楽しみながら気軽に社会貢献

【ヘアドネーション体験談】病気と闘う子どもたちを笑顔に!髪の毛を贈るボランティア

髪の毛を寄付するボランティア、「ヘアドネーション」

最近では、有名人が寄付を行い、その様子をSNSなどに投稿して話題を集めるなどメディアで取り上げられる機会も増えています。私自身も以前から興味を持っているものの、ずっとショートヘアにしていることもあり役に立てていないまま…そんな中このたび、親しい友人がヘアドネーションをすることに!その体験談を通して、実際の寄付の流れや意義などヘアドネーションという活動自体について改めてご紹介していきたいと思います。

腰近くまで伸ばしていた髪の毛を、ばっさりカット!

今回ヘアドネーションをした友人は、私と同じくふたりの子どもを持つ30代半ばの女性。上の子も下の子も同い年だというご縁もあり、家族ぐるみで仲良くさせていただいています。

友人がヘアドネーションを知ったきっかけは、小学生の男の子が、寄付するために髪の毛を4年間伸ばし続けたというニュースを目にしたことでした。もともと困っている人のために何かできることがあればやりたいという気持ちがあり、実際に行動を起こした少年の姿にとても心を動かされたそうです。同時に、親しいご家族のお子さんのご病気を知ったことでその想いがさらに強くなり、「病気と闘う子どもたちのためになることをしたい。髪の毛の寄付であれば、今の自分にもすぐできる!」と考えるようになったといいます。

どこで切るの?髪の毛はどこに送ればいいの?ルールはあるの?

今回友人が髪の毛を寄付した「Japan Hair Donation & Charity(JHD&C通称ジャーダック)」は、一般の方に髪の寄付を募り、寄付された髪と募金等によりフルオーダーのメディカル・ウィッグ「Onewig」を製作、18歳以下の子どもたちに完全無償で提供している国内唯一のNPO法人です。

公式サイトには可愛いイラストと共に、活動内容や髪の毛の送り方などが丁寧に説明されています。

JHD&Cが提供している「メディカル・ウィッグ」は、経済産業省が定めた厳しい基準をクリアした「JIS規格適合品(JIS S9623)」にのみ許された名称です。その素材に適した髪の毛とは「31cm以上の長さがあること」「完全に乾いていること」「カラー、パーマ、ブリーチヘアでもOK」とされています。

まずは美容室を決め、寄付する髪の長さを決めます。寄付先の活動に賛同している「賛同サロン」、または通い慣れた「行きつけのサロン」どちらでも大丈夫です。
また任意ではありますが事前に、性別や年齢、カラーやパーマの有無など髪の毛のコンディションを確認するための「ドナーシート」を記入し、サロンに持参します。ジャーダックのサイトで内容を確認しましたが、2~3分ですぐに書き終わる簡単な内容のものでした。

基準が厳しく高品質な「Onewig」を作る独自の製法の場合、1つのウィッグを作るのに20人以上の髪の毛が必要!提供を待っている子どもたちの多くが「ロングヘアのウィッグ」を希望するため、髪の毛は長ければ長いほど貴重なのだそう。

髪の毛は小さい束に分けてゴムで強めに結び、結び目の1cm上をカット。ほんの少しの湿り気もカビや雑菌の原因になり使えなくなってしまうため、必ずシャンプーの前にカットすることが重要です。

年齢や国籍、性別、髪色、髪質は問わず、軽く引っ張っただけで切れてしまうほどの極端なダメージがなければカラー、パーマ、ブリーチヘアなどでも大丈夫で、クセ毛やグレイヘア(白髪)でも問題なく使用できるそうです。

そして、寄付先に髪の毛を送ります。
「あなたの髪の毛をジャーダックが確かに受け取りました」という証明として、ポストカードタイプの「受領証」を受け取ることもできるため、欲しい方は返信用封筒を用意し「髪の毛・ドナーシート・返信用封筒(希望者のみ)」を1セットにして送付します。

「私もヘアドネーションしたい!」ママの姿を見た娘の変化

髪の毛を綺麗に長く伸ばしていた友人。ショートにするには、それなりの思い切りが必要だったのではないかと思いきや「実際に切るときにはわくわく感があった!」と、楽しそうに感想を話してくれました。

「自分の髪を使ってもらうことで、ウィッグを必要としている子どもたちが少しでも笑顔になってくれたらという思いがあったので、規定の31cm以上伸ばすことにも苦は全く感じませんでした。また、私自身の子ども達にも、困ってる人がいたら積極的に手助けできるような人になってもらいたいと考えています。“自分は何もできない”ではなく、今回のように髪の毛を寄付するなど考えれば役に立てることはたくさんあると伝えることができました。実際に、小学校1年生の娘もヘアドネーションをやりたいと言っており、娘に私の気持ちをちゃんと受け取ってくれたことがとても嬉しかったです!様子を見ながら髪を伸ばし、娘の髪の毛も寄付をできたらと考えています。」

彼女のお嬢さんは長男の同級生で幼いころから共に成長を見てきたこともあり、「自分もママのように誰かの役に立ちたい!」という言葉にはとても感動しました。
「優しくしなさい」「人のためになることしなさい」という趣旨のことを子どもたちに伝える機会は多いと思いますが、口で言うよりも親が姿勢で見せるのが一番だと思います。私自身は、ヘアドネーションに興味はありつつも実行できていなかったこともあり、「優しさ」をきちんと行動に移した友人を見習いたいと感じました。

暮らしのヒント/社会貢献 最新の記事

社会貢献をもっと見る

Writer Profile

佐々木はる菜

ライター

Halna Sasaki

1983年、東京都生まれ。会社勤めを経て結婚・出産を機にライターへ。国内外のトレンド、暮らしや子育てについてのコラム執筆のほか、企業サイトのコンテンツ作成などにも携わり、女性のキャリア・多様な働き方についての発信も目指す。夫・7歳息子&4歳娘の4人家族。

LEE100人隊をもっと見る

LEEメンバーになって
お気に入りの記事をCLIPしましょう!

LEEメンバーになると何ができるの?
会員限定記事が読み放題
マイページにお気に入りの記事リストが作れます。
プレゼントやイベント、セミナーに応募できます。
人気連載などにコメントができます。
お得な情報が満載のメールマガジンをお届けします。

メンバー登録はこちら

すでにメンバーの方はこちら

ログイン

LEEメンバーになって
お気に入りの記事をCLIPしましょう!

LEEメンバーになると何ができるの?
会員限定記事が読み放題
マイページにお気に入りの記事リストが作れます。
プレゼントやイベント、セミナーに応募できます。
人気連載などにコメントができます。
お得な情報が満載のメールマガジンをお届けします。

メンバー登録はこちら

すでにメンバーの方はこちら

ログイン