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峰典子

子どもの五感を刺激する「キネコ国際映画祭」が今秋も開催!

  • 峰典子

2018.10.23

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秋が深まって、外出が心地よい季節になりましたね。
各方面でイベントが盛りだくさんなので、どこに行こうか何を観ようか、嬉しい悩みも。
皆さんはどんな計画を立てていらっしゃいますか?

生吹き替え&生演奏。迫力の映画祭を楽しもう

ご紹介が遅れましたが、フリーランスライターの峰典子と申します。
暮らしのヒントでは、子どもと一緒に楽しめる映画や本、アートといったカルチャーの話や、美味しいものについてのトピックを交えながら綴っていきたいと思っております。よろしくお願いいたします。

さて。今回ご紹介したいのは、個人的にも毎年注目している「キネコ国際映画祭」。1992年にスタートした、国内最大規模の子ども向け映画祭です。

「キネコ国際映画祭」の活動指針は、子どもたちが映画を通じて世界の芸術や文化に触れたり、映画から夢や希望を育むこと。そして、人生の指針となるような映画を上映していくこと。ヨーロッパ子供映画団体(ECFA)や、子ども向けのオーディオ・ビジュアルのプロフェッショナルが集まるNGO団体 (CIFEJ)にも加盟しています。

今年度の「キネコ国際映画祭」のテーマは “Join the Rhythm(リズムであそぼう)”。
すべての海外作品で、映像に合わせた声優陣の生吹き替えを実施!子どもの五感をビビッと刺激し、忘れられない映画鑑賞になるはずです。

1歳から大人まで楽しめる、良質な作品がずらり

©IJswater Films

世界各国から集められた作品は、どれも良質で粒揃い。どれを観ようか迷ってしまいそう。
公式サイトhttp://kineko.tokyo/のプログラムには、対象年齢の目安が記載されているので、まずはそれを参考に選んでみるのがオススメ。

1歳から楽しめるプログラムのほとんどは、5分前後の短いアニメーション作品。iTSCOM STUDIO & HALL 二子玉川ライズでの上映では、会場の前方がラグやクッション席になっているので、これを機に映画デビューを目指しても。3歳より推奨のプログラムからは、短編の実写作品も登場します。イタリアやオランダ、イギリス、インドといった世界の子どもたちの暮らしぶりが垣間見れ、異文化に触れる機会にもなりそうです。

わたしが楽しみにしているものから、幾つかご紹介。
『ブルーベリーハント』は、チェコ生まれのカテジナ・カルハーンコヴァー/アレキサンドラ・マーヨヴァー、2名の監督によるショートアニメ。お腹を空かせた熊がブルーベリーを探す道中で起きた思わぬ冒険を描きます。
『サミー〜南米のぼうけん〜』は、オランダ人監督バーバラ・ブレデドによる実写作品。7歳のサミーが初めて訪れる南米の街で文化に触れ、面白さを発見していくストーリー。世界中の映画祭で上映された作品です。

その他にも、版画家・蟹江杏さんによるワークショップ「みんなで大きな森を描こう!」や、熱気球体験や水辺上映、ワークショップなど、親子で楽しめるイベントが盛りだくさん。ついつい、子どもが好きなキャラクターものの映画を見せてしまうけれど、ちょっとひと味違う世界観にも触れて欲しいな、と思っているパパ&ママは「26th キネコ国際映画祭」に是非ご注目ください!

◆「26th キネコ国際映画祭」開催概要

オフィシャル HP:http://kineko.tokyo/
開催期間:2018 年 11 月 22 日(木)~11 月 26 日(月)

会場:109 シネマズ二子玉川、iTSCOM STUDIO & HALL 二子玉川ライズ、二子玉川公園、二子玉川ライズほか周辺エリア

チケット:
109シネマズ二子玉川  大人:1,200円/子ども:700円
※エグゼクティブシートのみ一律1,200円
(109シネマズシネマポイントカード会員様は大人1,200円/子ども700円)
※全席指定席 ※当日券、前売券共に同一料金 ※チラシによる割引なし
109シネマズ公式 HP&劇場の自動券売機にて11 月 20 日(火)0:00より販売開始
https://109cinemas.net/futakotamagawa/

峰典子 Noriko Mine

ライター/コピーライター

1984年、神奈川県生まれ。映画や音楽レビュー、企業のブランディングなどを手がける。子どもとの休日は、書店か映画館のインドアコースが定番。フードユニットrakkoとしての活動も。夫、5歳の息子との3人家族。

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