LIFE

藤本こずみ

雨の日は何をする? 初めての絵の具遊びで敬老の日のカード作り!

  • 藤本こずみ

2018.09.11

この記事をクリップする

このところ、大雨が続いている関西。

子どもと遊ぶ時間には、家で安全に楽しく過ごす方法を考えてはみるものの、線路作りやブロックなど、好きな遊びも何度も繰り返しているとマンネリ気味に……。

そんな時、実家で年季の入った絵の具セットを発見!

お絵描きといえば雨の日の遊びの定番かもしれませんが、これまで3歳の息子とは、ノートや裏紙に色鉛筆やクレパスでちょこちょこ落書きをしていた程度。私自身に絵心がないせいもあってか、長時間盛り上がるということはなかったんです。

でも、いつもと違う道具でいつもと違う描き方をすれば、息子ももっと喜んでくれるかも?

そこで今回は、土砂降りの雨の中、親子で初めての絵の具遊びをやってみることにしました。

 

初めての絵の具遊びスタート!

 

お決まりの「いっしょにあーそーぼ!」という言葉に「今日は、特別なお絵描きしようか!」と答えると、パッと目を輝かせる息子。少しでもスペシャル感を出すために、絵の具と筆とバケツ以外に、こんなものも道具として準備してみました。

 

 

綿棒、割箸、ストロー、歯ブラシ、プラスチックスプーン。どれも、家にあったものばかりです。

実はこれらは、以前通っていた書道教室での筆遊びの時に登場していたものたち。作品に変化がつき、子どもにも扱いやすいことを思い出して、使ってみることにしました。

そして、息子には汚れてもOKな服、テーブルにはブルーシートを。少し手間はかかりますが、自由&大胆なお絵描きのためにはこの準備も必要ですよね(笑)。

椅子に座ると、早速筆を手に取り、試し描きする息子。

 

 

ぐるぐるぐる……ダイナミックに筆を動かします。赤と青を混ぜると紫になる、というのが大発見のようでした。

続いて興味を示したのは、ストロー。

 

 

筆に水を多めに含ませ、ぽたりと落として、一生懸命フーフー。色が思いがけない方向に広がっていくのが面白い様子。

歯ブラシが置いてあるのには「?」という表情でしたが、「絵の具つけていいよ~!」と言ってみるとニッコリ。これは、歯ブラシで引いた線に、筆で模様をつけているところ。

 

 

このようにして完成した絵がこちら。

 

 

上は「ぶどうがり」、下は「しんかんせん」だそうです。これまでハッキリしたテーマのある絵を描いているところを見たことがなかったので、タイトルを聞いて即答だったのにビックリ!

息子も、のびのび楽しんでくれたようでした。

 

敬老の日のカードも作ってみることに

 

何枚か大きめの絵を描いたところで、今度は紙をポストカードにチェンジ。

もうすぐ敬老の日ということもあり、息子に両家の両親と義理の祖母へカードを作ってもらおう、と考えたのです。

小さなポストカードはハードルが高そうな気もしたのですが、「じいじやばあばや大ばあばにお手紙書こう~!」と言ってみると、やる気満々。

迷いなく、3枚のカードを彩っていきます。

 

 

ここで活躍したのが、綿棒! 息子の手でも使いやすかったようで、黒い絵の具を点々と乗せていました。

 

 

そして、出来上がったカードはーー。

 

 

上から、「どうぶつえん」「ねずみ」「うさぎ」だそうです。

今度は動物シリーズ。綿棒で描いていたのは目だったみたい。

こうして並べて眺めていると、だんだん味のあるアートのように見えてくるから不思議(笑)。

今回作ったものは、息子の写真と一緒にプレゼントに添えて、敬老の日に送る予定。初めての息子作のカード、私も両親や祖母の反応が楽しみです。

 

 

定番のお絵描きという遊びですが、“我が家にとってのプチ工夫”をすることで、息子は初めての体験をし、私は息子の成長を感じることができて、“ちょっと特別な遊び”をした気分になれました。

さて、今度の家遊びでは何をしようかな?

 

 

藤本こずみ Kozumi Fujimoto

ライター

1979年、兵庫県生まれ。雑誌やWEBで、インタビュー、ライフスタイル、占いなどの記事を執筆。趣味は、テレビドラマ鑑賞&リラクゼーションスポット巡り。夫、長男、長女との4人暮らし。兵庫・東京の二拠点生活に挑戦中。

LEE公式SNSをフォローする

閉じる

閉じる