子どもたちのクリスマス会やママ友との忘年会、親戚と新年の挨拶など、年末年始は何かと家に人を招く機会が増えるもの。そんなとき、普段の掃除では行き届かない汚れが意外と見られているんです。
第2回目は、トイレ、洗面台、玄関をトータル8分でよりきれいに見える“ずるい”掃除法を、家事研究家の高橋さんに教えてもらいました。
家の印象を決める「きれい」のポイントとLEE100人隊アンケート結果はこちら→
「鏡が曇りぎみなのでしっかり磨きましょう。また家族は気づかなくてもゲストは気になるにおい対策もしっかり。掃除用具や洗剤は生活感が出るので棚の中に」(高橋さん)
「輝かせるべき」ポイントの鏡。ぬらしたスポンジで軽くこすり、ぞうきんで乾ぶき、最後にティッシュで磨き上げます。「磨き上げるときに一定方向にふくと、ふきムラになりません」(高橋さん)
消毒用エタノール200mLに、アロマオイル20滴を入れて作るエタノールアロマを使います。「台座は意外と汚れがつきやすく、においの原因になるので軍手ぞうきんにエタノールを吹きつけて念入りにふきます。床も固く絞ったぞうきんで」(高橋さん)
布類もにおいの原因。替えるか外して
「ペーパーホルダーカバーやタオル、トイレマットなどの布類も実はにおいがつきやすいんです。来客時はもちろん、普段からこまめに取り替えるようにするとにおい予防に」(高橋さん)
最後に出ていた掃除グッズを棚にしまい、代わりに洗面台まわりに小物を飾りました。「ほんのりいい香りがしてホテルのトイレみたい。この鏡なら間近で見られても安心です」(moyuruさん)
物が置いてあるとごちゃっと見える
「玄関は何も置かないだけですっきりします。また外から砂やホコリが入って意外と汚れているので、ゲストの目線でふき掃除を。今回は使いませんが、汚れが目立つ場合は住宅用洗剤を使って」(高橋さん)
最初に目にするインターホンを
「軍手ぞうきんの片手をぬらして水ぶき、もう一方で乾ぶきすると一気にできます」(高橋さん)
ドアノブやロックをふき掃除
開け閉めの際に目に入るドアノブやロックなども、インターホンと同じ要領で軍手ぞうきんで。
はばきは靴を脱ぐ際にチェックされがち
「意外とホコリや砂がたまりやすいのが、このはばき。スーッとなぞるだけで、ごっそりと汚れが取れます」(高橋さん)
たたきの物をなくしてふき掃除
たたきは出ている物をしまい、ぞうきんで水ぶき、乾ぶき。「普段から掃除しやすいので、ぜひ物を置かない状態を習慣にして」(高橋さん)
においが気になる場所でもあるので、最後にエタノールアロマで香りづけ。「入ってすぐ見える壁には写真や絵、リースなどを飾ると目線を集められるし、空間の素敵さもアップしますよ」(高橋さん)
『高橋ゆきさんのトイレ・洗面台をたった5分で、玄関をたった3分で「みえるとこだけ」掃除』はいかがだったでしょうか?
次回は、「余力があればプラス10分でキッチンを掃除」と「おそうじペコさんの、年末の大掃除がラクになる“毎日、小掃除”のコツ」をお届けします。
詳しい内容は2017年12/7発売LEE1月号に掲載中です。ぜひあわせてチェックしてみてくださいね!
撮影/米谷 享 取材・文/石橋夏江(verb)
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