったのです。

 

内覧会で見た、インコ柄の浴衣がかわいくて一目惚れ。旅先でレンタルする浴衣は、せっかくだからいつも選ばないような大胆な柄がいいかも!?

 

バゲージサービスを使うと、とっても移動がスムーズ。たとえば、京都についてすぐ「三井ガーデンホテル京都駅前」に宿泊の大きな荷物を預け、徒歩3分ほどのところにある京都タワービル内の「京都きものレンタル wargo」へ、てぶらで行きます。そこで好きな浴衣を選んで着付けてもらって、そのまま観光へ!浴衣の返却は、翌朝の11時までに宿泊先のフロントに持っていけばOKというお気軽さがうれしいサービスですね。

 

 

たくさんの浴衣の中から選べ、小物まで借りられる!

 

京都駅から真正面にドドンとそびえ立つ京都タワービルの3階に「きものレンタル wargo京都駅前京都タワー店」があります。店内には所狭しとたくさんの浴衣が並んでいました。こちらのお店、デザイン会社が経営しているそうで、目を惹くモダンな柄が豊富に揃っています。私が選んだのは、ホテルの内覧会で見て目がハートになってしまった、インコ柄の浴衣をチョイス。

 

帯の結び方も変化を加えて、帯どめはトンボ玉を選んで斜めに配置してもらいました。

 

このインコ柄をはじめ、wargoのオリジナル浴衣がいくつもありました。大胆な柄でポップな色合い……40代でも似合うのかな?と心配しながらも、帯やそのほかの装飾品を選んで着付けてもらうことに。着付けに必要な浴衣下や腰ひも、帯の下に仕込むタオルまですべて借りられます。もちろん、草履のほかにも浴衣に似合うバッグや傘などもレンタル可能。お店の方々、本当に着付けが速い!着崩れもしないし、さすがです。(プロだから当たり前……という声が聞こえてきそうですが、あっという間に着せてもらって!驚きました)

 

 

ヘアセットも速い!いろいろなアレンジの写真付きメニューがあるので、オーダーしやすいです。かんざしは黄色い飾りのものを選びました。大人はもちろんですが、女の子のヘアセットもしてくれますよ。うちの息子たちは私がヘアセットしている間に着付けが完了。次男は甚平を選びました。甚平なら幼稚園生でも気軽に着せられますね。

 

長男は写真を撮る前に尋常じゃないくらい暴れて少し着崩れちゃってますが、お店の方のせいではありません(汗)。次男、まともに写ってくれません(涙)。いろいろ、すみません!でも、親としては普段見られないふたりの和の装いに「萌え」でした。

 

思いのほか、男児ふたりが喜んでくれて(ちょっとテンション高すぎてアレでしたが…)、着させて良かったです!たくさんの浴衣の中から自分で選ぶという体験も楽しかったのでしょうね。主人は写っていませんが、男性用の浴衣ももちろんありますよ。

 

 

一旦、ホテルに戻ってエントランスで記念撮影。荷物多めでも安心なかごバッグも借りられて大満足です。おまけに(!?)後ろ姿も見てください。帯もこんな風に凝ってくれました。

このあと、京都の街を浴衣で散策。とてもいい思い出になりました!家族みんなで浴衣を着るという経験が、負担なくできたのは充実した浴衣レンタルサービスと三井ガーデンホテルのバゲージサービスのおかげですね。冬はもちろん着物のレンタルになるのでまた冬の京都も和装で楽しんでみたいです。

京都着物レンタルwargohttps://kyotokimono-rental.com/

さて、次のページでは、三井ガーデンホテル京都駅前のコンセプトルームを担当された、「京都デニム」による、デニム京友禅染めのワークショップの様子をご紹介します。

 

京都デニムの間の友禅染めを体験!

 

三井ガーデンホテル京都駅前には2つのコンセプトルームがあり、そのひとつが「京都デニムの間」。京都の伝統的な染技術をデニムに施した「京都デニム」は現代的なデザインも取り入れながら、古きよき技術を伝承する手助けとなっているそうです。その染の技術を簡単バーションにして、体験させてもらえるワークショップに参加しました。

 

京都デニムのみなさん。特別にホテルに出張してワークショップを開催してくれました。お店はホテルからすぐ近く。ワークショップは常に開催しているわけではないようですが、少人数なら受けてくれることもあるそうです。お店にご相談を。

 

コロンとかわいらしい小さな小物入れ「八ツ橋入れ」を染めます。京都デニムの京友禅染めは、抜染という色を抜く作業から始まりますが、今回はその作業が終わった状態の八ツ橋入れを持ってきてくださいました。

 

 

八ツ橋入れは、小桜と松葉に抜染されています。伝統的な模様だそうですよ。染料は絵具のようにチューブ式のものだったので、筆で簡単に色を挿すことができます。

 

 

4歳の次男も真剣そのものでトライしていました。多少はみ出したり、色が重なったりするのも味が出ていいですね。

 

 

染色が終わりました!ここから色を定着させる作業に入ります。アイロンを使うので、お店の方にお任せします。

 

 

この作業が終わる、塗った時よりもほんの少し色が違って見えました。私の作品はこんな感じになりました。

 

あえて部分的に色を入れてみました。子どもたちと同じものをひとりひとつ作れたので、家族で交換して使っています。京都デニムでは、他店で購入したデニム素材のものでもこの京友禅染めを施すことが可能だそうです。デザインに飽きてしまったジーパンやデニム素材のバッグなどなど、リデザインしてみるのも楽しそうですね!

 

京都デニム公式サイト⇒https://kyoto-denim.jp/

 

今回宿泊したのは……

三井ガーデンホテル京都駅前(地下1階、地上10階建て136室)

京都府京都市下京区東塩小路町848

TEL:075-353-3135

https://www.gardenhotels.co.jp/kyoto-station/

上紙夏花 Natsuka Uegami

ライター/ビューティープランナー

1977年、大阪府生まれ。吉本新喜劇の女優を経て、ライターに。現在は化粧品の商品開発やPRを手掛けるほか、ベビーマッサージ講師としても活動している。夫・息子9歳、3歳

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