昭和8年(1933年)に日本初の本格的高級山岳リゾートホテルとして開業、今年に開業85周年を迎える上高地帝国ホテル。スイスの山小屋をイメージした赤い三角屋根や、穂高連峰を間近に望む眺望など魅力が多く、リゾートホテルとしての高い地位は揺らぐことなく続いています。
「上高地帝国ホテル開業85周年記念フェア」は、上高地の歴代料理長が考案したオリジナルメニューの中から、選りすぐりの料理を提供! ちなみに、上高地の歴代料理長は、現在の肩書きをうかがうと「おお!」と思う方たちが名を連ねています。そんなシェフたちが上高地在任中に考案したメニューを、上高地にいかずとも週替わりで味わえるチャンスは見逃せません。
オリジナルメニューを日比谷で!
フェアの食事が楽しめるのは、帝国ホテル東京 1階のオールデイダイニング「パークサイドダイナー」。
各料理長が上高地在任中に、信州産の食材や郷土料理からインスピレーションを得て作られた、オリジナリティあふれるメニューを、みゆき通りをのぞむ窓の大きな明るい店内で、ご家族、ご夫婦、または女子会で・・・と、少し特別な食事として選ばれてはいかがでしょう?
高橋義幸メニュー(2008~2010年料理長)
提供期間:2月2日~2月8日
◆肉料理:和風リブアイステーキと山菜ピラフ 飛騨山椒の香り
◆魚料理:千曲川サーモンのポワレ ラタトゥイユ添え 白ワイン風味のソース
加藤義晶メニュー(現、上高地帝国ホテル料理長)
提供期間:2月9日~2月15日
◆肉料理:信州米豚のロースト燻製パプリカの香り チョリソクリームとともに
◆魚料理:信濃雪鱒の炙り焼き 焼き野菜添え
松本克己メニュー(2011~2013年料理長)
提供期間:2月16日~2月22日
◆肉料理:牛肉の朴葉味噌包み焼き 信州産茸と野菜添え
◆魚料理:千曲産大岩魚のムニエル 温野菜添え
前田謙次郎メニュー(2014~2016年料理長)
提供期間:2月23日~2月28日
◆肉料理:信州ハーブ鶏のポワレ 野菜と茸を添えて
◆魚料理:信州サーモンと小海老入りマカロニグラタン
試食させていただいた松本シェフのメニュー、香ばしい牛肉と、肉の旨味が溶け込んだ朴葉味噌のコラボレーションが絶妙! 朴葉味噌はそのままご飯にのせて食べたいほどの逸品でした。
岩魚の身と皮目の美味しさにもうっとり! なるべく現地のものを使うようこだわったという料理は、メインの料理はもちろんのこと、添えられた野菜の美味しさも際立っていて、話もはずむ楽しい食事の時間が味わえます。
数量限定で、松本ブルワリーから取り寄せたクラフトビールや「山ぶんど(山ぶどう)」のジュースなども用意されていて、飲み物でも信州を感じることができます。
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「上高地帝国ホテル開業85周年記念フェア」
東京都千代田区内幸町1-1-1 帝国ホテル東京1階「パークサイドダイナー」
肉料理/2,900円 魚料理/2,500円(消費税込み、サービス料別)
ライス、またはパン付き
提供時間/11:00~23:00(L.O.)
※11:00~14:00まではランチメニューとしてご用意(サラダ・ライスまたはパン・コーヒー付き)
ほかに、通常は上高地だけで提供している2種類のケーキ、カマンベールチーズケーキ(左)とフォレ ノアール(右)もありますので、ティータイムに訪れるのも一興ですね。カマンベールチーズケーキのほうは、ホテルショップ「ガルガンチュワ」で購入もできます!
また、ガルガンチュワでは、他にも「上高地オリジナルコーヒー」や山菜ピラフなどフェアにちなんだ商品を提供中。
今年は東京も大雪に見舞われてアタフタしましたが、上高地はもっともっと雪深く、冬季は営業できません。営業再開は春の息吹が感じられるようになる4月26日。予約は2月1日から始まっています。今回のフェアで信州の山の味覚が気になった方は、かつて神秘的な場所として「神降地」や「神河内」ともうたわれていた、雄大で豊かな自然が魅力の上高地に訪れてみるのもいいですね。
冬季連絡先 東京事務所 03-3592-8001 (平日 10:00~17:00)
営業期間 現地お問い合わせ 0263-95-2001 (代表)
帝国ホテルHPでも予約できます。
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