FOOD

愛されおかずレシピ/2017.LEE12月号

ワタナベマキさんの、いつもの食材で"見栄え持ち寄りごはん"

2017.12.04

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LEE12月号の別冊付録、料理家コウケンテツさん&ワタナベマキさんの『いつもの食材だけで「愛されおかず」100 』。

定番食材やお気に入り食材を使ったレシピから、ごちそうパパごはん、名作レシピ集まで。日々のごはん作りに役立つこと間違いなしの一冊です!

そんな永久保存版のレシピBOOKから本日お届けするのは、ワタナベマキさんの「持ち寄りごはん」アイデア。

ママ友などとの持ち寄りパーティは、慣れない料理を作るより、いつもの食材でひと工夫するのがおすすめ!見た目に華やかさがあり、出したときに「わあっ」と喜んでもらえるポイントを、マキさんから教わりました。

マキさん流 持ち寄り成功のコツ

 作りたてよりおいしくなるマリネがおすすめ
「作ってから食べるまでに時間があるので、その間に味がなじんでおいしくなるもの、マリネ系の料理は持ち寄りにぴったりです。彩りを意識して、紫キャベツなどを加えるのもいいですね」

 葉物野菜は別にするとフレッシュに味わえる
「持ち寄りでサラダがあると、とってもうれしいもの。でも全部和えて持っていくと、食べる頃には葉っぱはしおれてしまいます。別にして運んで、食べる直前に和えるといいですよ」

 ひとつの料理を大人用と子ども用の味にする
「ママ友の持ち寄りでは大人も子どももいるけれど、両方の料理を作るのは大変! だからひとつの料理で2つの味に。例えば、野菜スープは大人用にスパイスを振るなどするといいですね」

香りのいいせりと香シャン菜ツァイをひき肉のうま味で
鶏ひき肉、せり、香菜のナッツサラダ

「味のついたひき肉と葉野菜を別に持っていって、食べる直前に和えると葉っぱはシャキシャキを楽しめます。見せ方的にも盛り上がりますよ」

材料・4人分

  • 鶏ひき肉……300g
  • せり…… 1束
  • 香菜…… 1束
  • 玉ねぎ……1/2個
  • アーモンド……12粒
    • にんにく、しょうがのみじん切り……各1 かけ分
    • ごま油……小さじ2
    • 酒……大さじ2
    • ナンプラー……大さじ1と1/2
    • レモン(国産)スライス…… 6枚
    • レモン汁……大さじ2
    • こしょう……少々

作り方

  1. せりと香菜は食べやすい長さに切り揃え、玉ねぎはみじん切りにする。
  2. アーモンドはオーブントースターなどでローストし、大きめに砕く。
  3. フライパンにAを入れて中火にかけ、香りが立ったら玉ねぎと鶏ひき肉を加え、肉の色が変わるまで炒める。
  4. Bを加えて汁気がなくなるまで炒め、Cを加えてさっと炒める。
  5. 粗熱が取れたら②とともに保存容器に入れ、食べる直前にせり、香菜と合わせて混ぜる。

ひき肉にナンプラーなどを加えて、汁気がなくなるまで全部吸わせるのがポイント。しっかり味になって、その味で香り野菜を食べるようにすると、ドレッシングいらずに


「今日は何を作ろうかなと料理を考えるのは、楽しみだったり、悩みだったりしますね。いつもの食材でバリエーションを出すことができれば、時間もかからず、繰り返
し作るから腕も上がります」(マキさん)

撮影/木村 拓(東京料理写真) スタイリスト/朴 玲愛 取材・原文/海出正子
詳しくは2017年11/7発売LEE12月号に掲載しています。

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