年末年始は何かと家に人を招く機会が増えるもの。普段は見られないようなところでも、より親しいゲストの場合は油断禁物。いろんな場所に気軽に出入りする仲だからこそ、棚の中やクローゼットの中などもきれいにしておくと安心。その方法を、家事研究家の高橋さんに教えてもらいました。
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［トイレの棚］
ビニールをはがして色、形を整える
ティッシュもトイレットペーパーもパッケージのまま棚に収納。「ごちゃっと見える原因は、ずばりこのビニール！」（高橋さん）
色ごとにまとめて並べる
「とても単純なことですが、パッケージから出して色分けして並べ直すだけで、すっきり整った印象になります」（高橋さん）
お気に入りのシールを貼っても
「トイレットペーパーは普通に並べるだけでも十分ですが、シールなどを貼ると生活感がなくなってより見られてもOKに」（高橋さん）
「これなら、『どうぞ開けてください』という感じです。開けた人もあまりにきれいでびっくりしちゃうかも」（moyuruさん）
［冷蔵庫の中］
6割以上の空間をつくろう
「冷蔵庫の中は、物：空間が4：6くらいになっているといいですね。不要なものを処分しつつ、並べ方を整えるだけで印象が変わります」（高橋さん）
正面を揃えるだけできれい感アップ
チューブはチューブ、ボトルはボトルと形別にまとめ、すべてパッケージを正面に。細かいものはグラスにまとめてドアポケットに。
エタノールで除菌も
「庫内をふくときは、消毒用エタノールをつけたふきんがおすすめ。汚れをふき取りながら除菌、消臭もできます」（高橋さん）
物はもともと多くなかったのでそれほど減らさず、形状やジャンルをまとめてパッケージの向きを揃えることできれいに。「取り出しやすさもアップしました」（moyuruさん）
［クローゼットの中］
アイテムと色を揃えよう
「ここも６割以上の空間を確保するのがベストなのですが、それができなくてもアイテムと色を揃えるだけでもすっきり見えますよ」（高橋さん）
アイテムごと色ごとに並べ替え
「まずトップス、ボトムス、ワンピースなどにざっくり分類。それから淡い色から濃い色になるように並べ替えればOKです」（高橋さん）
着ない服は別にまとめて適量に
「しばらく着ていない物は人に譲る、リサイクルショップに持っていくなどのために別にまとめて。処分して空間を空けましょう」（高橋さん）
「全体が見やすくて、まるでお店みたい。並び替えるだけでこんなに変わるなんて驚きです。これをきっかけに、普段からこのかけ方を続けていこうと思います」（moyuruさん）
『油断禁物！ 親しい友人や親戚が来るときには、こんな場所もきれいに！』はいかがだったでしょうか？
詳しい内容は2017年12/7発売LEE１月号に掲載中です。ぜひあわせてチェックしてみてくださいね！
撮影／米谷 享 取材・文／石橋夏江（verb）
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