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寝苦しい夜に効く快眠ニュース

【良質な睡眠とは?】眠りの質は上げられる時代に! まずは時間の確保から始めよう!睡眠の権威 柳沢正史さんに聞きました

2026.08.07

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睡眠賢者の口コミ大充実

疲れているのに眠れない人、必見!

寝苦しい夜に効く快眠ニュース

寝苦しい夜に効く快眠ニュース

睡眠の大切さはわかってるけれど、考え事が浮かんで寝たくても寝られないことも……そんな睡眠迷子のLEE世代には眠り上手な人の口コミが役に立つ! 最新の知見やアイテム情報を取り入れて、夏の夜もぐっすり。

Index
  1. 寝苦しい夜に効く快眠ニュース
  2. 睡眠の質は上げられる時代に! まずは時間の確保から始めよう
  3. 世界では睡眠時間を長くとるほうが生産性が上がるというデータが!
  4. 睡眠を“見える化”する技術が進化し、睡眠の管理をしやすい時代に
  5. 快眠に特化した商品が多ジャンルで増加
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柳沢正史さん

柳沢正史さん

睡眠学者

筑波大学 国際統合睡眠医科学研究機構 機構長。医学博士。米国科学アカデミー正会員。脳内で睡眠と覚醒をコントロールする神経伝達物質「オレキシン」を発見。睡眠科学の第一人者として活躍。

世界的な睡眠の権威 柳沢正史さんに聞く

睡眠で大事なのは、質よりも量!

まずは時間をしっかり確保して。自分に合った入眠アイテムに頼るのも手

快眠イラスト

睡眠の質は上げられる時代に! まずは時間の確保から始めよう

「よく『良質な睡眠とは?』という質問を受けますが、大前提として睡眠で大事なのは質よりも量。十分な睡眠時間の確保がとても重要です。十分な時間とは実は人それぞれで、30〜40代女性では7〜7・5時間程度が平均。ですがこれより短い人も長い人もいます。朝スッキリ起きられてよく休めた感覚があり、昼間も眠くならずに過ごせること。これを自分にとって必要十分な睡眠時間がとれていることの目安にしてみてください。日本人は世界一睡眠不足だといわれます。『寝る間も惜しんで頑張る』という表現があるように、まだまだ睡眠が軽視されがち。でも、実際にはしっかり寝るほうが生産性は高い(下記参照)。多忙なLEE世代は、寝るのが遅くなる日もあるでしょう。ですが、その日の“残り時間を睡眠に充てる”という考えからまずは脱し、就寝時間を起点に生活を組み立てるように、徐々にでも変えていけるといいですね。

そのうえで眠りの質について考えてみましょう。LEE世代は女性ホルモンの波や室内と屋外の温度差に影響を受けて、自律神経のバランスが乱れがち。また、夏は夜明けが早いせいで予定の起床時刻より早く目覚めてしまったり、暑さによる夜中の中途覚醒など、熟睡を妨げる要素も多い。そのため、疲れているのに眠れない状態に陥ることも。近年はウェアラブルデバイスなど、睡眠の基礎研究を実生活に生かせる商品やサービスが増えてきました。そうしたアイテムを活用するのもひとつの手。ぜひ睡眠ファーストの生活にシフトし、元気で意欲的な毎日を送ってほしいと思います」

Point

世界では睡眠時間を長くとるほうが生産性が上がるというデータが!

下のグラフは世界各国各地域の1人当たりのGDP(国内総生産)と平均睡眠時間の関連を示すグラフ。しっかり睡眠時間を確保している国や地域のほうが生産性が高い傾向にあることが見て取れます。「よく寝ることで記憶が整理され、洞察力や気づきの能力が上がるという研究が。また睡眠不足によって生活習慣病やメンタル不調のリスクが上がり、免疫力も低下します。生産性を上げるには、寝ないで頑張るより、睡眠時間を増やすほうが近道だと世界のデータが証明しています」

★ 世界の睡眠時間とGDPの関係

世界各国各地域の1人当たりのGDP(国内総生産)と平均睡眠時間の関連を示すグラフ
※出典:「ワールドエコノミックフォーラム」(2019年)掲載の睡眠追跡アプリ「スリープサイクル」による調査結果より、一部抜粋

Point

睡眠を“見える化”する技術が進化し、睡眠の管理をしやすい時代に

テクノロジーの進化により、睡眠の状況が可視化できるように。柳沢さんが開発した「インソムノグラフ」は、睡眠中の脳波を測り、AIが解析することで睡眠改善へと導くサービス。「今まで睡眠中の脳波計測は専門病院でしかできませんでしたが、これは自宅で自分でできるのが最大の特徴。自覚しにくい睡眠時無呼吸症候群などの疾患に気づくこともできます」

・インソムノグラフ(www.suimin.co.jp

柳沢さんが開発した「インソムノグラフ」は、睡眠中の脳波を測り、AIが解析することで睡眠改善へと導くサービス


Point

快眠に特化した商品が多ジャンルで増加

コロナ禍で健康や生活を見直す動きが広まったこともあり、今睡眠は世界的な関心事に。睡眠後進国の日本でも、寝具やウェア、スリープテック(ITやAIの技術で睡眠を計測する)の市場は成長中。「今や睡眠は『ただ寝る』から『よりよく寝る』時代に。睡眠研究が進み、さまざまなジャンルのアイテムやサービスとして少しずつ社会実装されてきたと言えるでしょう」

Staff Credit

イラストレーション/千田 花 取材・文/遊佐信子
こちらは2026年LEE8・9月合併号(7/7発売)「寝苦しい夜に効く快眠ニュース」に掲載の記事です。
※商品価格は消費税込みの総額表示(掲載当時)です。

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