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“運転が苦手な私”が助かる車

約8割が「運転が苦手」と判明…そんな女性におすすめの車選びをプロがナビゲート!

2018.01.07

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運転には自信なし! でも子連れ移動や家族でレジャーの機会が増え、車需要が高まるのがLEE世代女性。機能や装備がどんどん進化している車選び次第で、苦手意識は随分やわらぐんです。プロのおすすめ車種を要チェック!

 

女性モータージャーナリストの3人

運転が苦手な人こそ助かるアシスト機能や快適装備がどんどん進化中。ぜひチェックして

 

“運転が苦手”な読者

育児で車の必要性が増しているのに運転への苦手意識が克服できません!

読者代表の3人がそれぞれ所有するのは、「トヨタ ハリアー」(tokoaさん)、「三菱 デリカ」(みっちさん)、「メルセデス・ベンツ Gクラス」(續池さん)と、ともにサイズは大きめ。中でも、續池さんは夫の車が大きすぎるため、自分の車が欲しいと思っているそう。

運転は習うより慣れよ必要に迫られてうまくなる!?

みっち(以下み) 私たち3人は皆運転が苦手なんですが、モータージャーナリストの皆さんは、もともと運転が得意なんですよね?

まるも(以下ま) まさか! 私は運転がとても苦手で。必要に迫られて毎日乗っていたら慣れたという感じです。

スーザン(以下ス) 私はナビなしではどこにも行けない(笑)。

續池(以下續) それを聞いてちょっと安心。私のように運転が苦手な人はどうしたら慣れますか?

 毎日少しずつ乗っていれば半年ぐらいで慣れるものですよ。

藤島(以下藤) やはりたくさん乗ることですが、苦手意識を克服するには緊張を解くことも大切。その余裕をつくってくれるのが先進の運転アシスト機能なんです。

 “お守り”みたいな感じかな? 車の機能次第で、運転が気楽になる部分もあるんですよ。

最新のアシスト機能で苦手な運転を克服!

 最近“自動運転”という言葉をよく耳にしますよね。各自動車メーカーでは2020年頃の普及を目指して切磋琢磨していますが、それに乗じて新しい技術が出てきています。皆さんはアダプティブ・クルーズ・コントロールって使ったことあります?

 うちの車にはついているんですが、使ったことがなくて。

 車間距離やスピードを一定に保って走行してくれる機能ですね。最新のものだと、渋滞時から高速域まで、ハンドル制御も行ってくれるので手を添えるだけで走ることができるんですよ。それに、軽自動車でも歩行者検知機能や誤発進抑制機能がついていることが珍しくなくなってきました。

tokoa(以下t) 軽自動車にまで! 私は、車庫入れが特に苦手なんですが、駐車アシストもすごく進化しているんですよね?

 スイッチを押すだけで駐車できたり、上級の車種だと、車を降りてスマホや専用キーだけで駐車できる機能がついているものまで。

 スゴイ! でも、駐車アシスト含め、運転アシスト機能を信頼しすぎてはダメでしょう?

 そうですね。あくまでもサポートですから、ドライバーが操縦士、車が副操縦士という気持ちで。安心のしすぎは禁物ですね。

 とはいえ、ここ数年の技術の進化の速さには目を見張るものが。過渡期なので、購入するなら中古車ではなく新車がおすすめです。

小回りがきく、子連れに優しいなど運転がラクな車種を選んで

 うちの車は夫の好みで大きめのSUVなのですが、私は車幅がつかめないのが怖くて……。

 女性は男性より座高が低く、運転席で沈み込んでいる場合が多いので、特に視界のよさは大切ですよね。視点が高いほうが、遠くまで見渡せて安心できるもの。

 身長1m程度の子どもが死角に入る危険もあるから、運転が苦手な人は、同じクラスでもコンパクトなものを選ぶといいですよ。

 個人的には小さくて小回りがきく車が安心だけど、子どもが3人なので、やはり3列シートでないと。小回りのよさって、単に車体が小さければいいんですか?

 実はそうでもなくて、同じ全長の車なら、鼻先の長さが短く、タイヤサイズも小さいほうが、より小回りがきくんですよ。

 車の最小回転半径もひとつの目安。前輪と後輪との距離も短いほうが小回り性が高いんです。

 知らなかった! あと、運転への不安といえば、子どもを乗せて出かけるとき、ぐずったりしたらすごく焦ってしまいそうで……。

 大丈夫! 軽でもミニバンでも、ファミリー向けの配慮がされた車がたくさん出ています。

 シートが従来より大きく動かせて、後部座席の子どもをケアしやすかったり。室内装備も充実しているので安心してください。

 皆さんの話を聞いて、運転が苦手な私に優しい車をちゃんと選べば、ペーパードライバーを卒業できる気がしてきました!

 

結論! 私たちが欲しい車の条件は…

LEE読者に人気の4クラスはこちら

 

ミニバン
7~8人までの移動に便利。室内の広さや快適装備が充実している。

 

コンパクトカー
4人までなら十分の広さ。燃費がよく、小回りがきく。

SUV
悪路での走破性も高い4WD車がメイン。アウトドア好きなファミリーに◎。

軽自動車
室内の広いスーパーハイトワゴン系が主流に。取り回しのよさは抜群!


『約8割が「運転が苦手」と判明…そんな女性におすすめの車選びをプロがナビゲート!』はいかがだったでしょうか?
次回は、「まずは運転アシスト機能があればなんとかなる!女性におすすめの7台をご紹介!」をお届けします。

詳しい内容は2018年1/6発売LEE2月号に掲載中です。ぜひあわせてチェックしてみてくださいね!

撮影/中澤真央 モデル/續池恵里(LEEキャラクター)  取材・文/スーザン史子

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