スタイリスト 石上美津江さん流
夏に着たい【可愛い黒の服3選】ワンピース、フリルブラウス、ボリュームスカート。涼しげに、甘さをほんのり爽やかに感じられる!
-

竹下玲奈
2026.05.11
あくまで普段着として投入したい
スタイリスト石上美津江さんの「可愛い黒の服」

スタイリスト石上美津江さんの好きなもの、そしてもの選びやスタイリングのセンスをとことん掘り下げる大人気企画が、およそ1年ぶりにカムバック! 第6弾は〝石上さんらしさ〞を作るうえで核となる色であり、LEE読者にとっても身近な「黒」がテーマです。日常からフォーマルなシーンまで活躍し、どの色よりも振れ幅の広い黒を、どんなアイテムで、どんなふうに取り入れているのか。石上さん的〝夏の黒との付き合い方〞をたっぷりお届けします。
コットンやリネンといった天然素材ならではのナチュラルでドライな風合いに、繊細なディテール。夏に着る〝可愛い黒の服〞は、黒を涼しげに、甘さをほんのり爽やかに感じるものが好きです。こういうバランスの服って簡単に洒落感が出るけれど、決して大げさに見えなくて、すれ違ったときに「あ、なんか素敵だな」って思ってもらえるくらいの存在感。いつもの生活にすっとなじんでくれるから、カジュアル派も着こなしやすいと思います。
スタイリスト石上美津江さん
ONE-PIECE
空気をはらんで優雅に揺れる黒ワンピはハンサムに引き寄せて“微糖”を堪能!

「今年の夏は、レイヤードして楽しめるキャミワンピースが気になっています。こちらは肩紐が細い共布リボンで、腰まわりにハニカム模様の刺しゅうや、タックがふんだんに施されたフレアシルエット。言葉だけ並べるとすごくドラマティックに感じますが、こういうデザインもドライで少しシアーな黒のコットンなら平常心で投入可能! メンズ度高めにまとめると、今にちょうどいい甘さ加減&涼やかさに」(石上美津江さん)
BLOUSE
王道のフレンチカジュアルにシックな甘さをくれるフリルブラウス

「夏に〝可愛い黒の服〞を着るときに気をつけているのが、周りから暑苦しく見えないこと。特にフリルなど甘いデザインがきわだつものは、黒の色合いも涼しく感じるトーンを選びます。ティアードのフリル衿ブラウスは、シックでいて清涼感ある〝ネイビーブラック〞。ベージュのチノパンと籐かごのバッグ、そして真っ赤なバレエ靴という、おなじみの組み合わせで作るフレンチカジュアルも、コケティッシュな可愛さがありつつ大人らしく着地!」(石上美津江さん)
SKIRT
ふわっとボリューミーなスカートはゆるいムードでまとめるのが石上流

「ふんわり広がって舞うように揺れる、優しい透け感の黒コットンスカートは、腰まわりを繊細なタックプリーツがぐるりと囲むクチュール感たっぷりな一枚。甘辛MIXが好きで、ドレッシーな装いにどうも照れちゃう私は、あえてスカートと同じくらい存在感のあるオーバーサイズのトップスを合わせ、ゆるっとカジュアルに仕上げたい。ボーダーとバンダナ柄、ストローハットにキャンバス生地のスニーカー。このごちゃまぜ感が洒落感に昇華するのも、信頼の黒だからこそ!」(石上美津江さん)
「間違いのない黒」に出会えたことで、おしゃれに自信が持てるように!
実を言うと、20代の頃はまったく黒に惹かれなかったんです。若い私には無難すぎて、なんだか物足りなくて。黒以外に選択肢があるのなら、迷わず違う色を選んでいました。
黒を好きになったのは、個人的にもスタイリストとしても、おしゃれの知識が養われて経験値が上がり、自分のスタイルがわかり始めた30代に入ってから。誰の目にも留まるような華やかさよりも、どちらかと言うと静かで控えめなものに魅力を感じるようになり、自然と黒を手に取ることが増えていきました。そんな中で流行に左右されることなく自分らしさが表現できて、「間違いのないもの」だと確信が持てる黒い洋服や革小物に出会い、今ではどんなときも常に一緒にいたい(いてもらわないと困る!)相棒のような存在に。
私が好きなのは、特別な日や特別感を演出したいときに身につけるのではなくて、いつものおしゃれに寄り添ってくれる黒。今回も、その想いをコーディネートにたくさん込めました。
石上美津江さん

石上美津江さん
スタイリスト
『LEE』『BAILA』をはじめ、さまざまな女性誌やカタログ、広告で活躍する人気スタイリスト。ベーシックさの中に旬感と可愛げを忍ばせたカジュアルコーデは、モデルやスタッフにもファン多数。
Staff Credit
撮影/金谷章平(人物、ロケ物) 坂田幸一(物) ヘア&メイク/MAKIスタイリスト/石上美津江 モデル/竹下玲奈 取材・原文/鈴木絵美
※価格のないものはすべてスタイリスト私物です
こちらは2026年6月号(5/7発売)「スタイリスト石上美津江さんの「いつだって黒が好き」」に掲載の記事です。
※商品価格は消費税込みの総額表示(2026年6月号)です。
FASHIONの新着記事
-
【黒ベースの柄でコーディネート3選】一点投入でコーデがぐんと楽しくなる!スタイリスト石上美津江さんが提案
2026.05.15
-
軽量、完全遮光…【日傘徹底検証】失敗しない選び方からモデル&美プロの愛用日傘まで!ベストな1本は?2026最新
2026.05.15
-
【ワークマン】真夏も快適!2026年の新作「手編みペーパーハット」が優秀すぎる/川口ゆかり
2026.05.15
-
大人のカジュアルコーデを盛るなら「スカーフ」。私はトゥモローランドで購入/スタイリスト徳永千夏さん
2026.05.15
-
腰巻スタイルを作るワンテクスカート。ベーシックなトップスとのワンツーで一気にこなれ感が増す!/明日なに着る?
2026.05.15
この記事へのコメント( 0 )
※ コメントにはメンバー登録が必要です。
















