元看護師という医学的知識と観点から、インナービューティも大切にする美の提案が人気のビューティディレクター/メイクアップアーティスト、早坂香須子さん。
そんな早坂さんの寝室はどんな風?睡眠グッズは何を使っているの?
眠りにこだわる達人3人への、ベッドまわりアイデアインタビュー、第2回目をお届けします!
File2 ビューティディレクター/メイクアップアーティスト 早坂香須子さん
アロマをたいて、自分の眠りを分析
毎日多忙ゆえにショートスリーパーで、眠りも浅かったという早坂さん。睡眠の大切さはわかってはいたものの、より“良質な眠り”を追求しはじめたのは、植物の力を暮らしに活用する、フィトセラピーとの出会いがきっかけでした。
「睡眠は時間の長短でなく、眠りはじめの深さが大切。そこで、寝る前にアロマを使ったリラックスタイムを大切にするようにしました。1カ月前からは“睡眠日記”もつけ、『どんなアロマを使ったときに目覚めがよかったか』『前日にどんなものを食べたときに、寝つきがいいか』などを記録。自分の眠りの傾向がつかめて、疲れの取れ具合がぐっと変わったんです」
そろそろ眠ろう、と思ったら、スマホもPCもシャットアウト。これらのブルーライトは、エスプレッソ2杯分もの覚醒作用が! 就寝1時間前からは手に取りません。
「とはいえ仕事に追われて、つい夜更かしになることも。だからこそ週に2、3日は『今日の最大のミッションは、よく眠ること!』という夜を設定。アロマをたいて、じっくり入浴、普段より早くベッドに入って……と気持ちよく入眠する日を意識的に作っています」
1 低めのベッドで、朝日を全身に浴びる
ベッドは、今の部屋に引っ越した際、マットとすのこ部分だけ残して低めに設定。
「低いほうが空間にゆとりを感じるし、大きな窓からの光を全身で受け止められる気がして」
心が静まる青と白を、寝室のテーマカラーに。ベッドカバーは、フィンランドの「Samuji」のもの。
2 夏は頭を冷やし寝つきよく。眠るついでに、美肌も!
「テンピュール」の枕にかけた「モリシタ」のカバーにはシアバターが練り込まれ、顔や髪の潤い効果も!
ミニピローは、リラックス効果のある岩塩とフランキンセンス入りの「ブレインレスト」。冷蔵庫で冷やして使うと、暑い夜も寝苦しさ軽減。布団カバーはさらさらの「アルディン」のリネン。
3 睡眠中の動きをじゃましないしっとりやわらかパジャマ
パジャマは「スキンウェア」。染料として、保湿効果もあるアロエが使われている。「ナナデコール」のアイピローは、目のまわりをしっかり包み込み、暗闇を作ってくれる大きめをセレクト。ともにオーガニックコットンのやさしい肌触りで、心地よく入眠できる。
4 安眠に特化した香りアイテムをそろえて
「Tokotowa」の香水"Purity&Dreams" 、「バンフォード」のピローミストなど、安らかな眠りにいざなう香りが枕元にスタンバイ。その日の気分で"心地いい"と感じる香りを選ぶ。
5 水晶や花で、睡眠中の空気を浄化
よい気の流れを作るとされる、水晶や生花をベッドサイドに。すがすがしい空気に包まれ、目覚めも快調。テーブル代わりのシェーカーボックスには、使っていないリネン類を収納。
次回は整理収納コンサルタント、本多さおりさんの登場です。
撮影/大森忠明 取材・原文/福山雅美
詳しくは2017年7/7発売LEE8月号に掲載しています。 [最新号] 試し読み・定期購読はこちら
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